ここ数日、甘いものをいただく機会が多い。
甘いものは私を幸せな気分で包み込んでくれるもので、好きなもののひとつだ。
ただ、自分から頻繁に手を伸ばすことがないからなのか、甘いものを口にする機会が増えると、それによって体内が忙しく動いていることを体調から感じ取って、何とかしなくてはと思うのである。
この体調の変化というのは、甘いものを口にしたからと言って、摂取した糖質が翌日にお肉と化して体に付くということは無いのに、体がすっきりしない感覚があったり、ぐっすりと眠ったはずなのに疲れが残っていると感じたり、通常の食事の美味しさが目減りしたように感じるなど様々である。
この辺りの感じ方には個人差があり、感じないという方もいらっしゃるけれど、これからの季節は甘いものをいただく機会や、炭水化物多めの食事を摂る機会も増えるかと思います。
そこで今回は、このようなメニューから摂取した糖質を体に溜め込んでしまうのではなく、しっかりとエネルギーに変えて燃焼するコツと、その注意点を、ここでおさらいしておこうかと思っております。
ご興味ありましたら、食欲の秋対策としてのぞいていっていただければと思います。
炭水化物や糖質も私たちの体に必要な栄養素ですが、これらをエネルギーに作り変えるには、ビタミンB1が必要です。
しかし、私たちの体内にあるビタミンB1が足りなくなってしまうほどの炭水化物や糖質を摂取しますと、これらをスムースにエネルギーに変えることができず、行き場を失った炭水化物や糖質が体内のどこかしらに蓄えられることになります。
また、本来ならばエネルギーに変わるはず栄養素の処理が進まないため、何かと内臓に負担がかかり、疲れがとれなかったり、食欲が落ちたり、何となく体が重いといった夏バテにも似た感覚を覚えます。
ですから、甘いものや炭水化物を摂り過ぎた翌日ほど、普段よりもビタミンB1を意識した食事をしっかりと摂ることで、無駄なお肉を体や疲労を体内に溜め込まずに済みます。
日本人は男性も女性もビタミンB1が不足しがちだとも言われています。
今回は、甘いものや炭水化物をエネルギーに変えるという視点から触れているのですが、甘いものはあまり食べないけれど疲れがとれない、体が重いといった夏バテのような感覚がある方は、もしかしたら、ビタミンB1の不足が招いている症状なのかもしれません。
ビタミンB1を多く含む食材の代表と言えば、豚肉と大豆、うなぎ、玄米などでしょうか。
新米が美味しい季節でもありますけれど、時々、玄米を混ぜ込んだご飯を召し上がるだけでも、随分と体内バランスを整えられるように思います。
このようなとき、ビタミンB1は手軽にサプリメントで摂取しておこうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ビタミンB1を過剰に摂取すると気持ちが不安定になってイライラしやすくなったり、頭痛が出たりすることもあるといいます。
食事で摂る分には摂りすぎることは「ほぼ無い」と言われているので、できるだけ食事から摂取して、それでも不足するようであれば、常用するのではなくて必要に応じてプラスするものとして扱うと良いのではないでしょうか。
ここだけの話ですが、実は私も随分と前ではありますが、手軽に摂取しようと横着心が湧きまして摂取していたことがあります。
幸いにも私の周りには医療従事者が多くいたこともあり、すぐに、このような話を聞かされて反省しサプリメントの扱い方を見直すキッカケになりました。
とても心強いアイテムですが、長期摂取による過剰摂取状態は内臓に負担もかけますので、上手に取り入れて下さいませ。
食欲の秋が始まり、年末年始まで胃腸も大忙しです。
ボディーラインも健康もどちらも譲ることができないオトナの皆さん、ここはオトナの知恵を味方につけて日々を楽しんでまいりましょうね。
今回も柊希のセルフチェックにお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
本日も、皆さんと皆さんの大切な方々が健やかでありますように☆彡
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