夏や冬という季節はアトピー持ちにとっては少々気が重くなる時期でもあります。
普段どおりのケアをしていたとしても、
気候という名のお肌へのダメージ要素が増えてしまいますので、
なんとなくお肌のコンディションが整いきらないように感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
トラブル知らずという方にとっては想像し難いことのようなのですが、
アトピー持ちだったり、敏感肌の方にとっては、
ケアそのものがお肌への刺激に変わることも珍しいことではありません。
ですから、ケアの塩梅を計るということも
肌トラブルを抱えている方にとっては大切になってくるのです。
アトピーは、免疫機能の異常や低下が原因の一つと言われています。
外側からのケアだけでは根本的な改善にはならないため、
内側からのケアにも目を向ける必要があるように思います。
今回は腸を元気にしてアトピーの症状を緩和させてみませんか、というお話を少し。
アトピーとは無縁だから今日のお話は関係ない
という大人レディーもいらっしゃるかと思いますが、
ターゲットは「腸」なので、動脈硬化予防やダイエット効果、美肌効果、便秘解消などにも繋がります。
目的はそれぞれかと思いますが腸を元気にしたいという方がいらっしゃいましたら、
今回のお話を、チラリ覗いていって下さいませ。
私たちの腸は様々なものを吸収し体に影響を与えます。
その様々なものの中には体に害を及ぼす細菌なども含まれています。
ですから、体に害を及ぼすようなものが入り込んだ際には
私たちの体を守るために腸にある免疫器官がこれを取り除いてくれています。
この免疫機能の７割ほどが腸に集中しているのだそうです。
この機能が弱ってしまうと選別がきちんと出来ず、
体にとって害ではないものまで害があると判断するようになってしまいます。
この状態が慢性化してしまった状態がアトピーや食物アレルギーなどの原因になります。
短期間であれば、便秘や肌荒れといった症状で現れます。
ですから、アトピーの症状を少しでも緩和、改善したい方は
外側のケアをするのと同時に腸内環境も整えましょう。
アトピーの為だけではなく腸内を整えるという事は、
先日「腸内フローラとスリムボディ」というお話コードでご紹介したような効果など
様々な嬉しい効果が鈴生りです。
【それで何をすれば腸内環境が整うの？】
先日もお話しさせていただいたようにビフィズス菌や乳酸菌を増やします。
その為に、お砂糖の代わりにオリゴ糖を使ってみるという方法があります。
オリゴ糖はビフィズス菌の大好物なのです。
オリゴ糖は、たまねぎ、ねぎ、ごぼう、はちみつ、枝豆、バナナといった
お野菜や果物に含まれているのですが、
食べ物から十分なオリゴ糖を摂ろうとすると摂取カロリーが増えてしまいます。
ですから、お料理の際に使うお砂糖をオリゴ糖にするなどすれば、
ストレスを感じることなくオリゴ糖を自然に摂ることができるかと思います。
オリゴ糖１００％のものもありますし、オリゴ糖を含んでいるお砂糖もありますので
この辺りはお好みで取り入れやすいものをチョイスしてみてはいかがでしょうか。
【頑張り屋さんほど注意！】
頑張り屋さんは規則正しくオリゴ糖を摂取しがちですが、
規則正しいリズムでオリゴ糖を摂取すると腸内に居る悪玉菌が慣れてしまい
オリゴ糖の効果が発揮されないことがあるのだとか。
ですから、自由気ままに様々な食材と一緒にお召し上がりくださいね。
私は自分の腸内環境に自信は全くありませんが、
もう随分と長い間、オリゴ糖(１００％)のお世話になっています。
アトピー症状が全くでないわけではありませんが、
自分がアトピーだという事を忘れて過ごすことの方が多くなりました。
ひと塗りすれば効くお薬もありますが、
このようなアプローチはちょっとのダメージでは揺るがない土台を作ってくれます。
ご自分に合った内側からのケアと外側からのケアを組み合わせてみてくださいませ。
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