幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

自分の体との信頼関係をもとに楽しむ夏。

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信号待ちをしていると、視線少し先に蝉の抜け殻を見つけた。

蝉……、そう気が付いた瞬間から耳が拾い始めた蝉の鳴き声のクリアなこと。

いつから、こんなにも大合唱していたのだろうか。

今年の夏はまだ、蝉の鳴き声で目覚めてはないな。

蝉の鳴き声は、どうしてこれ程にも人に夏の暑さを感じさせるのだろう。

そのようなハテナをひとしきり思い浮かべ、道路の向こう側へと渡った。

そう言えば、ここ最近、アイスクリームの消費量がジワジワと上がってきている気が。

きっと、日中に十分補給しきれずに不足したままになっている水分や、ミネラル、塩分に糖分といった栄養素を、体が手っ取り早く補給しようとしているのだろう。

それだけのことであれば特段、気にする必要もないのだけれど、その補給タイミングというのが、夜遅くのリラックスタイムであることが多い点が、ちょっとした気がかりである。

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普段は氷菓を手に取ることが多いのだけれど、時折、高カロリーに属するアイスクリームばかりを欲してしまうことがあるのだ。

たまにのことであれば、疲労回復や日中不足した栄養素のお手軽補給、1日を無事に終えたご褒美といった理由で済ませられるけれど、

さすがに習慣化してしまいそうになると、色々と気になるお年頃でもある。

そして厄介なのは、色々と気になり始めると、癒しや楽しみだったはずのアイスクリームが、罪悪感や我慢の対象となり、思いっきり堪能するのとは違う結末に辿り着くことも。

このような話を、栄養学の知識を持ち、それを仕事に活かしている知人に話したところ、アイスクリームを食べた後の体の整え方を教えてくれた。

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今回は、そのようなお話をシェアさせていただこうかと思っております。

過去にも、年末年始のボディーメンテナンスのコツとしてシェアしておりますが、視点が変われば、腑に落ちることや、何かしらのヒントになることもあるものです。

今回はアイスクリームという夏のお楽しみと上手にお付き合いしていくコツとして、おさらいしてみます。

ご興味ありましたら、ちらりとのぞいってくださいませ。

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アイスクリームも食事と同様、食べてすぐににっくき脂肪として蓄えられることはありません。

ですから、アイスクリームを思いっきり堪能したあとに罪悪感が忍び寄ってきたら、それをサラリと交わして、するべきことをするだけ。

美味しいものは脂肪と糖でできていると言われますが、脂質は私たちが寝ている間も、細胞膜のメンテナンスやホルモンをつくる材料として使われ、糖質は全ての活動に使われるエネルギーの材料として使われています。

ただ、エネルギーに変わりやすい糖質を含むアイスクリームは、すぐに血糖値を上げる特徴があります。

昼間であれば、動いていることもあり、この血糖値の急上昇を抑えることが出来るけれど、寝ている間の活動に使われるエネルギー量は少ないため、血糖値を激しく上げ下げして揺さぶることになります。

こうして血糖値を頻繁に揺さぶり続けると、体脂肪を増やすスイッチを押すことになるのだとか。

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このスイッチを押す行為となるのが、夜にアイスクリームを食べた翌朝に食欲がないとか、昨夜食べ過ぎたからセーブしようという理由から、朝食を抜いたり水分だけをとるということ。

このようなことを感じるとき、体に浮腫みを感じたり、胃腸が何となく重かったりすることもあるけれど、このようなときほど、たんぱく質を含んだ朝食をしっかりと摂るといいのだそう。

どうしてたんぱく質なのか?

なんでも、たんぱく質には、私たちの体に「脂肪を分解せよ!」という指令を出す働きがあり、この指令を受けた体は、脂肪分解に必要なホルモンを分泌してくれるのだとか。

この機能が働くと代謝が上がり、溜め込んでしまった余分な水分は体外に排出され、

朝食に摂ったたんぱく質は速やかに、その日活動するためのエネルギーとして、積極的に使われていくといいます。

ただ、せっかく「脂肪を分解せよ!」という指令を受けた細胞たちが代謝を上げていても、水分不足となると体内機能がフル活動できないため、宝の持ち腐れのような状態になるようなので、

この代謝機能を持続させるためには、午前中のうちに、十分な水分を補給しておくことも大切なのだそう。

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夜遅くにカロリーの高いアイスクリームを堪能してしまった翌朝は、例え食欲がなかったとしても、たんぱく質と水分補給を意識して、不要なものが体内に定着してしまわないようにするといいのだそう。

アイスクリーム同様に、食べ過ぎると翌日の食事を抜いてしまう方が手っ取り早いように感じることもあるけれど、

これをしてしまうと、私たちの体は、「食べたものは全て溜め込んでおかないと、いつ食事を抜かれてしまうか分からないぞ」と危機感を覚え、溜め込み体質になってしまうといいます。

だから、栄養素をその都度全て溜め込まなくても、必要な栄養素はしっかりと届けるから心配ないよと、自分の体との信頼関係を築く必要があるようです。

ここで念のために、誤解がないよう付け加えておくと、毎日これを続けてしまったのでは、色んな意味での我がままボディ―が出来上がってしまいます。

あくまでも、自分の癒しや楽しみを安心して感じるための方法のひとつ、として頭の片隅に忍ばせておいてはいかがでしょうか。

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何ごともバランスではないかと。

自分の体との信頼関係をもとに、暑い夏とも、自分にとっての癒しや楽しみ、ご褒美とも上手にお付き合いしてまいりましょ。

いつも、ワタクシ柊希の脳内整理にお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

本日も、良き日となりますように☆彡

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