幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

鉄分だけを摂っても、鉄分の効果は発揮され難い!?

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立ち寄ったコンビニでお目当てのものを探していると、

夏を先取りした爽やかな装いの女性が、

スッと私の視界の隅にあった鉄分のサプリメントを取り、レジへと向かった。

女性にとっての鉄分は、健康や美容、疲労度など様々なことに繋がっているため、

鉄分不足にならぬよう意識している方も多いのだと思う。

女性の共通認識としてあると言っても過言ではないように思う、

“鉄分不足にならないように”という視点なのだけれど、これだけでは、心許ないのである。

共通認識として在るものだからこそ、この機会に、もう一歩だけ踏み込んだところを覘いてみませんか。

今回は、鉄分補給を効率よく行うためのコツのお話を、と思っております。

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最初に結論に触れておきたいと思います。

鉄分だけを摂取しても鉄分の効果を十分に得ることはできないのだそう。

それはどうしてか。

摂取した鉄分から作られる赤血球には、

私たちの体内を巡りながら酸素を運ぶという重要な役割があります。

赤血球にその役割を果たしてもらうことで、私たちの臓器や機能が正常に働き、私たちの健康や美容が保たれるという仕組みです。

私たちが意識して摂取している鉄分は、

健康と美容の土台のひとつでもある赤血球の中にある、ヘモグロビンを作るための材料です。

ですから、大勢の方が鉄分を不足させないように意識しているのだと思います。

しかし、体内に摂り込まれた鉄分それだけでは、ヘモグロビンを作ることはできないと言われています。

頑張って摂取しているのに活かすことができないなんて、勿体ないと思いませんか。

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鉄分の効果や働きをしっかりと発揮させ、ヘモグロビンを作るためには、

鉄分と一緒に銅を摂らなくてはいけないのだそう。

銅は、私たちの体内でタンパク質とくっつく性質があり、

この銅とタンパク質がくっついた状態のものが、鉄分から赤血球を作る際に鉄分をサポートするといいます。

銅には、鉄分が持っている力を発揮させるための力があるようです。

ですから、鉄分を十分に摂っていたとしても、銅が不足していれば鉄分の吸収率は下がり、

結果として鉄分を無駄にしてしまうのです。

銅の役割はこのようなものですが、その他を具体的にお話しますと、

貧血を予防したり、活性酸素(体内のサビ)を取り除き、動脈硬化を予防したり、

お肌や髪の毛を健やかに保ったり、丈夫な骨や健やかな血管を作るために働くなど、

鉄分が持っている効果と似ており、

鉄分と銅は二人三脚で体内を整備してくれているということが分かるのではないでしょうか。

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ですから、鉄分を摂る際には銅を一緒に、

銅を摂る際には鉄分を一緒にということがコツです。

鉄分と銅は体内での吸収率が低い栄養素なので、意識して摂るようにという話も見聞きします。

食品を通して意識的に摂取している方は、過剰摂取になることは無いかと思うのですが、

サプリメント等で鉄分を摂取している方は、過剰摂取による副作用などが起きないように、

食事で十分に鉄分を摂ることができた日は、サプリメントを控えるなど、

バランスを見ながら、上手に取り入れることも大切かと思います。

一方、銅は過剰摂取した分は、体外へ自然と排出されるため、

様々な食材をバランスよく召し上がって、小まめに摂取すると良いと思います。

 

しっかり食べて、しっかりと寝ているのに、疲れが取れなかったり、お肌の調子がいまひとつという場合、

鉄分もしくは銅が不足しており、体内で十分にヘモグロビンが作られず、

その結果、酸素が十分に巡っていないことが原因であることも。

食生活を振り返って、バランスを取り直してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、銅は多くの食材に含まれていますが、

特に多く含む食材には、豚レバー、牛レバー、アーモンド、カシューナッツ、ゴマ、きな粉などがあります。

不足やバランスが取れていないと感じたら、これらの食材で体内をレスキューしてみて下さいませ。

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2種類の鉄分があることや、男性と女性によって鉄分補給の収容度が異なることは、

下記の過去記事にてお話させていただいていますので、

ご興味ありましたら、併せてお役立てくださいませ。

巷には便利な栄養補助食品が多数あります。

これらを上手に使うことも、ひとつの有効な手段だと思うのですが、

ちょっとしたコツを知っていれば、普段のナチュラルな食材や食事からも、

必要な栄養素を十分に摂取することができます。

そして、この“コツ”は、栄養補助食品を利用する際にも、十分役立てることができると思います。

何かしらのキッカケや閃きの種にしていただけましたら幸いです。

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