幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

防災リュックの“いろは”の“い”。

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幸せのレシピ集内では、時々ではありますが防災対策のお話にも触れております。

地震や津波、竜巻など、日本全国のどの地域で起きても不思議ではない時代になりました。

非常時に、最低限の対処くらいはできるような知識と備えは必要だと思いつつも、

私自身、日常のあれやこれやに追われて後回しにしておりました。

7、8年ほど前に、もう記憶からも消えかかっているような小さなことがきっかけとなり、

非常時を想定して少しずつではあるのですが、必要なものを揃えたり、自宅内を見直すなどしています。

とは言いましても、自分自身や我が家にとっての必要物資は、刻々と変化していくものなので、必要物資を数え挙げたらきりがないですし、

日々進化している防災対策の情報に対しても、自分がどれくらい付いていけているのか、果たして我が家の備えで十分なのか、今も自信を持ちきれずにおります。

しかし、このような事を感じるとき、あるときに聴いたお話が思い浮かぶのです。

それは、災害というものは突然起こるものだし、予想外のことも起こり得るもの。

それならばまずは自分なりに想定して考えてみる、出来ることから対策をしてみる、それを繰り返す中で、

いざという時、もしもの時のための、様々な備えや知識も少しずつ精度が上がっていくのではないだろうか、というお話です。

 

私自身が試行錯誤中ではありますが、誰かしらの話を見聴きしたときに感じる、「それいいかも」「それは、我が家には必要ない」「ここをアレンジすれば我が家にも合う」といった感覚は、

各々の状況に必要なもと、そうでないものを認識できるチャンスでもあります。

と同時に、すぐに使うことができる内容ではなくても、記憶の何処かしらに残っていて、いざというときに何かしらのヒントになることもありますので、

幸せのレシピ集内で防災対策のお話に出遭ったらときには、取り入れる、取り入れないというようなお話ではなく、

様々なことを考えたり、知ったり、体験してみる“きっかけ”にしていただければと思います。

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新年最初の防災対策のお話ということで、前置きが長くなってしまいましたが、今回は防災リュックのお話を少しと思っております。

ご興味ありましたら、ちらりとのぞいていって下さいませ。

私、自宅内の備蓄や住まいの整備に関しては7、8年前から少しずつ取り組んでいたのですが、緊急時に持ち出す防災リュックには取り掛かかることができずにおりました。

巷には、中身までひと通り揃えられた、お手軽セットのようなものも販売されていますが、

自宅備蓄品を吟味することを繰り返す中、本当にその中身が自分にとって必要なものだろうかという疑問が湧き、後回しになっていたのです。

 

しかし、ここ最近、これくらいのものがあれば凌げるかしらという最低ラインが見え始めたこともあり、まずはリュックを一つ購入してみました。

中身に関しては、もうしばらく試行錯誤することになりそうなので、一般的に必要だと言われているようなものを詰め込み、重さを体感してみることに。

飲み水に食料、消耗品などを詰め込んでみますと、想像以上に重く、これは大変だという印象だったのですが、

ふと、以前知人が話していた重いものを最後に詰めると体感重量が変わるという話を思い出したのです。

リュックの底や背中部分にクッションになるようなものを配置し、消耗品や食料を軽いものから順に詰め、最後に飲み水や缶詰といった物を乗せて閉じます。

床に置いたときの安定感は、そうありませんが、背中に背負ったときに感じる重さは随分と軽くなったように感じました。

つい、荷物そのものの安定感を重視するあまり、重いものを下の方に配置してしまいがちなのですが、

重いものを上に置くことで、重心が取りやすくなり、同じ総重量でも軽く感じるのだそう。

これは災害時に限らず、腰に負担をかけたくない場合などにも応用できる知識かと思います。

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私は、リュック内に詰める物の順番を気にしたことはなかったのですが、

この後、情報収集をしてみると、この詰め方はアウトドアのいろはであり、防災リュックのいろはでもあるということが分かりました。

体験してみなければ分からないことって、意外と多く、身近なところにも転がっていますね。

既に防災リュックを準備していらっしゃる方は、一度、お試ししてみてはいかがでしょう。

これから防災リュックを準備する予定だった方は、負担が少ない詰め方があることを思い出していただき、

これを参考にしながら、自分にとっての取り出しやすさなどを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

他にも、旅行先でリュックを重いと感じたときには、中身の配置をちょちょいと変えて軽やかな足取りを取り戻したり、腰を労わったり。

知識を知恵に変えて自由に活用していただけたら幸いです。

本日も、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

足を運んでくださった皆さんの今日が、充実した1日になりますように☆彡

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