幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

目覚めのおはなし数珠繋ぎ。

f:id:hiiragi1111:20190626113346j:plain

朝起きて窓を開けたとき、そこにいつもの景色が無かったら、人はどのようなリアクションを取るのだろうか。

友人から送られてきたリスの動画を観て思った。

その動画というのは、冬眠中のリスがうっかり目覚めてしまい、地上に出てきたところを収めたものだった。

食べ物が無くなる前に木の実やらをたらふく食べたであろう、そのリスが最後に見た景色は枯れ葉が舞う秋の景色だったはず。

しかし、冬真っ只中に目覚めて目にした景色は、一面が雪に覆われている銀世界。

リスの視力がどの程度なのかは分からないけれど、見たことがない景色と経験したことがないであろうその冷たさに、分かり易くパニック状態になったリスは、

その場で何度も何度も足踏みをしながら辺りを見渡し、非常事態だと判断したのか、再び寝床に引っ込んでいったという動画だった。

※動画は最後に貼り付けておきますので、ご興味ある方は閲覧環境にご注意の上、お楽しみ下さいませ。

その後、そのリスが再び冬眠できたのか否か知る術はないけれど、無事に冬を越してくれていたら良いのだけれど。

そのようなことを思いながらレモン水を口に運びつつ、私のその日は始まった。

f:id:hiiragi1111:20190626124859j:plain

目覚めと言えば、寝起きには良し悪しがあるけれど、なかなか目が開かず、スッキリと起きられない時には、目薬を点眼すると良いと聞いたことがある。

これは、私たちが普段、目が乾かない程度の涙を瞬きによって出して目を潤わせているけれど、寝ている間は瞬きをしていないため、目覚めたときには私たちが思う以上に目が乾いている状態が関係しているそうだ。

私たちは、目が乾いていると「目を開けにくい」と感じるけれど、脳は、目を開けない状態が続くと「眠いのか。じゃぁ、二度寝をどうぞ。」という指令を出すというのだ。

この指令が出てしまう前に目薬を一滴ずつ点眼すると、目が瞬時に潤ってスムースに目を開けることができるため、ぼんやりと目覚めるのではなくスッキリと目を覚ますことができるようだ。

目の調子が悪いわけでもないのに目薬を?という印象を抱く方もいらっしゃるかと思うのだけれど、昨今、眼病予防や疲労回復などに特化した様々な目薬も多数登場している。

そのようなシンプルな目的の目薬を枕元に置いておくのも、1日を軽やかな気持ちで始めるひとつの方法になるように思う。

私は仕事柄、1日中目を酷使していることもあり、数種類の目薬を相棒にしているのだけれど、枕元にもひとつ置いている。

目薬を寝起きに使用する頻度は少ないけれど、イレギュラーに朝が早いときや、顔を浮腫ませたくないような予定が入っているときなどは、目薬を点して普段以上にスッキリと目覚めるようにしている。

