ふと電車の中で耳に入ってしまった言葉がある。
「冷え性ってそんなにツライもんなの?」
「着ればすむ話じゃないの」
思わずゆっくりと、その声のした方を振り返る。
その声の主たちは、大人感漂う男性2人組だった。
つり革を握る手に光る指輪から奥様に関する共通の話題か何かだったのだろうか?
それとも、職場内でのエアコン設定温度の延長線上にある話題だったのだろうか?
何となく、もやっとした瞬間だった。
もちろん、どのような事も経験したことがなければ真に理解するのは難しい。
だから、その男性たちの素朴な疑問感漂う発言は攻められるものでもないし、
逆に、冷え性に悩む女性たちが、男性陣に対してどうして分かってくれないの?
と詰め寄って当然というものでもないのだけれど。
ただ、それ程に男性と女性の体感温度は違うものなのか、と改めて感じたのです。
そして、着込んだだけで冷え性が改善されるのであれば、
今頃、世の冷え性の女性たちは、皆なぬっくぬなのでございます。
一筋縄ではいかない冷え性だからこそ、女性陣は試行錯誤しているのです。
と、心の中で、少し離れた場所に立っている男性たちに向けてメッセージを放ってみたりして。
私は、子どもの頃から暑がりだったため、
冬でも室内では「裸足」で歩き回っておりました。
その寒々しく見える足元を家族に見せつけ、
冷え性を極めているような母を無駄に身震いさせてもおりました。
しかし、ある時期、自律神経を大きく乱したことがありまして、
そんな私も冷え性チームの仲間入りを果たしたわけでございます。
自分は冷え性だと自覚できるほどの冷えを経験したからこそ、
冷え性側の気持ちも冷えとは無縁側の気持ちも理解することができました。
そして、現在は、冷え性で悩んでいるという域は脱しましたが、
忙しさなどの理由から自律神経が敏感になり揺らいでくると、深い冷えを感じます。
冷え性は自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れを表すサインでもあります。
冷え性の方は、既に内側からも外側からも体を温かくしているかと思いますが、
それでも、なかなか改善が感じられないという方は、
温めることと並行して『自律神経を整える、正常に戻す』ことも意識してみて下さいませ。
もちろん、自律神経を整えるということは女性だけでなく男性にとっても大切です。
冷えの改善だけではなく体本来の機能を整えること、
がん細胞をやっつけられる体つくりなどにも繋がります。
せっかく体の為になることにトライするのなら、
不調の種を蹴散らせるような体作りも同時にしておきたいですものね。
もう冷え性は改善できないのではないかしら?
と諦めてその場しのぎの策だけを駆使するのではなく、
柔軟に視点を変え体ケアをしてみてくださいませ。
じわり、じわりではありますが、体は変わっていきます。
幸せのレシピ集内では季節に応じた自律神経を整えるためのケアや、
その他の効果と組み合わせたケア、仕組みなどを視点を変えてご紹介しています。
冷え性改善に的を絞って実践しやすいものから選ぶも良し、
冷え性改善の他にもプラスしたい効果があれば、
両方に効果がある自律神経を整えるケアを選ぶも良し、
あなた好みのケアをチョイスしてみてくださいませ。
冷え性改善のヒントがみつかりますように☆彡
身も心もポカポカレディーでまいりましょうね。
関連記事:※下記の記事は一部です。他にも自律神経に関する記事をチェックしたい場合は自律神経のワードをブログ内を検索してみてくださいませ。