幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

生まれて初めて取り外した、あの凹凸のハナシ。

f:id:hiiragi1111:20200726163239j:plain

空いた時間を使ってトイレ内を消毒することにした。

消毒と言っても大袈裟なものではなく掃除を済ませた後、消毒したい場所にキッチンペーパーを敷いて除菌・消毒液をスプレーし、必要であればラップをかぶせて放置するというもの。

掃除には除菌ができる専用洗剤を使ってはいるのだけれど、隅々まで掃除出来ている自信がないため、時折このような方法で消毒をしている。

今年は、普段以上に意識が消毒に向いているのだろう。

使用している消毒液の減りが普段よりも早いようにも思う。

しかし、使っているモノや場所がキレイになるのは、気持ちの良いものである。

f:id:hiiragi1111:20200726163254j:plain

そのようなことをしていると、ふと、最近知ったことを思い出した。

それは、トイレ便座の裏側にあるクッションの役割を果たす凹凸部分は取り外すことができるということである。

あの部分は地味に掃除がし辛く、いつも除菌・消毒液でひたひたにしたキッチンペーパーを張り付けている。

簡単に取り外すことができたなら、強力なキッチンハイターなどの原液にドボンと浸けて、完全消毒、殺菌するのにと幾度も思ったことがある部分だ。

中には取り外し不可能な型も存在しているようなのだけれど、知人は取り外せるものの方が多いのではないだろうかという印象を持っているというのだ。

そこで、私も我が家の凹凸を観察してみたところ、一見取り外し不可能に見えたそこには1本の線が入っており、そこから取り外せるように見えた。

そうとくれば、レッツトライである。

知人に教えられた通り、マイナスドライバーと、取り外した凹凸がうっかりトイレの中に落ちてしまわぬようにガードするためのゴミ袋を用意した。

ゴミ袋でトイレを多い、トイレを傷つけないように細心の注意を払ってドライバーを1本の線に沿わせるようにして軽く差しんだ。

すると、あの凹凸が少し浮いたのだ。

本当に取り外せるんだと期待いっぱいに凹凸のを浮かせた。

後は、凹凸を飛ばしてしまわぬように指先でしっかりと摘まんでポンッと引き上げると、簡単に取り外すことができた。

生活に欠かすことができない必需品として、物心ついた時から使ってきたトイレだけれど、あの凹凸を取り外したのは、ワタクシ、生まれて初めてであった。

我が家のトイレには凹凸が4個ついていたけれど取り外すことができるのは2個のみのようで、もう片方の凹凸も、細心の注意を払って取り外した。

幸いにも、驚くような汚れが内部にまで入り込んでいたなどという惨事には至らず、その後は取り外した凹凸をキッチンハイターに浸けて完全消毒、殺菌を行った。

f:id:hiiragi1111:20200726163334j:plain

知人のことを疑っていたわけではないのだけれど、「本当だった、本当に取り外せた」と消毒後の凹凸を付け直しながら興奮気味に思った。

その後、気になって調べてみると、私が凹凸と呼んでいた部分は便座クッションと呼ばれるパーツで、ネット通販でも購入することができるパーツだということが分かった。

もしかして、長年知らぬまま生きていた私は少数派なのだろうか……と、この記事をここまで書き上げたところで思ったけれど、きっと、私と同じように知らぬまま過ごしてこられた方が1人くらいはいらっしゃるだろうと思い、私の「ハジメテ」のひとつとして公開することにした。

あの凹凸、取り外し可能なんですって!

あの凹凸、便座クッションって言うんですって!

あの部分をもっときれいにお掃除したい衝動に駆られた際には、ちらりと思い出していただいて、スッキリキレイにお役立てくださいませ。

その際には、割ってしまわないように細心の注意を払うことと、うっかり凹凸部分をトイレの中に落としてしまわないように対処した上で取り外すことをお忘れなく。

画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/