夏バテで体が思う様に目覚めてくれないと感じるときや、まだ先の話ではありますが乾燥が始まる初秋などは地味に頼れるアイテムですので、

必要に応じて、何かしらのヒントにしていただけましたら幸いです。

関連リンク:閲覧環境にご注意下さい。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

水太りのストレスから解放されて、ゴクゴクと喉を鳴らしながら美味しい水分補給を。

f:id:hiiragi1111:20190630104535j:plain

ひと月ほど前だったでしょうか。

知人とのやり取りの中で、こまめに水分を補給するようになったけれど、水太りしてしまうのがネックだという話を耳にしたのです。

命に関わるという認識があるため、水太りすることは仕方がないと諦めて水分摂取をしているというのです。

幸せのレシピ集内では、水分摂取や浮腫みに関する話題に、様々な視点から触れておりますが、

今回は、これまでとはまた少し異なる視点から、この水太りの原因のひとつと水太りを防ぐ方法をちらり、のぞいてみたいと思っております。

ご興味ありましたら、ご自分のライフスタイルに照らし合わせつつ、お付き合いくださいませ。

f:id:hiiragi1111:20190629153226j:plain

水分補給によって水太りをしてしまうように感じているということは、体が浮腫むということ。

しかし、ひと口に浮腫みと言っても浮腫みの原因は、水分摂取以外にも多数あるため、自分の浮腫みの原因を探し当てるまで、時間がかかる方もいらっしゃるように思います。

今回は、食べているものの味付けの傾向から浮腫みを、再チェックしてみませんか。

塩分量が多い味付けのものを好んで食べていると太りやすくなるということは、多くの方が見聞きしたことがある内容かと思います。

例えば、スナック菓子や簡単に食べることができる出来合いのお弁当や加工食品、外食もそうですが、

自宅で作る食事の味付けの濃さであったり、別添えで口にするお醤油などの調味料やドレッシング、ソースやケチャップなどの量もチェックポイントです。

私たちの体は、塩分過多になってくると、できるだけ塩分濃度を薄めようとして水分を溜めこもうとします。

と同時に、濃い味付けは食が進むため、普段よりもつい食べ過ぎてしまう傾向も。

このような何気ない日常の癖から連鎖して起こる様々が積もり積もって、塩分過多になっていることは、意外と多いものです。

しかし、いざ減塩生活を送ろうとすると、口にするものの塩分量を毎回把握することは想像以上に大変で、結局は何となく気を付けるという曖昧な状態で留まったりもします。

f:id:hiiragi1111:20190629153623j:plain

このような時には、野菜だけでなくキノコや海藻類も意識して摂るようにし、摂取した塩分が体に吸収されるのを抑えるのも手です。

お野菜は「食べなくちゃ!」という意識が働く方が多いですが、キノコや海藻類は野菜ほど意識しないことが多いので、ここをお野菜とセットで意識するだけでも随分と体が軽く、楽になってきます。

そうしますと、水分をたっぷり補給しても塩分濃度を調整するために溜め込まれるような使われ方をしなくなるため、

浮腫みを気にしながら水分を摂取するというストレスから解放されますし、

体内の不要なものが速やかに排出されるようになったり、お顔だけでなく全身が潤うようになりますし、汗の質もサラサラに変わってきます。

水分補給の機会が増える時季になりましたので、是非、キノコや海藻類を美味しく召し上がってみてはいかがでしょうか。

f:id:hiiragi1111:20190629153154j:plain

私自身、とても浮腫みやすい(と思い込んでいた)体質だったのですが、様々な視点から原因の目星をつけて観察し、浮腫みの原因が分かったという経験があります。

今でも浮腫むことはあるのですが、その浮腫みが何から起きたのか気付くことができるようになったこともあり、

浮腫んでしまったとしても、原因に合った対処法で浮腫みを取り除くことができるようになりました。

自分は浮腫む体質だからと諦めるのはいつでもできることですので、その前に実験気分で楽しみながら、

ご自分の浮腫みの原因を様々な視点を通して探ってみたり、浮腫み予防のヒントにしていただけましたら幸いです。

昨日よりも少し、健やかさや笑顔が増す1日となりますように☆彡

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

夏のビタミンカラーを見て思うこと。

f:id:hiiragi1111:20190629135504j:plain

インテリア雑貨を多く扱っているショップをふらりのぞいた。

何か欲しているものがあったわけではないのだけれど、このような空間は目の保養になったり、素敵だと感じるけれど、自宅をそのように変えようとは思わない雰囲気のものを目にすることで受ける刺激が心地よかったりと、購入以外の楽しみもあるように思う。

以前、このような話を見聞きしたことがある。

商品は、皆が欲しいと感じるものだけ置くのではなく、こんなもの誰が買うのかしら?と思われるようなものも時に必要なのだと。

当時は、そういうものなのかと素通りしたのだけれど、人は様々な感情を抱くことを楽しいと感じる節もあるから、そのような作用を狙っているという話だったのだろうと、後で思った。

その日の私は、ショップ側からしてみれば冷やかし以外の何ものでもないのだけれど、ぽんっとできた空き時間をそのショップで過ごすことにした。

様々なカラーをまとったアイテムがあるけれど、この時季はやはりビタミンカラーが映える。

時々、色が持っている力を様々な視点から触れているのだけれど、今回は夏が似合うビタミンカラーのひとつでもあるオレンジ色にフォーカスしてみようかと思う。

f:id:hiiragi1111:20190629135802j:plain

オレンジ色は、赤色と黄色の間に位置する色で、赤色が持つ活発さや活力、食欲増進などの力と黄色が持つ集中力や注意力、判断力をアップさせる力などが混ざり合っている。

混ざり合うことで、赤色や黄色が持つ特有の強さなどが程よく和らげられているのも特徴のひとつだ。

このような性質を持ったオレンジ色は、目にした人の緊張を和らげ、明るさや元気、親しみやすさや解放感を抱かせるという。

私たちの身の回りを見回してみると、食品パッケージに使用されることが多い色でもあるため、

色の好みは人それぞれだけれども、知らぬ間に多くの人がオレンジ色の力を借りているようにも思う。

f:id:hiiragi1111:20190629135544j:plain

今回、オレンジ色にフォーカスしているので、記事内の画像にはオレンジ色の配分を多くしているのだけれど、これらの色を目にして感じたことから、自分の状態を判断することもできるのだ。

