幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

あなたの「おへそ」、キレイですか?

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友人とたわい無い会話をしていると、

どういう訳だか「おへそ」の話になりました。

子どもの頃に「おへそのごま」を取ってはいけません。

と言われて以来、その言いつけを守りぬき、

おへそのお掃除をせずに大人になっている人が意外にも多いようなのです。

私自身も医療機関でそのようなお話を伺ったことがあるので

日本人の真面目気質は、このような所にも表れているのかもしれません。

 

皆さんはおへその中のお掃除、していますか?

おへその中にある「おへそのごま」は、

見た目が黒ごまに似ているというストレートな理由から

「へそのごま」と名付けられたのだそうです。

そして、このおへそのごまの正体はいったい何だと思われますか?

あれは、皮脂や汗、入浴中の石鹸の流し残しや抜けた産毛など、

体に必要のない、小さなゴミが少しずつおへそに溜め込まれて固まったものです。

構造上、おへそは窪んでいますし、シワもよりやすいので溜め込みやすいのです。

 

ご存じのとおり、おへそは、母親とおなかの中の赤ちゃんを繋ぐ臍帯の名残で、

おなかの中に居る時にはフル活用されますが、

生まれてからは何か特別なお役目があるわけでもなく残っています。

ですから、ついお手入れを怠ってしまったり、

子どものころの言いつけを守ってしまうのでしょうね。

 

だけれども、おへそのごまには

トイレの便器に居る細菌の4000倍以上の菌がいるといわれています。

体に無害な菌がほとんどだとは言われていますが、

通気性の悪い窪みにゴミを放置しておくと、

害のある雑菌が切り傷などから体内へ入り感染症を引き起こす可能性もあります。

やはりゴミは取り除いておきたいですよね。

 

そこで気になるのは、子どもの頃に言われた

「おへそを触っているとお腹がいたくなる」という言葉ではないでしょうか。

ですが、これはおへそが関係しているわけではないようですよ。

内臓を覆っている腹膜にある神経は非常に過敏なのだそうです。

ですからおへそを触っていると皮膚のすぐ下にある神経が刺激をうけて、

おへそ周りのお腹が痛くなる、という仕組みのようです。

もちろん触りすぎには要注意ですけれど、

おへその汚れ取りは週に1回ほどで十分のようですし、

普段から汚れがたまらないようにしておけば、何の問題もありません。

 

では実際に、どのようなお手入れをしたらいいいのか。

やはり、皮膚の汚れが浮きやすい入浴時に体を洗うついでに

ボディータオルを指に巻いておへその窪みを優しく円を描くように洗いましょう。

そして、しっかりと石鹸を洗い流してくださいね。

この時に注意することがあります。

おへその皮膚は繊細で傷つきやすいので、撫でるように優しく洗いましょう。

 

あまりお手入れをしてこなかった方で、

ごまを発見してしまった方は、無理をせずに、少しずつお手入れをして

つるぴかのおへそを目指しましょう。

お風呂上りのおへそを

ベビーオイルやオリーブオイルなどを染み込ませた綿棒でお掃除します。

はじめは慌てずに、汚れをオイルで柔らかくするようなイメージで

撫でるところから始めてみてください。

先ほどもお話ししました通り、おへその皮膚は薄くて繊細で傷つきやすいです。

一度に取り除いてしまおうとせずに、少しずつ行ってください。

自分で取り除く自信がない方は皮膚科で取り除いてくれるようなので、

必要に応じたお手入れをしてみてください。

 

大役を果たし終えたおへそですが、

そのまま放置していると感染症などを引き起こすこともありますので、

生まれてくることができた自分の証を大切にお手入れしてあげてくださいませ。

今日は「おへそのごま」のお話でした。

 

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