ここ最近、自宅に来た配達員の方から、手袋をして荷物を受け取る方が少しずつ増えているという話を幾度か耳にした。
荷物の受け取りにしても、タッチパネル上に指先で受け取りサインを書くタイプの受け取り方は、旧式の押印スタイルに戻されているし、各々が出来得ることをしているのだなと感じる話や流れだと思った。
そして、手袋を使用するというのは何気にいいアイデアだと思ったのである。
今回は、身を守る手段として使えそうなアイデアをシェアさせていただこうかと思っております。
ご興味ありましたら、ちらりとのぞいていってくださいませ。
手洗いを小まめに行うようになって改めて感じたのだけれど、私たちは色々なものを不特定多数の方とシェアしているのである。
色々なところに触れた手で顔や口に触れる機会は想像以上に多く、花粉が本格的に飛び始めたこの時季は更に増すことを想像すると、ウイルスが付け入る隙は多々あるように思う。
とは言え、神経を使いすぎてしまっては日常生活が辛いものになってしまうので、私自身は自分にできることを合わせ技で淡々と行いつつ楽しく暮らすという考えで過ごしているのだけれど、
この、手袋を使うというアイデアは頭の片隅に忍ばせておこうと思い、自宅で使用している、使い捨てタイプのニトリル手袋を1セット、外出時に持って出るポーチの中に入れておくことにした。
ニトリル手袋というのは、ひき肉を捏ねるような調理のときなどに重宝する薄手の手袋で、調理のときだけでなく掃除をするときなどにも使用でき、ズボラな私にとっては、ちょっとしたお助け便利グッズである。
私はこのような用途以外で使用したことは無く、ウイルス対策に使う方法はノーマークだったけれど、すぐに手を洗うことができないときや、消毒液が無い時などの応急処置として、使えるように思う。
手袋の厚みによっては、手袋をしたままスマートフォンやその他のタッチパネル画面に触れることもできるので、外出時に自分専用の消毒液が無くて不安を抱いている方は、このようなものを使って「消毒を必要とする機会そのものを減らす」のも身を守るアイデアのひとつではないだろうか。
このような話を、現在ヨーロッパに住んでいる知人にしたところ、既に知人の周りでは、このような手袋を使って身を守るということを実践していると言っていた。
ちなみに、使い捨ての手袋には、しっかりと手にフィットするようなタイプから余裕があるもの、食品にも使えるもの、食品には使えないもの、ゴムタイプ、ビニールタイプなど様々な種類と色のものがある。
ゴム手袋で肌が荒れる方や、ラッテクスアレルギーをお持ちの方は、ラテックスフリーの手袋を選ぶと安心かと。
知人が住んでいる国と状況が同じというわけではないため、必ず必要なものではないけれど、どのような知識が自分の身を守ってくれるのかは、分からないもの。
ですから、もし自分にとって有効かもしれないと感じられた際には、そのタイミングで頭の片隅から引っ張り出して使っていただければと思い、シェアさせていただきました。
機会がありました折には、ドラッグストアやホームセンター、ネットなどで自分好みのものを知っておくのもありではないでしょうか。
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