耳には、体中のツボが集まっていることはよく見聞きします。
こちらでも過去記事で触れており、
耳全体のマッサージが、美容と健康を同時に底上げすることは既にご存知かと思います。
それに加えて最近は、歯や顎などのトラブルや、そこからくる肩や首のコリ、頭痛なども、
耳のマッサージで緩和することができると注目されております。
耳のマッサージをするのであれば、効果・効能は一度にまとめて手にしたいもの。
今回は、歯や顎などのトラブル視点から耳のマッサージを覘いてみたいと思います。
まずは、お口の中、ほっぺの内側辺りを舌で触れてみてくださいませ。
トラブルが無ければ、柔らかいだけの部分なのですが、
横に一本、筋のようなものが感じられた方は、
ストレスによる歯ぎしりや虫歯、噛み合わせが合っていないなど何かしら、
お口の中にトラブルの種が眠っているのだとか。
もし、お口の中、ほっぺの内側辺りに一本の筋がある場合は、
トラブルの種が更に、肩や首のコリ、頭痛の原因になっている可能性もあると言われておりますので、
簡単に行える耳のマッサージで、
お口の中や体の状態をできるだけニュートラルな状態に戻してみませんか。
もちろん、このマッサージついでに耳つぼも刺激して、
その他の美容と健康と女性の皆さんは色香も、まとめて手にしてしまいましょう。
耳を上部、中部、下部と三等分に分け、
それぞれの場所を親指と人差し指、中指で挟むようにして軽く掴みます。
耳を掴んだら、斜め上45度辺りへ向かって引っ張り上げるようなイメージで伸ばし、
できるだけ大きな円を描くような気持ちで耳をグルグルと回します。
急いで回す必要はなく、ゆっくりと丁寧に回します。
一定数、前に回したら、今度は後ろにも同じ回数回します。
これを、耳の上部、中部、下部の3か所で行います。
この時、痛いと感じる方は、何かしらの負担が、
お口の中や、触れている部分にあるツボに対応した体の部位にかかっているサインです。
筋肉を優しくほぐすような気持ちでグルグルと回してください。
回しているうちに痛みが消えて耳やお顔周り、首や肩がポカポカと温かくなってきます。
ここで止めてしまっても良いのですが、このままでは、お口の中にトラブルの種と、
指が触れている部分のツボに対応している体の部位の美容と健康だけのケアです。
ですから是非、3か所のマッサージが終わったら、親指と人差し指で耳を挟んで、
ぎゅっ、ぎゅっと力を入れて場所を変えながら、窪みも含めて耳全体を押していきましょう。
耳の皮膚全部に触れるようなイメージです。
気が付いたときに何度行っても良いので、
移動中やテレビを見ながら、入浴中や眠りにつく前のナイトマッサージとして、
スキマ時間に体が喜ぶことをしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、お口の中にできた横筋は、
このマッサージを1週間ほど続けることで改善するのだそう。
別の情報として見聞きすることが多いマッサージも、中身を覘いてみることで
組み合わせることで時間を有効に使うことができたり、
自分に合ったアレンジを加えられたりするものです。
自分にとっての一番を見つけるための、きっかけにしていただけたら幸いです。
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