幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

寝相と寝返りから心身の状態を再チェックしてみませんか。

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顔見知りの店員さんの様子が普段と違っていた。

そう感じはしたものの、違和感の正体を掴めぬままお会計をしていると、店員さんが右手を首に当てて数回摩った。

そして、普段は絶対にしないうつ伏せ寝をしてしまい首を寝違えたのだと切り出した。

首をどのように動かしても痛みを感じるけれど、唯一、首を気持ち右側に傾けていると痛みが和らぐのだと笑った。

私が感じた普段との違いは、この少しだけ傾けられた首から発せられる可愛らしさだったのだろうとお店を出て思った。

そして、普段は絶対にしないようなうつ伏せ寝には、消化器系が疲れて弱っているときのサインであることや、何かしらのストレスを感じている時のサインだと思い出した。

 

「寝相」と聞くと「癖」のように思ってしまうけれど、寝相には、私たちの心身の声が映し出されていることがある。

寝相は、様々な視点から紐解くことができ、多くのことを知ることができるため、視点の数だけ「この体勢で眠ると良い」といった見解があるようにも見える。

だから、ある視点から見るとおすすめだった体勢が、ある視点から見ると避けた方が良いと言われるようなこともあり、脳内でクエスチョンマークが点滅することもあるけれど、

体から発せられるサインだということを軸に見てみると、自分にとって必要なことを知ることをできるように思う。

私自身は、この体勢で眠ると良いといったことを耳にしても、あまり拘り過ぎないようにしていたりする。

仮に、その良いと言われている体勢で眠りについたとして、本当にひと晩その体勢で眠れていたのか、どこで判断すればよいのだろうか、と思ってしまうからだ。

それよりも、無意識に体が選ぶ体勢は「単なる癖」だとも言えるけれど、

同時に心身の何処かを、何かを保護していたり、サポートしているサインでもあるため、

まずはそこから「心身の状態を教えてもらう」くらいの気持ちでいいのではないかと。

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幸せのレシピ集でも過去に、寝相から体内の状態や、性格・心理状態を知ることができるという話題に触れているため、今回は、その部分詳細は割愛させていただくとして、

今回は、寝相から分かった現在の自分の疲れているポイントや弱っているポイントをケアすると、今度は自然と寝返りが増えてくるというお話を少し、と思っております。

ご興味ありましたら、ちらりとのぞいていって下さいませ。

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ひと晩に20回から30回程度打つことができると健康的だと言われている寝返り。

多くても少なくても熟睡しているとは言えないのだそう。

寝返りは、熱や湿気が一か所にこもったり帯びたりしないよう、体周辺の環境を快適に保つ役割があります。

他にも、同じ姿勢を続けていると血管が圧迫される個所ができてしまい、血の巡りが悪くなります。

このような状態は、体に負担をかけ、痛みやしびれ、コリ、寝違えの原因にもなるため、

寝返りは、血の巡りを整えながら体を休ませるために必要な動きということです。

血の巡りが良くなれば、様々な機能がしっかりと働いてくれますので、

睡眠の質が上がるだけでなく、ご飯を美味しく感じることができたり、だるさ、頭痛なども緩和されるという流れがあります。

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季節の変わり目は、体そのものが新しい環境に合わせて変化しようとしているタイミングでもあります。

この機会に、体に必要な寝返りを、必要なタイミングで打てる体に調節するために、

寝相から体内の状態や、性格・深層心理を再確認してみてはいかがでしょう。

※寝相から見る体内の状態や、性格・深層心理、寝返りの嬉しい効果や、寝返りを促す環境の話題は、以下3つの関連記事からどうぞ。

こうして寝相や寝返り、寝違えのことを見てみますと、全て必要あってのことなので、

寝相が良い、悪いという表現には少々違和感を覚えたりもするのですが、

寝相の悪さから窓ガラスにヒビを入れてしまった若かりし頃の知人の話を思い返すと、寝相も寝返りもほどほどに、そのようなことを思ったりも致します。

一か月先、半年先の健やかさのヒントにしていただけましたら幸いです。

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