私は子どもの頃から「いわし」が大好きで
「いわし」と聞くと心の中でキュッとテンションがあがります。
「いわし」のお腹に明太子が詰められた「いわし明太子」は、
良くぞ私の好きな物を組み合わせてくれた!と食べる度に感動してしまいます。
「いわし」の美味しさを話し出すと止まらなくなりそうなので、さっそく今回の本題に。
「いわし」は一見地味なお魚なのですが、栄養バランスが非常に良くてヘルシーなので
美容と健康の両方の面から注目されているお魚なのです。
ただ、調理をする女性としては鮮度がすぐに落ちてしまうお魚ですし、
家の中で焼くと、しばらくはお部屋の中が「いわしのにおい」になりますし、
食べ終えた後のゴミの処理も少々厄介ですよね。
鬼除けに使われてきたことも妙に納得です。
食べる時も、小骨がありすぎるのが苦手だ、という声をよく聞きます。
しかし、これらの問題を全てクリアしている「いわし」があります。
オイルサーディンです。
「いわし」は缶詰にしても十分すぎる程の栄養をキープしています。
旬の「いわし」は冬の6倍もの栄養があるとも言われているので
上手に使うことが出来れば、とても頼りになるお助け食材なのです。
美容と健康面だけではなく、オイルサーディンの缶詰や瓶詰ですと長期保存が可能です。
少しアレンジを加えるだけで和洋中のメインにできたり、もう一品足したい時に使えたり、おつまみの材料にできたり、と便利です。
その便利さはお家の中だけに留まりません。
缶詰のオイルサーディンは「いわし」に限らずBBQなどに持っていき、
蓋を開けてお好みの調味料や具材を乗せて網の上にのせて焼くだけで、
お酒やご飯がすすむ一品が出来上がります。
今は缶詰バーがあるくらい、缶詰のクオリティーも上がっていますし、
ビスフェノールA(BPA)対策を取っている缶が使用されていますので
安心できるもの、自分好みの味のものを美味しくいただいてみませんか?
※ビスフェノールA(BPA) とはホルモンや神経を乱す可能性のある注意が必要な物質のことです。ビスフェノールA(BPA)については、改めてお話させていただきます。
「いわし」は、美肌に欠かせないコエンザイムQ10やビタミンB群が豊富な上、
カルシウムとカルシウムの吸収を助けるビタミンDの両方を含んでいます。
そして、頭が良くなると言われているDHAとEPAという成分も豊富に含んでいるのですが、
このEPAはアトピー性皮膚炎や花粉症を和らげる効果がありますので、
花粉が飛び交うシーズン前から摂って体の機能を整えておきたいですね。
更に血液をサラサラにしてむくみを解消する働きまである「いわし」。
「いわし」を食べると『血液サラサラの骨太うるぷる美肌』になるのです。
ただ、「いわし」にも弱点があります。
プリン体が多めに含まれている食材ですので、痛風を患っている方などはご注意ください。
既にしっかりとした味付けが済んでいるオイルサーディンもありますが、
私はその日の気分や用途によって味付けをする事も楽しみたいので、
シンプルなオイル漬けのもののみを購入しています。
中でもお気に入りなのは、天橋立で囲われた内海「阿蘇海」に生息するマイワシで作られた
『竹中缶詰の天の橋立オイルサーディン』と
ノルデスト株式会社が輸入している『スモークオイルサーディン』です。
両方とも塩気が抑えられており、そのまま食べて良し、調味料を足して良し、食材としても使いやすいオイルサーディンです。
天の橋立オイルサーディンは、いわしの身がしっかりとしていているのに柔らかく、お魚の美味しさがギュッと詰まっています。
また、使用されている缶も容器製造会社がBPAの自社検査をしっかりしている安全なものを使用されています。
※個人的に問い合わせをしてBPAに関するお返事をいただいた事もあり安心して利用させていただいています。
スモークオイルサーディンは、香ばしい燻製の香りがしっかりと楽しめます。
スモークされたものを食べ比べていますが、今のところノルデスト社のものをリピートしています。
こちらは火を通しても燻製の香りが飛ばないのでパスタなどに使う事が多いです。
両方ともオイルに良い香りと風味がしっかりとついていますので
オイルは、別な魚介を使ったお料理に使ったり、
バーニャカウダソースにアレンジすると違った楽しみ方もできます。
ひと缶で何通りも楽しめる「いわし」のオイルサーディンは、
便利で美味しくて美容と健康の素もたっぷりです。
お嫌いでなければ、いかがでしょうか?
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