我が家の冷蔵庫には高い確率でブロッコリーが入っている。
あの形、無駄に場所をとってしまうところが玉に瑕だけれど、幅広いメニューに使うことができて、あの栄養価。
ついつい頼ってしまうのだ。
外国セレブもはまっている〇〇食材という触れ込みで、
様々なスーパーフードが取り上げられるけれど、
身近な食材を丁寧に知ってみると、勝るとも劣らない食材ばかりなのである。
知らなくても暮らしていくことは出来き、栄養も摂ることができるけれど、
何かのついでにチラリと知ってみるだけで、食材や食卓の見え方が変わり、食材に対するありがたみや信頼が増し、
いつもの暮らしが、ほんの少し、豊かに感じられるようになったりもする。
人が求める豊かさは、物質的なもの、経済的なもの、精神的なものと様々だけれども、
手にしたそれらは、受け取り方ひとつで大きくも小さくも、受け取り手が求めた状態に姿形を変えるように思う。
このままでは、柊希の脳内劇場の幕が開いてしまいそうなため、この辺りで本日の本題に。
あの個性的な形状をしたブロッコリー、皆さんはどのように洗っていますか?
表面や茎の間だけではなく、アフロヘアーのような蕾の中に、小さな虫や土などの汚れが入っています。
私は、誰に教えていただいたか忘れてしまっているのですが、
そう聞いても、自分は洗えていると思っておりました。
しかし、言われた通りに洗ってみて、想像以上に小さな虫や土などの汚れが出てきて驚きました。
出荷時に、どこまで洗浄されているか、どのよう環境、天候で育ったブロッコリーなのかによって、汚れの量は、若干変化するようですが、
それまでの自分を反省し、ブロッコリーは丁寧に浸け置き洗いをするようになりました。
先日話題にさせていただいたブルーム。
ブロッコリーもブルームによって覆われているためアフロヘア―の蕾部分は水を弾くかと思います。
栄養を守ってくれておりますが、一度蕾の中に入り込んだ虫や土、汚れも守られている状態です。
これまで、ブロッコリーはサッと軽く洗うだけで済ませていた方は、
丁寧な浸け置き洗いをしてブロッコリーの汚れ具合を確認してみてはいかがでしょうか。
最後に、漬け置き洗いの手順です。
ブロッコリーのアフロヘア―部分(蕾部分)がしっかりと水に浸かるくらいの大きさのボウルに水を張り、
アフロヘア―を下にしてボウルに浸した状態で10分から20分ほど浸け置きします。
このときに、ブロッコリーがバランスを崩して水からアフロ部分を出してしまわないよう、
重石をしたり、ラップで固定したりしてください。
※私は、ボウルではなくビッグサイズのジップロックに水を入れて浸けています。
浸けている間に、蕾が少しずつ開き、中に入っていた小さな虫や土などの汚れが落ちます。
最後にきれいな水を張り直してシャカシャカとアフロ部分を洗えば完了です。
美味しいブロッコリーを召し上がって下さいませ。
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