半年ほど前に友人と話をしていると
ロールアップトーストを作ったりする?と尋ねられた。
単語の意味から、それがどのようなものかはすぐに察しがつくと思うのですが、
食パンに好きな具材を巻き込んで作る、ちょっとおしゃれな仕上がりになるトーストのことです。
日本のパン屋さんやカフェで個々のお店一押しのアレンジが加えられた
ロールアップトーストや、ロールアップフレンチトーストを見かけることができます。
様々な締め切りが迫ってくると外でゆっくり気分転換をする余裕を無くす私は、
自宅でカフェ気分を味わうべくキッチンへ立ちます。
シンプルな普通のトーストでも十分美味しいため、
時々、原点に返りはするものの、
今も時々楽しんでいるトーストの食べ方がロールアップトーストです。
デザートに仕上げるもよし、お食事に仕上げるもよし、
具材だって冷蔵庫の中を覗いて在りもので作ることができ、
いつもよりほんの少し丁寧にお皿に盛りつけるだけで気分が上がるひと皿が完成します。
食パンを召し上がる機会がある方は、一度作ってみてはいかがでしょうか?
私は食いしん坊だからでしょうね……、
どちらかと言えば、お食事に仕上げたものが好みなので、
ロールアップトーストはチーズやアボカド、
ベーコンやチキン、お野菜などをその日の気分と冷蔵庫内事情によって仕上げ、
作り置きしているトマトソースやバジルソールなどを使った
簡単ディップソースを添えるなどしています。
作り方は、様々なレシピと共にネットで目にすることができるかと思いますので、
ここでは、イメージをつかんでいただくために簡単にご紹介しますね。
【作り方の手順】
【1】食パンを麺棒などを使って平らにします。
巻きやすさや崩れにくさを考慮すると、できるだけ薄くした方が良いようなのですが、私は食パンのふわっとした食感が好きなのでパンを潰し過ぎないようにしています。こちらはお好みで調節してください。
【2】お好みの具材を食パンの上に並べ、巻く。
手巻き寿司をつくるようなイメージで巻くことができるだけの分量を並べてくださいね。慣れるまでは、欲張って具材を乗せてしまうと上手く巻けずに具材が飛び出してしまいます。具材を並べたら丁寧にしっかりと巻きましょう。逸る気持ちを抑えつつ!がポイントです。※デザートに仕上げたい場合やフレンチトーストにしたい場合は、この巻いたものを卵液にくぐらせます。
【3】フライパンで焼く。
熱したフライパンに必要であればバターやお好みのオイルをひき、巻き終わり部分を下にして並べ、こんがりと焼き色が付くまで焼きます。私はココナッツオイルやオリーブオイルを使っています。※卵液が付いている場合は、焦げやすいので注意しましょう。パンの正面をカリッと仕上げると食べたときに様々な食感を楽しめ、より充実したひと皿になります。
【4】素敵に盛り付けたら出来上がり。
お気に入りのお皿を取り出して、あなた好みに盛り付けてください。
ご家族や大切な方と楽しむのももちろん良いのですが、
一人の時間に自分をおもてなしするような気分で作るのもおすすめです。
ポッと一人の時間が出来たけれど外でお食事するほどの時間はない、
そのような時でも至福のひと時を過ごすことができるのではないでしょうか。
お食事プレートの出番が多い私も時々デザートプレートを作ります。
シナモンとハチミツをきかせたロールアップフレンチトーストに
スライスしたイチゴをたっぷりトッピングするのがお気に入りです。
カロリーが気になるけれど白い粉砂糖を雪を降らすように散らすと、
何故だかテンションが2割ほど増すような気がしております。
変わらない日々はとてもありがたいものだけれど、
そのいつもの日々は自分次第で如何様にもデコレーションすることができます。
今年の夏はロールアップトーストで、いつもの時間を飾ってみませんか?
美味しい時間になりますように☆彡