幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

ピザとピッツアの違いって何かしら?

f:id:hiiragi1111:20160624112723j:plain

テレビを観ていたらピザのCMが流れた。

どうしてだろうか。

ピザが気になって気になって仕方がないのだ。

本当に、それ程にもピザが食べたいのだろうか?と無駄な自問自答をしつつ、

脳内の片隅では同時に家の中にある材料チェックが始まっている。

生地の材料もソースの材料も具材だってある。

そして、気分転換という名目の元、キッチンでピザ生地作りが始まるのだった。

 

皆さんは「ピザ」と「ピッツァ」の違いをご存知でしょうか。

一番の大きな違いはアメリカ風なのか、イタリア風なのかという点です。

ピッツアはイタリア語ですが、

これがイタリアからの移民によってアメリカに伝わり、アメリカナイズされ、

アメリカでピッツアはピザと呼ばれるようになりました。

アメリカのピザはパン生地や、サクサクとした食感の生地の上に

色々な種類の具材をたっぷりと乗せてオーブンで焼き上げたものです。

一方、イタリアのピッツァは、パリッとした食感の薄い生地を使います。

乗せる具材は、トマトソースやモッツァレラチーズなどシンプルものを

シンプルに乗せて焼き上げたものです。

簡単に言うならば、ピザは具材を、ピッツァは生地を楽しむといった具合です。

 

他にも色々と比較してみるとアメリカの「ピザ」はイタリアの「ピッツア」よりも大きく、

ファストフードという感覚が強いため、

ハンバーガーなどと同じで歩きながら食べることもあります。

一方ピッツアは、小さめでナイフとフォークで切り分けながら食べるので、

レストランで食べるものとして捉えられています。

 

ピッツァは生地を楽しむものなので、

生地の材料は小麦、水、塩、酵母とシンプルなのですが、

多きく分けて2種類のタイプがあります。

 

一つ目は、生地がとにかく薄くサクッとした軽い食感で

耳の端近くまでトマトソースが塗られていて

一枚のピザ全体が、どこを食べても同じ味になるように計算されているものがローマ風のピッツア。

二つ目は、薄めの生地ではあるもののローマ風よりは厚みがあり、

パリッとした食感とモチッとした食感の両方を味わうことが出来る上に、

耳の方はふかふかっとしており、

生地の甘みや旨味だけを、しっかりと楽しむことができる部分もあるものがナポリ風のピッツアです。

f:id:hiiragi1111:20160624112802j:plain

簡単にご紹介しましたが、

日本のもので例えるのであれば宅配ピザはアメリカナイズされたピザ、

イタリアンレストランで食べるものはピッツァである場合が多いように思います。

ピザにもピッツアにも美味しさがあり、

ローマ風にもナポリ風にもそれぞれの美味しさがあるので甲乙付けがたいのですが、

皆さんのお好みはどれでしょうか?

美味しいものは気分をまあるくしてくれますよね。

その日の私の生地はローマ風ピッツアへと変身しました。

ピザを召し上がる機会がありましたら、

お味の他にもピザかしら?ピッツァかしら?

ローマ風かしら?ナポリ風かしら?と楽しんでみてくださいませ。

 

画像出典:https://jp.pinterest.com/