皆さんは、初詣は行かれましたか?
我が家は毎年、大晦日も慌ただしくしておりまして、一年を締めくくる宴の開始時間が遅いのです。
そのため、御馳走をいただいて直ぐに眠ることも出来ないので、カロリー消費も兼ねて年が明けると直ぐに初詣へと出発します。
ピンと張り詰めた冷たい空気を肌に感じながら、吐く息が白く浮き上がるのを視界に捉えつつの深夜のお散歩です。
近くのお寺からは除夜の鐘が鳴り響いていて、あっという間に年が明けたな、などと思いながら歩くのも良い時間だと思っております。
お詣りの後のお楽しみと言えば、「縁起物」や「おみくじ」、振舞い酒(お神酒)などでしょうか。
私が以前住んで居た場所でお参りさせていただいていた神社では、橘の実をいただくことができ、これが私の密かな楽しみでもありました。
橘の実は蜜柑の原種で大きさは金柑を少し大きくしたようなものです。
古事記や日本書紀などにも出てくる果実で「不老不死」の実と伝えられます。
酸味が強い果実ですが、健康に良いとされていて古くから薬としても使われていました。
この時期、スーパーなどで見かけられましたら縁起物の果実です。
ご家族で召し上がってみられてはいかがですか?
縁起物にはそれぞれが持っている意味があります。
本日は、縁起物を覗いてみましょうか。
のんびりとお付き合いくださいませ。
【絵馬】
願い事を書いて神社や寺に納めます。
誰かに見つけられて読まれてしまったら恥ずかしいけれど、
神様へ書くお手紙のようで素敵ですよね。
馬は神様が乗って降臨してくる神秘的な動物として大切にされてきました。
馬を奉納する代わりに絵を描いたことが始まりなのだそう。
神様へお手紙を書いてみませんか?
【破魔矢】
家内安全、無病息災のお守りですね。
昨年の破魔矢は一年間頑張ってくれましたので、
感謝して神社へお返しし、年ごとに新しいものをお招きしましょう。
【御札・お守り】
厄を祓い、幸運を呼び込みます。
【おみくじ】
神社によって段階の数は様々ですが、一般的にはこのような順番です。
・7段階の場合
大吉 >中吉 >小吉 >吉 >末吉 >凶 >大凶
・12段階の場合
大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
私は気になって引いてしまうのですが、結果はあまり気にしません。
明けたばかりの新しい一年、どのような一年に作り上げていくのかは自分次第です。
良い目が出たら喜んで気を引き引き締め直してGO!
悪い目が出たら、出た時点で厄払い完了。こちらも気を引き締め直してGO!です。
数日前まで「今年」と言っていた時間が今は「昨年」。
数日前まで「来年」と言っていた時間が今は「今年」。
こうしてまた、新しい気持ちで始まる2016年。
たくさんの夢と希望と目標と、たくさんの愛を胸に、一歩一歩を、日々を、重ねていきましょうね。
遅ればせながら、明けまして、おめでとうございます。
ここに足を運んで下さる皆さんと、皆さんの大切な方々が笑顔いっぱいの一年になりますように☆
たくさんの感謝の気持ちを込めまして。
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