きれいな色だと感じたり、美味しそうだと感じたり、ちょっぴり楽しい気分になったりと、何かしらのポジティブな感情が湧いたならば、心身ともに元気だというサイン。

一方、騒がしい印象を受けたり、キラキラし過ぎているように感じたりと、何か気持ちにブレーキがかかるような感覚があったならば、心身が少々お疲れ気味というサインだと言われている。

f:id:hiiragi1111:20190629135517j:plain

もし、今回後者だったならば、今日は何かひとつ、自分が心地よいと感じることを自分にプレゼントしてみてはいかがでしょう。

いつもよりも1時間早くベッドへ潜り込むもよし、湯船に長く浸かるも良し、夕食に自分が一番食べたいメニューを準備するもよし。

きれいだなと感じる色のお花を一輪飾る、というのも効果的かと。

人を喜ばせることも素敵なことだけれど、疲れを放置し過ぎてしまうと楽しいことや嬉しいことなどを楽しい、嬉しいと感じられなくなることも。

だから、自分のことも同じ様に喜ばせられる自分でいたいものです。

何かしらのヒントや閃きにしていただけましたら幸いです。

 

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

言葉も牙を抜かれることがある。 

f:id:hiiragi1111:20190627170219j:plain

今日はストレッチをする元気が残っていないからサボってしまえ……。

そう思いながら体を、リビングのソファーに雪崩れ込むようにして委ねた。

私の体を受け止めたときのボワンッという音と、ソファーの少しヒンヤリとする感覚が妙に心地よくて、しばらくゴロゴロと寝返りを打った。

ストイックになった先にあるご褒美も良いけれど、こういうオサボリを許した先にあるものも私にとっては、ちょっとしたご褒美である。

しばらくの間、白い天井を見上げていたのだけれど、「サボる」という言葉はフランス語のサボタージュから来ていることを思い出した。

f:id:hiiragi1111:20190627170035j:plain

いつだったか、何かのついでに調べて知ったことだけれど、大正時代には既に使われていたとあり、思わず、へぇーっと声が零れた。

真新しい言葉ではないけれど、そう古いとも思えない言葉だと感じていた「サボる」が、それなりに使い古されていることに驚いたのだ。

私たちは、怠けることやずる休みをすることなどを「サボる」と表現するけれど、もととなっているサボタージュという言葉は、何かを壊したり妨害したりすることを表す言葉である。

主に働く場において、働く側が雇い主に対して、仕事で使用している道具や機械を壊すなどして何かしらの主張や権利を訴えるという行為をサボタージュと呼んでいたそうだ。

そして、このフランス語のサボタージュの語源は木靴を表す「サボ」という言葉なのだとか。

サボと呼ばれるシューズがあるけれど、あの原型でもある。

サボタージュの語源にどうして木靴が?と思うけれど、当時の労働者たちは、この丈夫な木靴を履いた足で、仕事で使用している道具や機械を蹴るなどして壊していたそうだ。

想像を超える激しさを含んだ訴え方の手法である。

この言葉が、どのような経緯でやんわりとした雰囲気の「オサボリ」を表す言葉として定着したのか、この辺りは調べるに至っていないため、ここで詳細をお伝えすることはできないのだけれど、

「サボる」という言葉は、まるで牙を抜かれた虎のような言葉だと思ったりもする。

言葉も使い方ひとつである。

じんわりと忍び寄ってくる瞼の重みを感じながら、そのようなことを思った日。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

