先日、我が家の常用オイルであるオリーブオイルを、うっかり切らしてしまい買いに行ったのです。
オリーブオイルの種類は年々増えているように感じているのですが、
負けず劣らず、陳列数を増やしているのがグレープシードオイルです。
オイルのお話は、細胞膜、その他の様々な視点から度々させていただいており、
グレープシードオイルの名も、何度か登場したように記憶しています。
数か月ほど前だったでしょうか、知人との会話の中に常用オイルの話題があったのですが、
グレープシードオイルを使ってみたいけれど、味や使い勝手が合わなくて無駄にしてしまうと困るから、手を出せずにいるというではありませんか。
体に良いと聞くけれど、様々なオイルが次々に体に良いと言われたら、
一体どれがいいの?と二の足を踏んでしまうこともありますものね。
もちろん、合う、合わないはありますので、最後は思い切って試しに使ってみる、
そして合わなかったなら、自分にとって、我が家にとっての経験値がひとつ上がったと思うことで、次に繋げられるのではないかと思うのです。
ただ、その思い切る前の判断材料はあった方が良いと思いますので、
今回は、グレープシードオイルにスポットライトを当ててみたいと思います。
ちょっとくらいのダメージではビクともしない細胞づくりという視点からも、
オイルのことを知っておいて損はないと思いますので、
ご興味ありましたら、のぞいていって下さいませ。
グレープシードオイルは、その名の通り、葡萄の種からとったオイルです。
生のままサラダのドレッシングなどに使用することも、加熱調理にも使用することもできる上に、
加熱してもオイルが焦げることがないため、難しいことを考えずに使うことができます。
そして、コレステロールゼロで、無味無臭に近いこともあり、
好き嫌いが出にくく、家族みんなで口にすることができるオイルです。
更に、グレープシードオイルは体の内側からと、外側からの両方から美容と健康を手助けしてくれます。
先日の『トウモロコシでビューティーケア。』内でも登場したリノール酸ですので、
そちらの記事へも足を運んでくださった方は、記憶に新しいかと思いますが、
必須脂肪酸でお馴染みのリノール酸が豊富です。
他には、生活習慣病対策に良いと言われているオレイン酸、
体内を錆びさせない、もっと具体的な例を挙げますとコレステロールの酸化を抑えるポリフェノールやビタミンEも豊富です。
体を気遣ったり、胃もたれでオイルを控えることがあるかもしれませんが、
ある程度のオイルは、
細胞膜を作ったり、血管を強くしたり、栄養の吸収を促進したりといった役割を担っているので、
私たちの体に必要な栄養素です。
グレープシードオイルは、他のオイルと比較すると軽さがありますので、胃もたれもしにくいかと思います。
グレープシードオイルが他のオイルよりも軽さがある理由は、
ワイン造りで出た種を使って作られているオイルで、乾性油というオイルに分類されているからです。
手触りもベタベタというよりは、サラッとしているので、
少量(1滴~2滴ほど)を手に取り、タオルドライをした後の濡れた髪の毛に馴染ませて乾かすと、髪の毛がサラサラになります。
また、少量のオイルを化粧水に混ぜてボディーローションとして使うと、乾燥肌を落ち着かせて保湿効果を得ることもできます。
お肌や髪の毛の体質や適量を探さなくてはいけませんが、
足裏や踵、肘や膝の乾燥を落ち着かせる応急処置にも使うことができます。
グレープシードオイルは、肌荒れ対策から生活習慣病予防まで、幅広く手掛ける栄養素がタッグを組んだようなオイルですので、
常用オイルを美容と健康の両視点から見直してみたいという方は、
グレープシードオイルを候補にしてみてはいかがでしょうか。
何かしらのヒントにしていただけましたら幸いです。
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