幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

三つ葉を添え物の葉っぱとして扱うなかれ。

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日本原産の野菜は数えるほどしかないのだけれど、三つ葉は、その日本原産野菜のひとつだ。

自然を感じさせる香りは食欲を促すこともあり、和食メニューに添えてあることが多い。

その三つ葉(根三つ葉)が旬を迎えているのだけれど、香味野菜でありながらネギや大葉などとは異なる扱いを受けていると感じることが多い。

友人の中には、この葉っぱは要らないとお皿の隅に避けてしまうものもいる。

もちろん、三つ葉という名は知っているのだけれど、友人の中では名前を呼ぶ対象ではなくなっているのだ。

先日も、嫌いなのかと尋ねてみたのだけれど、好き嫌いではなく、パセリと同じで彩りで添えてある物というイメージが強いのだといった。

飛び跳ねるほどの味がするわけでもないから、いつの頃からか取り除くようになったそうなのだけれども、三つ葉いいじゃない!と思っている私は三つ葉のことを少しだけ不憫に思った。

4、5年ほど前までの私も、三つ葉と言えば、お吸い物やお雑煮、茶碗蒸しに入っている、いい香りがする香味野菜という程度の知識しかなかったのだけれど、

日本のハーブという視点から、三つ葉のことを少しだけ深く知る機会があり、三つ葉は、女性に嬉しい効果を促してくれるハーブだということを知った。

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添え物の葉っぱとして扱うのは、少し勿体ないように感じるので、今回は三つ葉のお話を少しと思っております。

この機会に、数少ない日本原産の野菜、三つ葉のことを知ってみようと思われた方は、柊希にお付き合いいただけましたら幸いです。

三つ葉と言えば、スッキリとした香りが印象的で、あの香りが私たちの食欲を促しているのですが、他にもストレスや不眠を緩和させる働きがあると言われています。

香りは人によって好みが大きく分かれるため、あまり好きな香りではないと言う方は、無理をしないのが一番なのですが、

三つ葉の香りをいい香りだと感じる方は、食べてしまう前にしっかりと香りを楽しむことで、ストレスを和らげたり、気持ちをリフレッシュすることができますので、是非、香りも堪能して下さいませ。

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そして、三つ葉に含まれている栄養素ですがカリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄分、βカロテン、ビタミンCなど盛りだくさんです。

特に豊富な栄養素をピックアップしますと、まずはカリウムでしょうか。

幸せのレシピ集内ではお馴染みとなってきておりますが、カリウムは余分な塩分を排出し血圧が上がるのを抑えたり、浮腫みを緩和させる性質がある栄養素なのですが、不足しがちな栄養素でもあると言われています。

三つ葉から摂らなくてはいけないということはではないのですが、

ナチュラルな食材には様々な栄養素が詰まっており、相乗効果を発揮するような組み合わせで含まれていることが多いので、口にする機会があるときには、摂取しておくと良いのではないかと思います。

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次は、βカロテンでしょうか。

こちらもお馴染みですが、免疫力をアップやガン予防、動脈硬化をはじめとする生活習慣病の予防に働いてくれると言われている栄養素です。

そしてβカロテンは体内で、体が必要としている分だけビタミンAに変わってくれる不思議な栄養素です。

ビタミンAに変身したβカロテンは、肌荒れを防いだり、粘膜を健やかにしたり、視力低下を防いだりと幅広く働いてくれます。

他にもマグネシウムは、体内にある様々な酵素が働きやすいようサポートしますし、

カルシウムは、ご存知の通り骨や歯などを丈夫にしますので、骨粗鬆症の予防にも繋がりますし、ストレスからくるイライラなどの緩和にも働きます。

鉄分は、貧血予防や肝臓を健やかに保ったり、目の下のクマなどの緩和に働きますが、女性に不足しがちな栄養素ですので、様々な食材から摂取しておく必要がありますが、鉄分もしっかりと含まれています。

こうして見てみますと、単なる葉っぱのように見えて美容と健康を幅広くサポートしてくれる栄養が詰まっています。

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どのような食材も、少しずつ口にすることで体内バランスを整えることができますが、毎日のこととなると意識していても偏ってしまうこともあります。

普段の食生活を一度に大きく変えるような方法もありますが、

旬を迎えた食材のチカラも借りながら、美味しく楽しく体内と食生活のメンテナンスをしてみるのはいかがでしょうか。

根っこまで食べられる根三つ葉は、冬の時期に旬を迎える三つ葉よりも日持ちが良く、食感も良いので、

お嫌いでなければ春の味覚のひとつとして、サラダやお吸い物、その他お好きなメニューに加えるなどして是非。

私は生春巻きの具材に混ぜ込んでみようかと思っております。

今日も、楽しい食卓でありますように☆彡

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