でっちあげられた物語。

f:id:hiiragi1111:20190627144202j:plain

今年は梅雨らしい梅雨が来ないまま梅雨が明けてしまうのではないだろうか。

なかなか降らぬ雨にそのようなことを思いながら紫陽花を眺めた日もあったけれど、振り返れば、今年もしっかりと梅雨と呼ぶに足る雨が降った。

こうしてしっかりと帳尻を合わせてくるのだから、やはり自然には敵わない。

今朝はそのようなことを思いながらピッと可愛らしいエアコンのスイッチ音をリビングに響かせた。

怖い話はあまり得意ではないのだけれど、気温も着々と上がってきているので、この辺りで怪談話の裏側をちらり、のぞいてみるのはいかがでしょうか。

ストレートに怪談話ではない辺りは、柊希のご愛敬ということで、お付き合いいただけましたら幸いです。

f:id:hiiragi1111:20190627144139j:plain

怪談話に登場するキャラクターと言えばの問いかけの答えに、四谷怪談(よつやかいだん)に登場する「お岩さん」を挙げる方もいらっしゃるかと。

四谷怪談(よつやかいだん)とは、江戸時代に起きたと言われている事件をもとにして作られた日本の怪談です。

この四谷怪談(よつやかいだん)のあらすじをおさらいしておくと、四谷の町に、とある一組の夫婦がおりました。

夫の名を伊右衛門、妻の名をお岩と言います。

伊右衛門はお岩という存在がありながら、お金に目がくらみ、お梅という名の女性と結婚することを決めてしまいます。

伊右衛門は、自分以外の人を使って妻であるお岩さんに毒を盛り、彼女の顔はみるみるうちに醜くなります。

自分の顔を鏡で見たお岩さんは発狂し、誤って自分に刀を向け、命を落としてしまいます。

その後、伊右衛門は計画通り、お梅と祝言を挙げるのですが、醜い姿になったお岩さんが伊右衛門の枕元に現れたため、

その姿に怯えた伊右衛門は、お岩さんの首を刀で切り落としたのですが、切り落とした首はお岩さんのものではなく祝言を挙げたばかりのお梅の首だったというお話です。

f:id:hiiragi1111:20190627144228j:plain

あぁ、あのお話ねと久しぶりに思い出された方も多いかと思いますが、この登場人物であるお岩さんと伊右衛門さんは実在した方々だと言われています。

夫婦不仲説でもあったのだろうかと、余計なお世話を抱きそうになる創作話ですが、実際のお二人は非常に仲が良いご夫婦だったと言われています。

しかし、生活が困窮したため、お岩さんが奉公に出て家計を手助けすることになったのだとか。

その後、お岩さんと伊右衛門さん夫婦は、順調に蓄えを増やすことができ困窮状態から抜け出したのだけれど、

お岩さんは、この大変な時期に家の敷地内に祀っていた屋敷社に熱心に手を合わせていたそうで、近所の人たちはお岩さんの幸運にあやかろうと、この屋敷社をお詣りするようになったといいます。

そして、この屋敷社が通称「お岩さま」で知られている東京都にある於岩稲荷田宮神社(おいわいなりたみやじんじゃ)です。

f:id:hiiragi1111:20190627144247j:plain

それならば、私たちが知っている物語に登場するお岩さんとは?という疑問が湧きますが、

これは、お岩さんが亡くなって数百年以上も経ってからも人々から慕われていたお岩さん人気に注目した歌舞伎作家が、

今で言うところの「ウケる話」にしようと様々な事件話も参考にしつつ、この四谷怪談を書き上げたと言われています。

ですから、歌舞伎でこの演目を扱うときには妙な事件が起きてしまわぬよう、必ず、皆が於岩稲荷田宮神社(おいわいなりたみやじんじゃ)にお詣りするそうなのだけれど、

お岩さんの立場からしてみれば、あることないことを勝手にでっち上げられているわけだから、挨拶のひとつくらいあって当然。

そう思われていてもおかしくないように思います。

暑い夏の日に「お岩さん」の名を見聞きする機会がありました際には、作りもののお岩さんだけでなく、働き者で慕われていた本当のお岩さんのことも、ちらり思い出してあげてくださいませ。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

ダイエットからアンチエイジングまでを欲張ることができる乗り物。

f:id:hiiragi1111:20190622160354j:plain

「自転車でも買おうかな」と頭に浮かんだ。

私の日常に自転車がなくて困るようなことは何もなく、気まぐれ以外の何ものでもないのだけれど、どうして急にそのようなことが思い浮かんだのだろうと思い、ここ数日の日常を振り返った。

