幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

今年の夏は食べられる宝石、ロックキャンディを作ってみませんか?

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整理しないまま保管してあった写真の塊をひとつ手に取った。

保管状態が悪かったため処分しなくてはいけない写真もたくさんあるようだった。

見納めでもしようかしらとくっ付いてしまっている写真をぺりぺりっと剥がしながら覗き込む。

海外で生活していたときの懐かしい写真だった。

写真の中の私は当時、自分のことを大人だと思っていたけれど

今の私から見てみると、まだまだ初々しさを残したヒヨッコだった。

写真の中の私との対面、少しだけ照れくさい感じがするのはどうしてだろうか。

たくさん笑って、たくさん泣いた。

きっと、これからもそうなのだろうけれど、

私なりに頑張ってきたのだから、これから先は笑い多めでお願いしたいものだと

ふと涌いた願いを空中に解き放った。

そして写真は、パーティー準備をしているものに変わった。

薄れそうな記憶を手繰り寄せ当時を振り返る。

少し大きなパーティーを催すことになり、

随分と前から皆でロックキャンディーを仕込んだ時の写真。

ロックキャンディーというのは、このようなものです。

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皆さんも見かけたり、ちょっとしたプレゼントにしたり、

使われたことがあったりするのではないでしょうか。

見た目もおしゃれですし、飲み物に角砂糖をとぽんっと落とすよりも、

ロックキャンディーでティーカップを混ぜる方が、

なんとなくスペシャル感を演出できる点が魅力ですよね。

海外ではこのロックキャンディーをホームパーティーで使うこともあるのですが、

自宅で簡単に作ることができるため、

楽しみながら自分好みのロックキャンディーを手作りすることがあります。

今日はそのようなお話しをお届けしようかと思っております。

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ロックキャンディはお好みのお砂糖で砂糖水を作って結晶化させるだけ。

結晶化するのを待たなくてはいけないのですが、

日に日に結晶化する過程を見ることができるのもちょっとした楽しみです。

自分好みのロックキャンディーでティータイムを演出したい方、

ちょっと興味があるから1本作ってみようかしらという方、

お子さんがいらっしゃるご家庭であれば夏休みのちょっとした家庭内実験として、

作ってみてはいかがでしょうか?

【まずは材料と分量を】

画像のようにロングタイプのロックキャンディーが主流ですが、

一回で使いきることが出来ないこともありますので

そのような心配がある方は一回で使い着ることが出来るサイズのロックキャンディーに

アレンジされてもいいと思います。

ロングタイプにしたい場合は

スティックが砂糖水に浸かる部分を多くする必要がありますが、

ショートタイプや先端のみをロックキャンディーにする場合は、

砂糖水の分量も少なめで済みます。

この辺りはお好みで調節してみてくださいね。

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◆ロングタイプ6~7本分の目安

・水:1カップ

・お砂糖:3カップ

・スティック(割り箸や竹串、そのた細い棒状のものであれば可)

・グラスや空き瓶など

・洗濯バサミ

・食用着色料(お好みでご用意ください)

私は着色料はあまり好きではないので

ロックッキャンディーに色を付けたいときにはブラウンシュガーを使っています。

大人の余裕漂う、シックなロックキャンディーに仕上がります。

【作り方】

【1】お水を沸騰させたら火からおろします。

【2】お砂糖1.5カップを入れて、しっかりと混ぜます。お水とお砂糖が混ざり合ったら、残りの1.5カップのお砂糖を少しずつ足してしっかりと混ぜながら溶かします。※着色したい方は、ここで食用着色料を入れて砂糖水に色をつけましょう。

【3】スティックを水で濡らしてお砂糖(分量外)をまぶします。これを素にして結晶ができていきます。

【4】スティックの上部を洗濯ばさみではさんでグラスや瓶に吊るすようにしてセットします。※ロックキャンディーが出来る過程で結晶が底に当たってしまうと不格好になりますので、スティックは瓶の底から少し離した位置にセットしましょう。

【5】グラスや瓶に砂糖水を流し入れ、上部はラップなどで覆いゴミが入らないようにします。

【6】5を温かい場所に置き、1週間ほどすると少しずつ結晶が成長していきます。約1週間~2週間を目安にして結晶がしっかりと付いたことが確認できたらグラスから出して乾燥させましょう。

【7】お好みでステックにリボンなどを結べばおしゃれな世界にひとつだけのロックキャンディーの出来上がりです。

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海外では残ってしまった砂糖水は、

バットなどに流し込んで冷蔵庫で固め(短時間で固まります)、

それを金槌などで細かく砕いてスイーツのトッピングにすることがありました。

バットに流し込む際には、シャリシャリとした食感を楽しめる、

程よい厚みにすることがポイントです。

私は、厚みがあり過ぎると食べ辛く、スイーツとの相性が良くないように感じるので

薄~いクラッシュキャンディーに仕上げることが多いです。

ロックキャンディーは、コーヒーや紅茶に添えたり、

カクテルやジュースなどにマドラーとして添えるなどして、

あなたのアイデアで楽しんでくださいませ。

今年の夏は世界にひとつだけの、

キラキラ光る宝石のようなロックキャンディーを

夏の思い出に楽しんでみてはいかがでしょうか?

画像出典:https://jp.pinterest.com/