皆さん、お肌の調子はいかがですか?
毎日のように汗をかいて暑い場所と冷えた場所を行き来して
疲れているのは体だけではありません。
お肌だって夏バテをします。
そこで、今回は夏バテからお肌を守るべく「お砂糖ケア」のお話をすこし。
え?お塩の間違いじゃないの?と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、
間違いありません、本日の主役は「お砂糖」です。
どうしてお砂糖なのかといいますと、
アトピーの方やお肌の弱い方へのお肌にも合う場合が多いからです。
お塩のスクラブもたくさん商品化されていおり、
効果も多種多様で魅力的なものばかりです。
ただ、お塩で作られたスクラブは、粒子が角ばっていて粗く、
お肌の上に乗せてからもなかなか溶けないため、
お肌に刺激を与えすぎて傷つけていることもあるのです。
お肌の角質取りをするときには効果絶大なのですが刺激も強いため、
お肌のトラブルの無い方であれば回復も早いのですが
お肌が弱い方は使用時に注意しなくてはいけません。
一方、お砂糖のスクラブはお肌にやさしい上に
お塩とはまた違った魅力を持っています。
夏のダメージによって疲れているお肌には是非お砂糖のご褒美を!
【お砂糖スクラブの嬉しい効果はなあに?】
■お肌のターンオーバーを整えてくれる。
お砂糖を使って洗顔をすると、角質層に水分が取り込まれます。角質が潤うのでゴワゴワと固くなった不要な角質が自然に剥がれます。これによって、お肌のゴワゴワやザラつきが一掃されますので、お肌の色もワントーン明るくなります。
■お肌の保湿力がぐーんとアップする。
お砂糖は水と結びつきやすいため、保水力が高いのです。お塩と比べるとお砂糖の方が水に溶けやすいことはご存知かと思いますが、このためです。お砂糖をお肌に乗せると、角質層にお砂糖が浸透します。もちろん水分を抱え込みながら浸透し、その水分が逃げないようにしてくれますので、お肌がしっとり、もっちり潤います。
■お肌のダメージを回復させる治癒力がアップする。
お肌にお砂糖を乗せると、ある細胞の動きが活性化するそうです。このある細胞というのは、ヒアルロン酸やコラーゲンを作るためには欠かせない細胞です。この細胞が力を発揮してくれていれば、お肌のダメージも回復しやすくなります。お肌への刺激を抑えつつ不要な角質を取り除いたり、修復したり、保湿したりと至れり尽くせりです。
【お砂糖ケアってどうするの?】
お肌との相性もありますのでいくつかのパターンをご紹介します。
全てボディーやお顔の両方に使用できますが、
好みやお肌との相性を見ながらご自分に合う方法を選んでくださいませ。
■お砂糖と何を合わせる?
【A】お砂糖+オリーブオイル
お砂糖とオリーブオイルを3:4くらいの割合で混ぜ合わせます。濡れたお肌に乗せて、優しく円を描くようにクルクルと洗います。ボディーに使うにはオリーブオイルがたくさん必要になってしまいますので、お顔のケアや小鼻のざらつきなどのポイントケア等におすすめです。オリーブオイルには抗酸化作用がありますのでアンチエイジングも期待できるのですが、正直なところ私はオリーブオイルの香りが強く感じられてしまうため、次のブレンドの方が好みです。
【B】お砂糖+はちみつ
お砂糖とはちみつを1:1の割合で混ぜ合わせます。お砂糖の保湿効果だけではなく、はちみつの保湿効果と殺菌作用や消炎作用など様々なはちみつ効果がプラスされます。
■混ぜるのは面倒だという方は、いつもの洗顔料にプラスして!
こちらはとても簡単です。
いつも使っている洗顔料をしっかりと泡立てたら、泡にお砂糖を適量加えてなじませます。ここで注意しなくてはいけないのは、洗顔料にお砂糖を混ぜ合わせると泡立ちませんので、必ず泡を作ってからお砂糖をプラスしてください。スクラブ泡をお肌に乗せて普段通りに洗顔します。つるすべになるだけではなく、もっちり感がありますし、その後の化粧水の浸透が良いので普段よりも多めの化粧水でお肌をしっかりと潤わせてください。普段よりも多めの化粧水がポイントです。
■そのまま豪快にお肌に乗せられるのもお砂糖だから!
私はボディケアをしたいときには、濡れたお肌にそのままのお砂糖を乗せて優しく円を描くようにマッサージをします。お砂糖をマッサージしながらお肌の上に伸ばしていると体温で溶けるのですが、すぐには洗い流さずに1分ほど放置します。この間にお砂糖がお肌を柔らかくもっちり、潤わせてくれますので是非1分間パックを!洗い流した後のツルツルもちっとしたお肌はいつまででも触っていたくなりますよ。
【注意しなくてはいけないこと】
お砂糖は上白糖かブラウンシュガーを使いましょう。
お砂糖をみれば想像できるかと思うのですがザラメ糖やグラニュー糖は粒子が粗く固いですよね。お肌にダメージを与えてしまいますので使用しないでくださいね。上白糖やブラウンシュガーは優しいですがスクラブに変わりはありません。お肌の上でこすらないようにしましょう。体温で溶かしながら優しくなでるだけで十分です。
そして、お砂糖ケアは週に1回で十分です。いくら優しいとはいえ、頻繁にケアをすればダメージに繋がります。私はお肌が弱いということも理由の一つではあるのですが、
お砂糖ケアは月に1度くらいしかしていません。その代わり、いつもより少し時間をかけてお砂糖も少し多めに使ってケアします。保水力が上がるとアトピーによる乾燥が防げますので痒みも出なくなります。
お砂糖の甘い優しさをお肌に届けて、お肌の夏バテを予防してみてはいかがでしょうか?
関連記事:
画像をお借りしています。:https://jp.pinterest.com/