これと言った出来事や出会いもなく、いよいよ気まぐれを極めてしまったか!?と思った瞬間、1週間ほど前に、私の横を素敵な自転車に乗り、颯爽と駆け抜けていった見知らぬ方に視線を奪われたことを思い出した。

間違いない、あの方の自転車である。

ニュアンスブルーの本体は、出来る限りの装飾品を削ぎ落したようなシンプルなデザインをしており、サドルは落ち着きあるキャメル色をしていたように思う。

カゴは、少し大きめだったけれど、不思議と圧迫感や過度な存在感はなく、本体とマッチしていた。

タイヤも通常のものよりも細くスタイリッシュに見えたけれど、多分それは、素敵な雰囲気に乗せられた私の記憶が、贔屓目で記憶しているようにも感じた。

確か、最後に自転車を持っていたのは8年、9年ほど前で、引っ越しを機に処分したものが最後である。

それ以降は、引っ越し時に自転車があるのは面倒に思えたこともあり、新調することなく今に至っている。

持っている時も、ほとんど使うことはなく手放して正解だったと、引っ越しの度に思っていたのだけれど、この8年、9年の間に数回程、今回とは異なる理由で「自転車でも買おうかな」と思ったことがあった。

f:id:hiiragi1111:20190622160734j:plain
一時期、頭の中をリセットしたくなったときにふらりとジムのプールへ通っていた。

その時のインストラクターの方に、自転車に乗ると簡単に有酸素運動の効果を得ることができると聴いたのだ。

有酸素運動は、体内に余分に蓄えられてしまった糖と脂肪の両方を燃焼させるため、ダイエットや中性脂肪、高脂血症の予防や緩和などにも役立つ運動である。

しかし、自転車を漕ぐというメニューはこれだけに留まらず、アンチエイジング効果も期待できるという。

これは、私たちの下半身には、体の筋肉の7割ほどが集まっているため、自転車を漕ぐと、下半身の筋肉が使われて足腰が鍛えられるのと同時に、体中に張り巡らされている毛細血管に血液がしっかりと行き渡るのだそう。

血液が体中に行き渡るということは、新鮮な酸素や栄養も全身に行き渡るということであり、全身の至る所に放置されている不要なもの、老廃物の回収も行われるということなので、

ダイエットや筋力アップだけでなく、アンチエイジング効果にも繋がるという仕組みだという。

しかも、嬉しいポイントは10分から15分漕ぐだけで十分な運動になるため、毎日の通勤や通学時間を利用し、「漕ぐこと」をしっかりと意識すると地味だけれど、侮れない効果を発揮するのだとか。

f:id:hiiragi1111:20190622160940j:plain
この話を聴き、これからは自転車でご近所散策を、と思ったのだけれど、この話を教えていただいたのが夏、真っ只中だったのだ。

夏が大の苦手である私にとって、そのタイミングでの自転車購入は宝の持ち腐れ確定であり、迷う間すらなく見送った過去がある。

そして、今回もいよいよ夏というタイミングではあるのだけれど、昼間に乗らなければいいだけの話ではないかと気づき、買うべきか、買わざるべきかなどと言いながら、迷うことを楽しんでいるこの頃である。

既に自転車に乗っているという方は改めて「漕ぐこと」を意識したり、気分が良い日は普段より少しだけ遠回りをしてみたりして、

効率の良い有酸素運動とアンチエイジングの効果を手にしてみてはいかがでしょうか。

素敵な自転車を見かけ、そのようなことを思い出した日。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

宝探しへのリベンジデー。

f:id:hiiragi1111:20190622124848j:plain

思いもよらぬタイミングでその時はやってきた。

先日触れたソリレスの話題。

あれから、そう時間が経たぬうちに丸鶏のローストを食す機会が訪れ、お宝ソリレスを探す絶好のチャンスを得たのである。

ソリレスをおさらいすると、ソリレスは、鶏の股関節近くというべきか腰骨近くというべきか、脚の付け根付近の窪んだところに収まっているお肉で、1羽からピンポン玉くらいの大きさのものを左右1個ずつ、合計2個とることができる。

