新色の春色リップも出揃ってきた気がいたしますので
本日のお話コードは先日に続き「唇」ということで、お話さえていただこうと思っております。
お好きなお飲み物をふーふーしつつ、覗いていってくださいませ。
先日、自分好みの春色リップを新調することができたのですが、
お店の方と成分について会話をしていたとき、
女性は生涯で20本ほどの口紅を食べているという話題があがりました。
皆さんは毎年、何本くらいの口紅やリップクリームを購入しますか?
ライフスタイルの変化や好みによって購入総数や
口紅とリップクリームの割合等は変わってくるかとは思いますが、
女性は生涯で数十本の口紅やリップクリームを食べているのだそう。
私がこの話を初めて耳にしたのは社会人になりたての頃に
仕事仲間と一緒に顔を出すことになったビューティー講座でのこと。
学生の頃よりも自由にあれやこれやと楽しみながら、
自分好みのアイテムを探すことが楽しいお年頃でした。
その中で聞かされた現実は、それなりの衝撃を当時の私たちにもたらしました。
講座に参加した後、素直に帰宅する気になれなかったのだと思います。
イタリアンか何かの食事をしながら互いに自分のポーチを覗き込み、
「この口紅の成分は何だろう?」
「やっぱりさっき教えてもらったアレも入っているよね。」
と美味しい食事を前に味気ない話をしていたような記憶があります。
情報を見なくとも、朝塗った口紅はお昼には塗り直さなくてはいけない気がするし、
ランチをした後には、きれいさっぱりスッピンリップが露わになっている。
休日だって、リップクリームや色付きリップクリームを気付く度に塗り直す自分がいる。
自分の生活を少し観察すれば、「あぁ、食べてるな」と頷くことができる内容だけれども
その後、世の中に出てくる情報を注意深く見ていると
数字には多少の増減がありはするものの、
女性はある程度の本数、口紅やリップクリームを食べているという事に変わりはないのだと
情報を見聞きするたびに「あぁ、やっぱり」と、あの日の衝撃を思い出すのです。
女性の要望を叶えるためには
石油由来の成分である色素や添加物といった化学化合物が多く含まれることになります。
もちろん企業努力が注がれているわけだから体には害はない分量です。
ただ、生涯量を通して見てみると少し不安が過りませんか?
幸せのレシピ集内では本来体に不要なものや自然界に存在しない成分は
体内で分解されずに蓄積されたり、分解されにくいものがあることに触れていますが、
結果的に「食べている」という状態なので、
同じようなことを口紅やリップクリームで行っているのです。
口紅はお洋服に着いたら取れにくいですよね。
それが内臓に付着したら、
内臓はゴシゴシ洗うことができないですし、メイククレンジングだって使えません。
沈着してしまうものもあっても不思議ではありません。
このような事があったものだから、
オーガニックのものしか使わないという極端なものではないけれど、
唇ケアに使うもの、唇メイクに使うものは、
出来るだけ安全重視が板についている私がおります。
ここ10年程でオーガニックという言葉も随分と定着してきましたし、
商品も手に届きやすい状態のものも増えてきています。
口紅に求めるものは人それぞれですので
使い慣れている口紅をオーガニックが良いらしいという理由だけで
切り替えるのはハードルが高いかもしれません。
ですが、リップクリームならどうですか?
少しだけ、ハードルが下がりませんか?
女性は年齢を重ねるごとい唇の縦ジワを気にされる方も増えてきますが、
リップクリームでの唇ケアを見直すことでこの縦ジワをふっくらさせていくこともできます。
お手持ちのリップクリームが無くなりましたら、
オーガニックタイプの物をトライされてみてはいかがでしょうか。
体内に不要なものを溜め込まないだけでなく、
いつまでも艶やかぷるんとした唇だって手に入れてしまいましょう。
読んでくださった方の何かしらのヒントになれたのであれば幸いです。
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