幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

停電と冷蔵庫と保冷剤と。

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冷蔵庫の中身が少なくなったタイミングを見計らって庫内を拭きあげた。

仕上げに使用するのは、食品にかかっても害がない類の除菌スプレーだ。

この日私が使用したものは、パストリーゼ77という商品名で販売されているもので、酒造会社によって作られたアルコールスプレーなのだけれど、

このアルコールスプレーは食品添加物として国に認められており、食品に直接噴霧しても問題がない(※アルコールにアレルギー反応が出る場合などは除く)ところが気に入っている。

除菌方法やお掃除にも使用できる除菌アイテムは世の中に多数あるため、これを常備しているわけではないのだけれど、二度拭き取り要らずで期待以上に汚れ落ちも良いものだから、ラクをしたいときや、気温が高くなる春先から梅雨時期、夏場に使用しているアイテムだ。

冒頭から話が大きく逸れてしまったけれど、今回のお話コードは停電。

昨年の晩夏辺りだっただろうか。

停電状態が長時間に及んだ時、冷蔵庫はどのように扱うと良いのか?という話題に触れる機会があった。

停電状態を経験したことはあるものの、その経験の全てが予め停電になることが分かっていたり、短時間で復旧するような経験ばかりだったものだから、何が正解なのか正直すぐには思いつかなった。

そこで、今回は、ワタクシ柊希の脳内整理も兼ねておりますが、この時に触れた話題をシェアさせていただければと思っております。

ご興味ありましたら、又は、この機会に知っておこうかなと思われた方、お付き合いくださいませ。

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予期せぬ停電が起こった際、冷蔵・冷凍庫内の温度が上がり始める目安は3時間後辺りからなのだそう。

しかし、夏場やドアの開閉を頻繁に行うなどした場合は2時間ほど経過した辺りから上がり始めるという。

停電が長引きそうだと分かると、慌てて冷蔵庫内の食材をクーラーボックスなどに移しておきたい衝動に駆られそうに思うけれど、

まずは落ち着いて、できるだけ冷蔵・冷凍庫のドアを開け閉めしないことがポイントとのこと。

他にも、出しっぱなしにしてあった食材や調味料などを冷蔵・冷凍庫内に入れておこうと思ったりもするけれど、新たな食材を冷やすために冷気が使われてしまい、結果とした冷蔵・冷凍庫内の温度の上昇が早まるため、とにかくドアの開け閉めは必要最小限に。

冷蔵・冷凍庫内が、いつも通りに冷やし続けられている状態であれば多少の開閉が続いたくらいで庫内温度が急激に上がることはないけれど、停電中の開閉は、私たちが思う以上に庫内温度を上昇させてしまうという。

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このような緊急事態が起きたときに何かと役に立つのが保冷剤。

保冷剤は、油断しておくと増えすぎてしまう傾向にあるので、こまめに処分したり、他の用途で使用しているという方もいらっしゃると思うけれど、

少し大きめのものをいくつか冷凍庫に忍ばせておくと、このようなときに使えるようである。

停電が起きた際にはまず、冷凍庫内の保冷剤の一部を冷蔵庫内の一番上の棚に移動させ、保冷剤の冷気が冷蔵庫内に広がる状態を利用すると、食材や調味料の劣化を遅らせることができるのだそう。

このときのポイントは、冷蔵庫内の一番上の棚に置くこと。

庫内の温度が上がり始めるまでの時間の目安は3時間。

ここからは、じわじわと上がる一方なので、火が使えるような状況であれば、足が早いお肉やお魚は調理してしまうのも手だという。

冷蔵庫内を効率よく冷やすために、食材や食品を詰め込み過ぎないようにと言われることがあるけれど、そうすることで停電時に食品を無駄にせずに済むことにも繋がっている。

しかし、冷凍庫はこの逆で、冷凍庫には空っぽにならない程度にものを詰め込んておいた方が、食材そのものが保冷剤のような役割を果たすと同時に、食材劣化を遅らせることができるので、その辺りのバランスを取っておくのも、ポイントになるという。

中には、食材を冷凍保存することを好まない方もいらっしゃると思うので、そのような場合は、常に大きめの保冷剤をいくつか入れておくと良いのではないだろうか。

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私は昨年末に全ての保冷剤を取り出してから、何となく保冷剤を冷凍庫へ戻さぬまま過ごしていたのだけれど、冷蔵・冷凍庫内を拭きあげながらこの話題を思い出したものだから、やはり、少しは冷凍庫内へ戻しておこうと生温くなったままのそれらに手を伸ばした。

この時に使用するのはお洗濯ネットである。

いつだったか、収納上手な方のお話にあり真似させていただいているのだけれど、自分好みのデザインや大きさのお洗濯ネットに保冷剤をまとめ入れて、お洗濯ネットごと冷凍庫へ入れるという方法は、とても便利である。

出し入れの手間や庫内でのバラつき防止だけでなく、ここに入りきらない保冷剤は処分するという目安にもなるので、大きさが異なる保冷剤の保管で小さなストレスを感じている方は、この方法をお試ししてみてはいかがでしょう。

何かしらのヒントや閃きのきっかけにしていただけましたら幸いです。

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