限られた数と、この部位を取り出すには職人の知識や腕前が関係することから、希少部位として扱われている。

私は、ソリレスがある場所も、どのように収まっているのかも知っている。

しかし、これまで一度も完璧な形で取り出したことがないのだ。

取り出したことがないばかりか、自力で見つけることができた回数も片手で足りるほどである。

そして今回、既に両手では足りないくらいの回数に達している幾度目かのリベンジの時がやってきた。

こんがりと焼きあげられた丸鶏を、慎重かつ丁寧に解体し、もも肉にむね肉、ささみにヤゲン軟骨も無事に発見。

手羽先にぼんじりに……と順調に見慣れた部位を見つけることができ、丸鶏は、余さず美味しくいただいたのだけれど、

お宝ソリレスは他の部位と一緒に口に運んでしまったか、鶏ガラスープの中でほぐれてしまったか、今回も自力で取り出すことは出来ぬまま宝探しを終えた。

f:id:hiiragi1111:20190622141346j:plain

そう言えば、丸鶏を回転させながら丁寧に焼き上げるこの料理、ロティサリーチキンと呼ばれることがあるけれど、こちらは「ローストチキン」のフランス語バージョンである。

丸鶏が、ロティサリーオーブンの中で回転しながら焼かれる様子は、パリのマルシェではよく目にする光景で、こうしてじっくりと焼き上げられたチキンは、余計な脂がしっかりと落ちるため、

自宅オーブンで焼き上げるよりもカロリーを抑えることができるヘルシーメニューだと言われていた。

「ヘルシー」という表現の振り幅も様々ではあるのだけれど、脂が落ち、味付けも少量の塩やハーブのみであることが多く、見た目から受ける印象よりはヘルシーであるように思う。

しかし、お肉はしっとりジューシーで、パサつきとは無縁という所も魅力だ。

鶏ガラは、ひたひたに浸かるくらいのお水で煮込めば、白濁した美味しいスープが取れる。

私はアクと一緒に、ここでも余計な脂を取り除きながら4、50分ほど煮込んだスープを2、3度漉し、少量のお塩とネギを入れたり、ニラを入れたり、その時々で入れる薬味は異なるのだけれど、スープとして、雑炊やにゅう麺として楽しむのも密かな楽しみである。

f:id:hiiragi1111:20190622124924j:plain

今回も、秘宝は見つけられなかったけれど、いつの間にか、もも肉やむね肉、ささみやヤゲン軟骨に、手羽先にぼんじりなど、軽々探し当てられるようになったものがあることに気が付いた。

なかなか探し当てられない宝があるからこそ「もう一度」と、ちょっとした、お祭り感覚が味わえているのかもしれない。

ものごとがスムースに進んでいくことは気持ち良いけれど、行きつ戻りつ進んでいくのも悪くないのかもしれない。

そのようなことを思いながら、ソリレスの旨味が溶け出しているかもしれない鶏ガラスープで作ったにゅう麺を楽しんだ日。

関連記事:

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

そちらの「ひまわり」でしたか!!

f:id:hiiragi1111:20190624135605j:plain

フラワーショップの前を通ると、ガーデンバケツに入れられた向日葵が目をひいた。

体感温度や装いからも感じることができる夏だけれど、この花を見なくては夏は始まらないと思っている私が居る。

向日葵は、太陽の方を向くことでも知られている花だけれど、本来は、ずっと太陽の方を向いているという訳ではなく、芽が出て花が開く少し前まで太陽を追っているときく。

きっと、花が開くその瞬間まで太陽のチカラをその身に溜め込んで、溜め込んで、パッと解き放つのだろう。

向日葵と言えば、そろそろ「ひまわりの日」がやってくる。

ここだけの話、ワタクシ最近まで「ひまわりの日」は、あの黄色くてエネルギッシュな花のことだと思っていた。

その日が、そう名付けられた理由も勝手に想像しつつ目星をつけていたのだけれど、大誤算であった。

「ひまわり」は「ひまわり」でも花ではなく「気象衛星ひまわり」の方だというではないか。

私の勝手な想像を誰かにポロリと零す前に気が付いて良かったと思った。

f:id:hiiragi1111:20190624135623j:plain

「ひまわりの日」は毎年7月14日なのだけれど、これは、1977年の7月14日に日本で初めて、静止気象衛星・ひまわり1号が、ケネディ宇宙センターから打ち上げられた日を記念して制定されたそうだ。

気象衛星を持っていることを当たり前のように感じている私たちは、それだけのことが記念日になるの?と感じてしまいそうになるけれど、

この1977年の7月14日までの日本は気象衛星を持っていなかったので、お天気を含めた様々な観測をする際には、わざわざアメリカから衛星画像を購入していたというのだ。

