ひと月ほど前だったでしょうか。
知人とのやり取りの中で、こまめに水分を補給するようになったけれど、水太りしてしまうのがネックだという話を耳にしたのです。
命に関わるという認識があるため、水太りすることは仕方がないと諦めて水分摂取をしているというのです。
幸せのレシピ集内では、水分摂取や浮腫みに関する話題に、様々な視点から触れておりますが、
今回は、これまでとはまた少し異なる視点から、この水太りの原因のひとつと水太りを防ぐ方法をちらり、のぞいてみたいと思っております。
ご興味ありましたら、ご自分のライフスタイルに照らし合わせつつ、お付き合いくださいませ。
水分補給によって水太りをしてしまうように感じているということは、体が浮腫むということ。
しかし、ひと口に浮腫みと言っても浮腫みの原因は、水分摂取以外にも多数あるため、自分の浮腫みの原因を探し当てるまで、時間がかかる方もいらっしゃるように思います。
今回は、食べているものの味付けの傾向から浮腫みを、再チェックしてみませんか。
塩分量が多い味付けのものを好んで食べていると太りやすくなるということは、多くの方が見聞きしたことがある内容かと思います。
例えば、スナック菓子や簡単に食べることができる出来合いのお弁当や加工食品、外食もそうですが、
自宅で作る食事の味付けの濃さであったり、別添えで口にするお醤油などの調味料やドレッシング、ソースやケチャップなどの量もチェックポイントです。
私たちの体は、塩分過多になってくると、できるだけ塩分濃度を薄めようとして水分を溜めこもうとします。
と同時に、濃い味付けは食が進むため、普段よりもつい食べ過ぎてしまう傾向も。
このような何気ない日常の癖から連鎖して起こる様々が積もり積もって、塩分過多になっていることは、意外と多いものです。
しかし、いざ減塩生活を送ろうとすると、口にするものの塩分量を毎回把握することは想像以上に大変で、結局は何となく気を付けるという曖昧な状態で留まったりもします。
このような時には、野菜だけでなくキノコや海藻類も意識して摂るようにし、摂取した塩分が体に吸収されるのを抑えるのも手です。
お野菜は「食べなくちゃ!」という意識が働く方が多いですが、キノコや海藻類は野菜ほど意識しないことが多いので、ここをお野菜とセットで意識するだけでも随分と体が軽く、楽になってきます。
そうしますと、水分をたっぷり補給しても塩分濃度を調整するために溜め込まれるような使われ方をしなくなるため、
浮腫みを気にしながら水分を摂取するというストレスから解放されますし、
体内の不要なものが速やかに排出されるようになったり、お顔だけでなく全身が潤うようになりますし、汗の質もサラサラに変わってきます。
水分補給の機会が増える時季になりましたので、是非、キノコや海藻類を美味しく召し上がってみてはいかがでしょうか。
私自身、とても浮腫みやすい(と思い込んでいた)体質だったのですが、様々な視点から原因の目星をつけて観察し、浮腫みの原因が分かったという経験があります。
今でも浮腫むことはあるのですが、その浮腫みが何から起きたのか気付くことができるようになったこともあり、
浮腫んでしまったとしても、原因に合った対処法で浮腫みを取り除くことができるようになりました。
自分は浮腫む体質だからと諦めるのはいつでもできることですので、その前に実験気分で楽しみながら、
ご自分の浮腫みの原因を様々な視点を通して探ってみたり、浮腫み予防のヒントにしていただけましたら幸いです。
昨日よりも少し、健やかさや笑顔が増す1日となりますように☆彡
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