幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

野菜の王様の力、借りてみませんか?

f:id:hiiragi1111:20171114130551j:plain

スーパーでアルファルファを見つけた。

最近は、このようなスプラウトも近所で簡単に入手することができるのでありがたい。

アルファルファを初めて知ったのは小学生の頃だったように思う。

当時は、このようなスプラウトではなく、

アルファルファがたっぷり入ったと謳われた健康飲料水が実家の冷蔵庫に入っていた。

子ども心にアルファルファと言う響きは珍しかったのだろう。

その名を無駄に連呼しながら、とびっきり美味しいわけでも、不味いわけでもない、

スポーツドリンクを薄めたようなそれを、お風呂上りに飲んでいたことを思い出した。

いつの間にか実家の冷蔵庫から姿を消したアルファルファのことを思い出す機会は無かったけれど、

大人になり健康ブームの到来で、その名と久しぶりに再会した。

そして今度は、健康飲料水としてではなく、スプラウトとしてのアルファルファと。

巷の人々が、その栄養価で盛り上がる中、

私は周りと話を合わせつつも、ひっそりと、その真の姿に釘付けになっていたのは、ここだけの話だ。

お喋りが過ぎてしまったけれど、

野菜の王様と呼ばれることもあるアルファルファをご存知だろうか。

今回は、アルファルファのお話を少し、と思っております。

ご興味ありましたら、ちらり、覗いていってくださいませ。

f:id:hiiragi1111:20171114130619j:plain

アルファルファは、上の画像のようなスプラウトの状態で売られていることが多く、

一見、栄養はそう多くないような気がしてしまうような出で立ちをしている。

しかし、その歴史は古く、ペルシャ遺跡で発見されていたり、

遥か昔に書かれたトルコの書物に登場する地中海や中東が原産のマメ科の植物だ。

一度聴いたら耳に残る名が付けられているけれど、

この名はアラビア語で“すべての食物の父”という言葉が語源となっているそうで、

これが現代で野菜の王様と言われる所以なのではないかと思う。

f:id:hiiragi1111:20171114130721j:plain

これだけで食べることもできるけれど、

サラダに混ぜたり、スープなどにトッピングしたり、一般的なスプラウトと同様に

様々な食材やメニューに添えることができる野菜だ。

お味は、単体でしっかりと味わえば、豆のような甘さを感じることもできるけれど、

決して主張の強い味ではない。

ご家族の健康を預かる方にとっては、手軽に幅広い栄養を補給できる頼りがいのある野菜なのではないだろうか。

f:id:hiiragi1111:20171114130748j:plain

ざっと、その栄養を挙げてみると、

食物繊維、タンパク質、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、K1、E、ナイアシン、

カルシウム、ナトリウム、鉄、カリウム、亜鉛、マグネシウム、

葉酸、総クロロフィル、ヨウ素、パントテン酸、ピオチン、イノシトール、

銅、コリン、キサントフィルセレン、リン、ニッケル、マンガン、ケイ素などなど。

か弱そうな見た目以上の栄養をバランスよく含んでいる。

f:id:hiiragi1111:20171114130805j:plain

これだけの栄養素が含まれていれば、

体内環境を美容と健康の双方から底上げしてくれることを期待してしまうけれど、

疲労回復、むくみ解消、利尿作用、老廃物や毒素の排出、腸内環境を整え、

血液の流れを良くし、冷えを改善し、血中コレステロールを減らすので、

糖尿病などの生活習慣病の予防や改善にも力を貸してくれると言われている。

 

熱を通して食べられないわけではないけれど、

生の状態でよく噛んで食べれば酵素も、たっぷりと摂ることができ、食感も良いので、

サラダに混ぜ込んだり、お豆腐や炒め物の上に彩りとしてトッピングするだけで充分です。

ご馳走をいただく機会が増える季節に突入します。

塩分や糖分、栄養を摂りすぎた翌日には、

体内に取り込んだ塩分を体の外へ出すことを意識して、

アルファルファを美味しく召し上がってみてはいかがでしょうか。

今日もいろいろな栄養を、笑顔でおいしく召し上がれ。

画像出典:https://jp.pinterest.com/