先日、目的地へ向かっていたところ1本の電話が入りました。
機種変更したばかりの艶ぴかスマートフォンも随分と手に馴染んでまいりまして、
スッと軽やかに電話に出たのでございます。
電話の相手に「はっ?ご冗談を」と申し上げましたところ、
返ってきた答えは「もう、その返しはいいから、早く!い・そ・ぎ!」でございました。
何度かお話させていただいたことがあるのですが、どういうわけでしょう。
わたくし、プライベートで、一部の身近な人たちからコンシェルジュと呼ばれているのです。
私の周りは強者揃いでございまして、無謀なご依頼も多くありますので、
ご依頼が舞い込んだ時には、ありったけの愛情を込めて冒頭の台詞をお届けしているのです。
しかし、その日は「もう、その返しはいいから」ですって!?
「早く!い・そ・ぎ!」ですって!?
「わたくしも若干、急いでおりますってば!」と妙な日本語をうっかり解き放ったのです、しかも怪しさ全開で笑いながら。
その時です。
運悪く、すれ違ったサラリーマン風の方に二度見されてしまうという失態をおかしたわけでございますが、
本日も、そんな柊希がお話させていただきます。
本日のお話コードは、「体を温めるお魚って何?」でございます。
もちろん冒頭の電話の主からの問い合わせ内容がこれだったのでございます。
身体を温める飲み物や食べ物は昨年の冬にご紹介しておりますので、
今年はもう少しだけ範囲を広げてみませんか?
冬は身体を温めることに意識が向きますが徐々に薄着になっていきます。
この過ごしやすくなった時にこそ、身体が冷えて細胞の免疫力と代謝が落ちてしまわぬよう、
ある程度の体温を維持できる身体にしておきましょう。
今回は覚え方のコツのようなものと一緒にご紹介したいと思います。
今だけではなく1年を通して活用させられる食材の見分け方でもありますので、
知識ボックスに加えてみてくださいませ。
|お魚の性質の見分け方
お魚は体を温める性質ものが多いのが特徴です。
赤身のお魚、青魚は、温めるはたらきが強いと言われています。
じゃぁ、白身のお魚は体を冷やすのかしら?と思われがちですが、
白身魚は、温めることも冷やすこともない食べ物ですので、
身体を温めたい時には火を通して温かいものとして食べることができます。
|あのお魚はどちらかしら?
温める性質のお魚:まぐろ、鮭、かつお、秋刀魚、鯖、いわし、明太子、ちりめんじゃこ、など。
冷やす性質のお魚:雲丹、うなぎ、はも、しじみ、あさり、など。
|どんな手順で活かせばいいの?
ポイント1:まずは、自分やご家族がよく口にするお魚は身体を冷やす性質か、温める性質か確認します。
ポイント2:もしも、そのお魚が冷やす性質のものだった場合は、寒い日には火を通して温かい性質に変えて食べる、暑い日には体の熱を下げる為にお刺身で食べる(体調が悪い時は火を通しましょう)。前回はお刺身やマリネなど生の状態だったから今回は火を通して。という風にバランスを取ってみてくださいませ。
ポイント3:自分の好みが体を「温める」、「冷やす」のどちらかに偏っている場合は、足りていない性質の中から食べやすいものを覚えておいて、時々、そのお魚を食べるようにしてみてくださいませ。
このような情報は、全部を覚えることができれば助かることも増えますが、
日常生活を送りながら覚えていくとなると難しいことも多いものです。
緊急性がないのであれば、今の自分がどちらなのかを確かめて、
必要なことをひとつ取り入れてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
こうしなくちゃいけないんだと頑張りすぎるのではなく、
「ちょっとやってみようかな」「思い出したから今夜はそうしてみようかな」と、
日常にトッピングするようなイメージで取り入れてみてはいかがでしょうか。
今日もあなたと、あなたの大切な皆さんが心ぽっかぽかでありますように☆彡
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