前回、りんご飴のお話と一緒に少しだけ触れたシーシャ。
実は、ここ数年、密かに人気を集め始めておりまして、
取り扱い店も少しずつ増えているようなのです。
聞き慣れない言葉ですので、
お店を見かけても気に留める間もなく通り過ぎている方も多いかと思います。
この機会に、シーシャがどのようなものなのか、
幸せのレシピ集の中で巡るオトナの社会科見学と題しまして
ワタクシと一緒にシーシャの世界を簡単に覗いてみませんか?
|シーシャって何かしら?
シーシャをひと言でいうならば、水タバコ。
発祥は諸説あるものの、エジプト、ペルシアという説が多いようです。
日本でも密かに人気を集め始めておりますが、
これは日本に限ったことではなく、近年では世界的に広がっているようです。
|タバコって、あの煙モクモクの嫌なにおいがするタバコ?
タバコですし、煙も出るのですが、私たちがタバコと聞いて想像するものとは違います。
フレーバーは、ミント、フルーツミックス、ラズベリー、オレンジ、ダブルアップル、
スイカ、ピーチ、マスカット、レモン、マンゴー、チョコミント、などが伝統的とのこと。
例えば、レモンとオレンジを割合を変えて組み合わせるなどして、
様々なフレーバーを出すこともできるのだそう。
|タバコだもの。体に悪いんじゃないのかしら?
こちらに関しては賛否両論あるようなのですが、
まず、伝統的なタイプのものは、タバコの葉を使用していますのでシーシャを楽しむことが出来るのは20歳以上のオトナのみ。
とは言え、タバコの葉に含まれるタールやニコチンが気になりますよね。
タールやニコチンはタバコの葉の加工過程で取り除かれますし、
水タバコは、煙を一度、水にくぐらせてから楽しむことから、
一般的なタバコよりは健康被害や嫌なにおいは無いようです。
一般的なタバコと比べると害がないと言われても、
健康面が気になると言う方も多くいらっしゃいます。
そのような方の為に、タバコの葉を使わずに茶葉やさとうきびなどの繊維を
フルーツのシロップに漬けたもので作られている水タバコ風のものもあるようです。
|シーシャは何を、どんな風に楽しむの?
一般的なタバコや葉巻と違い、
異国情緒溢れる素敵なボトルから伸びているホースのようなものを使って、
シェイクを飲むようなイメージで、ゆっくりと時間をかけてフレーバーを楽しむのだそう。
この時に、水の音がポコポコとするようなので、この音を楽しむのも粋なのでしょうね。
本場では、コミュニケーションツールのひとつでもあるのだとか。
私は、色々なジャンルの映画を見るのですが、時々、この水タバコを目にしておりました。
ストーリーの時代を問わず、
とても雰囲気のある映像の小道具として登場することが多かったので、
実物はどこで目にすることができるのだろうかと思っていたところでした。
映画や小説、ドラマなどでこのようなものを目にされた際には、
「あ、あの水タバコね」「どんなフレーバーかしら」「本物?水タバコ風?」など、
様々な角度から作品のシーンを楽しんでいただけましたら幸いです。
今回は水タバコそのものにスポットをあてましたが、
水タバコを数人で楽しむ時にはマナーがあるようです。
経験をしてみようと思われている方は、
お店の方にマナーなどを教えていただくことも含めて楽しまれてみてくださいませ。
もちろん、たばこの葉を使っている水タバコは二十歳を過ぎてからですよ。
本日は、幸せのレシピ集の中で柊希と巡るオトナの社会科見学にお付き合いいただきましてありがとうございました。