このような背景を聞くと、打ち上げられた自国の気象衛星が無事に機能し、いつでも様々なことを観測できるようになったこの日を、記念日として定めたことにも頷くことができるように思う。

そして、この気象衛星ひまわりという名は、気象衛星が地球の周りを1日1回まわることから、日まわり、ひまわりと名付けられたそうだ。

そしてもうひとつ、私たちが良く知る向日葵が太陽の方を向いているように、気象衛星ひまわりも地球の方を向いていることも名付け理由のひとつなのだとか。

f:id:hiiragi1111:20190624135640j:plain

天気予報の正確さが増しているのは、このひまわり1号から始まったのでしょうね。

そろそろ「ひまわりの日」というフレーズを見聞きすることがあるかもしれません。

その時には、あのエネルギッシュに咲く向日葵だけでなく、本来の「気象衛星ひまわり」のことも思い出していただけましたら幸いです。

本日も、ここへ足を運んで下さったみなさんが心晴れやかでありますように☆彡

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

本物の一途さには、程よい軽やかさが含まれているのかもしれない。

f:id:hiiragi1111:20190624123026j:plain
ポツリとできた休日を利用して、少し離れた場所まで足を延ばしてみることにした。

目的を持たずに散策するのも楽しいのだけれど、この日は、以前から気になっていたお寿司屋さんを目指すという目的を設定し出かけた。

もちろん、食べてばかりでは色々と気になるお年頃でもあるため、目的地周辺の散策も忘れずに目的に加えてのお出かけ、である。

その日は、雲ひとつない夏を感じる日差しが降り注いでいた。

これはもう「夏」以外の何ものでもないと感じながら歩いていると、日焼け止めを部分的に塗り忘れているという失態に気がついた。

私たちの体は、紫外線を浴びると体内で自動的にビタミンDが作られるシステムを持っている。

こうして作られたビタミンDは、体内でいくつかの工程を経た後に肝臓に蓄えられて、必要なタイミングで必要な場所に使われている。

ビタミンDは、食べ物から摂取してもいいのだけれど、手っ取り早いのは日光浴である。

女性はオールシーズン日焼け止めを使用することが多いため、ビタミンDが不足しがちだと言われている。

変な焼け方をしてしまうことを想像すると若干、気持ちが凹んでいくのは避けられなかったけれど、私も軽めの日焼け止めをオールシーズン使用しているため、きっとビタミンDは不足しがちだと思い直し、今日はビタミンDをじゃんじゃん作る日にしようと腹を決め、散策を続けた。

f:id:hiiragi1111:20190624122702j:plain

すると、道すがら小さなお寺を発見したため、少しお邪魔させていただくことにした。

観光地と言うよりは、地元にしっかりと根付いているお寺という雰囲気の場所で、印象的だったのは敷地内の中央に立派な木が植えられていたことだ。

木にはたくさんの赤い実、紫色を極限まで濃くしたような黒っぽい実、色づき始めたばかりの黄色い実がついており、既に落ちてしまった実も多数転がっていた。

一瞬、ストロベリーツリー?と思ったのだけれど時期が異なるため、木の周りをぐるり見回ると「ヤマモモ」というプレートが添えられていた。

f:id:hiiragi1111:20190624132145j:plain
初夏を知らせてくれるヤマモモは傷みやすい果実で、ジャムやお酒に使われることが多い果実だと言われているけれど、実物を見たのは初めてに近いような気がした。

これがヤマモモかと思いながら、もう一度ぐるりと木の周りを見回った。

ヤマモモには「一途」という花言葉がある。

同じ花言葉を持つ花は多々あるのだけれど、ヤマモモが「一途」という花言葉を持っている理由はこう。

ヤマモモには雄株と雌株の木がある。

雄株に付いた花の花粉が雌株の花に辿り着かなければヤマモモは実らないのだ。

しかし、雄株と雌株が必ず一緒に植えられているかと言えばそうではない。

それなのに、時期がくれば雌株のヤマモモはたくさんの実をつけるのだ。

これは、どんなに離れていても、雄株についた花の花粉は何キロも離れた場所に居る雌株の花までたどり着くそうで、ここから「一途」という花言葉が与えられたのだとか。

この話を思い出した私は、敷地内に雄株の姿を探したのだけれど、あるのはたくさんの実をつけた雌株1本のみだった。

実の多さから、飛んできた花粉の量が推測できたのだけれど、力強い一途さに圧倒されてしまった。

本物の一途さには、程よい軽やかさが含まれているのかもしれない。

そのようなことを思ったヤマモモの木である。

f:id:hiiragi1111:20190624122805j:plain

まだぎりぎり、ヤマモモの実を見ることができるように思います。

画像のような赤い実を目にする機会がありました際には、

今回のお話をちらりと思い出していただき、近くに居るかもしれない雄株を探してみてはいかがでしょうか。

関連記事:

