幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

畳味と楽しめるエコ。

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本当に気に入っているものが傍にあるというのは、いいものである。

最近の私の生活に仲間入りしたのは、新しいエコバッグだ。

これまでは、これならばと思えるようなものに出会えないことにを理由に、間に合わせのようなものを気まぐれで使ってみたり、お店のご厚意に甘えてレジ袋をいただいたり、購入したりというスタイルで過ごしてきた。

しかし、環境への配慮からレジ袋有料化の本格的な動きを前に、そろそろと重い腰を上げたといったところである。

好きなものを短いスパンで取り換えていくという使い方もアリなのだけれど、私は120%くらいの気持ちで気に入ったものを、何かしらの理由が生じるまでは変えずに傍に置いておきたい質のようで、気まぐれスタイルが長期化してしまったけれど、何とか世の中の波に乗ることができそうである。

選んだものは、ベージュ系とブルー系のシンプルなタータンチェック柄の大小2つなのだけれど、ようやく鞄の中から手間取らずにサラリと取り出せるようになったように思う。

以前、タータンチェックは日本で言うところの家紋のようなものだという話題に触れたことがあるのだけれど、私の手元にやってきたこの柄が発しているメッセージに思いを馳せつつ、ほんの少しだけ地球にも優しくできそうな自分にワクワクしているこの頃だ。

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地球に優しくと言えば、数年前に目にした「畳味の、食べられるお箸」は今もあるのだろうか。

確か、熊本にある会社が畳の素材となるイ草を使って作った「畳味の、食べられるお箸」だったはず。

そう思って調べてみると、今も存在しており、改めて目を凝らしてサイトをのぞいてしまった。

海外では食べられる素材で作られたスプーンやフォークがあるけれど、日本は「お箸」である。

使用しているイ草は、食べられるくらい安全で品質が高いものが使われており、このイ草に小麦粉と砂糖、卵を合わせ、お箸のカタチに焼き上げたハードクッキーである。

このように話すと、「お箸のカタチをしたお菓子」だと思ってしまいそうになるのだけれど、これは、あくまでも「お箸をお菓子で作っている」ので、用途は食事をするときに道具として使用する。

そして、使用後はパリッ、ポリッと良い音を立てながら、お箸のカタチをしたイ草クッキーを食べることで資源を大切にすることができ、地球に優しいという商品である。

しかも、この「食べられるお箸」は、レタスの60倍ほどの食物繊維を含んでいると言われているイ草が原材料なので栄養価が高く、お箸1膳を食べると、サラダを1皿分以上の食物繊維を摂取できるのだとか。

私は、数年前に目にした折、「畳味」というフレーズが印象的でずっと記憶に残っていたのだけれど、今回改めて目にして、やはり「畳味」に釘付けである。

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正直なところ、今はまだお手軽とは言えず、様々な意味で挑戦の最中の「畳味の、食べられるお箸」であるよう感じるけれど、いつの日か、割り箸は使い捨てではなく食べきるタイプのお箸を使うという新しい選択肢が当たり前になるのかもしれない。

その前に、ハリーポッターに登場するジェリービーンズに入っていてもおかしくないような、「畳味」というものを味わってみようと思っているのだけれど。

そろそろイ草アイテムに触れる機会も増えてくる頃かと。

その時には、イ草の香りをスイッチにして、食べられるお箸の話題をちらりと思い出していただけましたら幸いです。

※タータンチェックのことを、もう少しだけ知ってみたいという方は、お時間ありましたら、下記の関連記事もどうぞ。

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関連リンク:【食べられるお箸・株式会社 丸繁製菓】https://ohashitatami.thebase.in/

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