もう少し分かり易いお天気でも良いのではないかしら?と思うくらいに、目まぐるしく入れ替わる気温。
このような時季は、疲労回復と免疫力強化、おまけに美肌ケアも兼ねることができる、
ヒートショックプロテイン増量作戦に限ります。
過去に触れているお話ですので、詳細はそちらをご確認いただくとして、簡単におさらいしておきますと、
ヒートショックプロテインというのは、免疫細胞であるナチュラルキラー細胞を強くすることができるタンパク質なので、
これを増やすことができると、健康や美容に関する土台を強化することができて、
ひき始めの風邪や未病の状態の不調を整えることもできます。
増やし方は、脱水症状を防ぐために、しっかりと水分補給をしてから、
41度から42度くらいの湯船に10分ほど、しっかりと浸かり、
お風呂上りにも水分補給をすれば完了です。
湯船に浸かることが習慣化している方は、少し意識するだけで、
心身の疲労回復だけでなく、体調や美肌を細胞レベルで強化することができるのでお勧めです。
そのようなことを思いながら半身浴をした翌日でした。
知人とのやり取りの中で、最近飼い始めた子猫が、いつの間にか色々なことを出来るようになっており、
日々驚かされているという話になりました。
子猫に限らず、人の子もそうだけれど、著しい成長を目の当たりにするということは、
驚きや嬉しさを感じられるのと同時に眩しくもあり、様々な感情が刺激されるという話から、
大人になると、出来ていたはずのことが、いつの間にかできなくなっているという様なこともあるという話に。
ここで言う“できなくなっていること”というのは、年齢を重ねたことによって起こる“できなくなること”ではなく、
年齢を問わず、誰にでも起こり得る“できなくなること”。
例えば、恋人や夫婦、友人関係といった間柄を想像すると、誰もが思い当たる節の一つや二つ、頭に浮かぶのではないでしょうか。
絆や信頼が育ったことによって過度な遠慮をする必要がなくなったけれど、
甘えなのか、慢心なのか、言えていたはずの「ありがとう」が口から出なくなっているようなこと。
過度な遠慮だけでなく、不要な気遣いをする必要もなくなったけれど、
日常を思い返してみると気配りもしなくっていることに気が付いたり。
互いに、ほっとできる場所であり、自分の素を見せられる場所となった途端に、
もう自分を磨く必要がなくなったと無意識に思っていたり。
人は、色々と忘れていくようにできていて、その性質に助けられることも多々あるのだけれど、
いつの間にかできなくなっているあれこれを、時々思い返してみることで、
育った絆や信頼が、よりしっかりとしたものに編みあがるようにも思います。
いつの間にかできなくなっていることを、やってみる。
感謝の気持ちや愛情は、伝えられるときに、伝えたいだけ、素直に伝えてみる。
そのような秋の過ごし方、いかがでしょうか。
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