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/

眠る前に、カラダのお休みスイッチを押してみませんか。

f:id:hiiragi1111:20190622141040j:plain

その日、ボディーメンテナンスを受けながら夢心地でいると、寝苦しい夜もあるけれど最近の寝付きはどう?と尋ねられたのです。

ぼんやりとした状態のまま、悪くはないけれど、眠る直前までブルーライトを浴びているからか、良いとも言い切れないといった内容を歯切れ悪く返したところ、

全身の血液をスムースに巡らせる簡単なマッサージをすると、寝つきの悪さを少しずつ緩和させることができると教えていただきました。

外気温はこれから増々高くなります。

これに伴い、冷たいものの摂取量が増えたり、冷房によって必要以上に体を冷やしてしまいがちです。

そして、このような状態で同じ姿勢を取り続けることで更に血の巡りが滞り、自律神経が乱れて体温調節機能が上手く働かなくなったり、小さな不調を招くこともあるため、

今回は様々な不調を招いてしまう前に、美容と健康の要でもある睡眠をしっかりとることができるよう、眠りスイッチになるマッサージをシェアさせていただきたいと思います。

あれもこれもは面倒だから、手っ取り早く土台を整えておきたいという方、

如何なる時も美容と健康の土台は整えておきたいという方、

とりあえず知ってみたいという方など、ご興味ある方は、ちらりとのぞいていってくださいませ。

f:id:hiiragi1111:20190622141014j:plain

手っ取り早く全身を整える為にターゲットとなる場所は「足」です。

まずは、右足全体を両手で挟むようにして包み込み、足の裏と足の甲を一緒に揉みほぐします。

普段、足の裏などのマッサージをしないという方は少し念入りに揉みほぐすと、体がじんわり熱くなるのを感じられるかと思います。

次に足の指を指先でギュッと摘まんでは離し、ギュッと摘まんでは離しを繰り返したあと、指を前後に倒し、最後にくるくると5回ほど回します。

これを全部の指に対して行い、もう片方の足も揉みほぐしから足指回しまで同じ様に行います。

こうして足の裏と指先をほぐすと全身の血の巡りが良くなるそうなのですが、同時に脳の緊張が解けてお休みモードに切り替わるため、入眠がスムースになるのだとか。

以前、脳を休ませるお話に触れたことがありますが、足の指を軽くマッサージするだけで、美容と健康の底上げになる血の巡りを良くすることに加えて、脳を休ませるスイッチをオスことができるので、とてもお手軽です。

両足マッサージをしたとしても1分もかかりませんので、短時間でもぐっすり、しっかり眠りたいという方は、このマッサージによって体のオンオフが自然と切り替わるよう、癖付けするのも手ではないでしょうか。

もし、時間や気持ちに余裕があるという方は、過去に『足首、硬くなっていませんか?』のタイトルのもと、シェアさせていただいた足首回しをトッピングして、

ダイエット、ビューティーケア、ヘルスケアの底上げをしてみてもいいですね。

f:id:hiiragi1111:20190622140956j:plain

私はズボラなところがありまして、どちらか片方をその日の気分で行うようなスタイルですが、足の浮腫みが定着してしまう前に脚を軽やかにすることができますし、

身体と脳がしっかりと休息できると翌日のシャッキリ感も増し、できることも数割増すように思います。

それに、しっかりと眠ることができると基礎代謝も上がりますので、ちょっとした食べ過ぎも身体がしっかり燃焼してくれるという、おまけもついてきます。

最近睡眠が浅い気がする、疲れが取れていない気がするという方は、この機会にセルフメンテナンスを行ってみてはいかがでしょうか。

1か月先、2か月先のちょっと嬉しい変化を楽しみにしつつ、

今日の疲れは今日のうちにスッキリさせるヒントにしていただけましたら幸いです。

関連記事:

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/