先日、『でっちあげられた物語。』のタイトルのもと、お岩さんの話題に触れたのです。
内容は、巷で話されているような怪談話の類ではなかったのですけれど、このタイトルが公開された日の朝、私の右瞼は謎の腫れでぷっくり膨れておりました。
腫れてはいたものの視界を遮ってしまうほどの状態ではなく、しかし、外出を大きく躊躇うような腫れで、「えっ!?もしや……!?」とヒヤリ。
不幸中の幸い、その日は書斎に缶詰めだったため、腫れた瞼をひと目に晒さずに済んだのですが、気になるのは腫れの原因が例のアレなのか否か。
気を取り直して今一度、腫れた瞼を鏡でよくよく見てみれば、腫れの中に小さな盛り上がり点がひとつ。
何者かが血を吸った跡でございます。
今年の暑さは、昨年のそれと比べると少しだけ穏やかなので、蚊が活発に動き出している模様。
皆様も、彼らに狙われてしまわぬよう、お気をつけくださいませ。
そして、やはり彼女は、働き者で慕われていた女性に違いありません、きっと……。
ワタクシ柊希の瞼事件からスタートした幸せのレシピ集ですが、本日は「利き手」ではなく「利き五感」をお話コードにしてすすめてまいります。
ご興味ありましたら、お好きなお飲み物片手にお付き合いくださいませ。
私たちには、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚という五感があります。
全てを使って生活してはいるのですが、利き手、利き足、利き耳などと同じように、その中でも得意な感覚を優先して使うことで、ものごとを把握したりコミュニケーションを取ったりしているのだとか。
これをもっと分かり易く分類すると、視覚優位、聴覚優位、味覚と嗅覚と触覚のいずれかを得意としている、もしくは、他の2つよりもこの3つの感覚を得意とする身体感覚優位の3パターンに分類することができると言われています。
例えば、音楽を聴くことに夢中になっているときに、誰かが横を通っても気が付かないというようなことがあります。他にも、本を読むことに夢中になっているときには、周りの人のお喋りや雑音が全く耳に入ってこないこともあるかと。
人はこのような様々な体験や持って生まれたものを通して、得意(得意傾向にある)な感覚を持つようになるようです。
専門的なチェック項目を挙げると難しくなってしまうので、詳細は割愛しますけれど、ひとつの単語を聞いて最初に思い浮かべるものや思い浮かべることが、どのようなものだったかによって、ざっくりと判断することができると言われています。
「ケーキ」と聞いて思い浮かべるものは、どのようなことでしょうか。
ケーキの形や色、パッケージなどを思い浮かんだという方は視覚、
ケーキショップ内の音や、ケーキを盛りつけたり切り分けたり、食べるとき出る音が思い浮かんだという方は聴覚、
ケーキの甘い香りや味、フォークを入れたときに感じる感触、ケーキを口にいれたときの食感などが思い浮かんだという方は身体感覚を利き感覚としている可能性があります。
もちろん、これだけでは正確な診断のようなものは出ませんけれど、「ケーキ」という言葉ひとつをとってみても、様々な感じ方や見え方があり、人それぞれなのです。
これをもとに日常の様々を思うと、無理をして人と同じでなくてもいいというよりは、同じではないことの方が自然だと肩の力を抜くことができるのではないでしょうか。
程よく肩の力を抜いてまいりましょ。
何かしらのヒントや閃き、興味の扉のひとつになりましたら幸いです。
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