いつもの自分が選ばないもの、これまでの自分だったら選ばなかったものを選んでみた。
嫌いじゃないけれど私らしくない、そのような感じで選択肢から外していたもの。
だけれども、本当は密かに気になっていて選択肢の枠外にそっと置いておき、時々眺めていたようなものだ。
それは、特別な何かでも、重大な決断でも、誰かに迷惑をかけるようなことでもないのだけれど、何でもないものが何層にも重なるようにして自分を覆っていることがある。
そもそも私が思う私らしいって何ぞや?という話。
いつの間にか、自分のことを知ったつもりになっている自分に気が付いて、
いつの間にか、自分で自分を小さな枠の中に押し込めていたのだと気が付いて。
ふと、これをあと幾度繰り返せばゴールできるのだろうかと思ったりもするのだけれど、
とりあえず、現状に気が付いてしまったら、気が付いていなかった頃にはもどることはできず、
何やら気持ちがウズウズしてきて、落ち着かないやらワクワクするやら。
さぁ、どうする?選ぶ?今回も選ばない?と迷っていたときに浮かんだ言葉は、「時には勢いも必要だ」である。
先人たちは、私たちの様々な心模様にぴったりの言葉を用意してくれている。
グッジョブ、先人たちよ。
そう思うや否や、いやいや違うなと慌てて首を横に振る。
先人たちも生きる時代は違えども、通ったのだ、似たような道を。
そう思うと、触れる言葉の奥には、共感とエール、そしてちょっとした先輩風が含まれているように感じられたりもする。
先人たちの言葉に背中を押され、いつもの自分が選ばないもの、これまでの自分だったら選ばなかったものを選んだその日。
ほんの少し、心が軽くなったような気がしたような、しなかったような。
ウズウズやワクワク、そしてそこに含まれる小さな不安は、新しい自分になれる伸び代サインだと思うのです。
ちょっとした勇気を要することもあるけれど、
すぐそばまで来ている春の陽気に誘われたことにして、
新しい自分に触れてみませんか。
ここへ足を運んでくださっている皆さんの今日が、心軽やかでありますように☆彡
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