幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

名刺の扱いに添える心遣い。

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一年振り?いや、もっと?

そのような返しから始まった外国の知人とのやり取り。

また少し、自分のボキャブラリーが、ザルの目から抜け落ちているように感じ焦ったりもして。

残念ながら、私の場合、三つ子の魂百までといったレベルではないのだろう。

次の休みには洋画を一本、本気で観ようかしら、などと思いながら、近況を伝え合った。

お決まりのやり取りが落ち着くや否や、知人が、日本人流のビジネスカードのお作法を教えてくれないか、と切り出した。

ビジネスカードと言うのは、名刺のこと。

 

日本で名刺は、自分の顔、相手の顔というような言われ方をすることがある。

名刺は、ご縁の始まりであり、自己紹介をして関係を結ぶための1枚であり、

どのような場においても、大切に扱うものという共通認識がある。

しかし、この認識、国内外で大きく異なるのだ。

 

この名刺交換の習慣は、もとは古の中国にあったもので、当時の役人たちが名刺を使っていたと言う。

そして、名刺は、今のような紙製のものではなく、木などを削ったものに名を刻んだ、「刺」とよばれるものだった。

日本には中国から、この「刺(=名刺)」が伝わってきたようなのだけれども、

当時、日本の貴族社会はとても狭い世界で、顔をひと目見れば、どこの誰なのかが分かったと言い、「刺(=名刺)」が取り入れられることは無かったという。

その後も、日本は小さな国が集合して一つの国を作っている、といったスタイルの国だったため、

時代が変わっても、必要性が低い「刺(=名刺)」が人々の生活に定着することはなかったのだそう。

しかし、藩という括りで分けられていた小さな国々にも変化が起こるのだ。

異なる藩の人々と交わる機会が増え、社交界などでの交流が始まると、出会う人々の数も想像以上に増えたのだろう。

この頃から日本でも紙製の「刺(=名刺)」、今で言う名刺が使われ始めたという。

 

こうして日本に定着した名刺だけれども、日本人が名刺を大切に扱うようになった理由は、

日本人が持っている言葉には霊力が宿ると考えだ。

苗字は、先祖代々受け継いできた大切なもので、

名前は、親が子どもの成長や幸せを願って付けてくれた大切なもの。

これを記した名刺は大切に扱うべきものであると考えていたのだ。

そして、このように大切な名を記した名刺を相手に手渡すという行為は、

自分の大切なものを差し出せるくらい末永いお付き合いをしていきたい、

大切な人であると思っているということを、行為を通して相手に伝えているのだ。

日本で言う名刺は本来、このような思いで渡されるものであるため、

「大切に扱うもの」だと教えられてきているのだ。

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一方、外国ではというと、名刺交換よりも握手を重要視しているため、

テーブルに着くや否や、交換したばかりの名刺の余白や裏を、メモ用紙として使われることも珍しくない。

日本人からすると、ギョッとする光景なのだけれど、

風習の違いによるもので相手には一切悪気はない。

ただ、最近では日本文化に興味を持つ方も多く、

先ほど触れた様な、日本で名刺交換が大切にされている意味合いを知り共感し、

自分も名刺を丁寧に扱おうと思う方も増えつつあるのだそう。

知人も、そのような流れで私に名刺交換のお作法を尋ねてきた一人だ。

名刺の在り方も、意味合いも、扱う際の認識や注意事項も多様化しつつある日本だけれども、

本来、そこにあるべき心遣いは持ち続けられたならと思う、この頃だ。

 

お仕事で名刺交換をする方だけでなく、

名刺交換をする機会は無いけれど、

サービスを受けるお客側として担当者から名刺を受け取ることがある方という風に、

名刺に触れる機会は、大勢の方々にあると思うのです。

受け取る際や、ご縁に区切りが付いた後の扱いなど、

ほんの少しの気遣いを添えてみてはいかがでしょうか。

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可憐なドクダミが持つ、厄介で頼れる特技とは。

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ある建物の受付カウンターにコロンと丸いフォルムの一輪挿しが置いてあった。

和の雰囲気をまとうそれには、白く小さな花をひとつだけ付けた植物が挿してあった。

一瞬、控えめすぎるようにも見えたけれど、花器の白と白い花を繋ぐようにして在る緑色の葉が、

引き算によってつくられた美しさのようにも見えた。

立ち寄る人の邪魔をせずにもてなす一輪挿し、奥深きものだと思う。

とまぁ、前向きに解釈したのだけれど、建物を出た後に、挿してあった花がドクダミだったことに気付き、

だから花一輪だったのかしらと、活けた方の意図を想像してみたりした。

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誰でも一度は見たことがあるであろうドクダミの花。

ちょうど梅雨のこの時季に見ることができる花なのだけれども、

その白く可憐な姿からは想像し難い悪臭を放つことでも知られている。

一輪では、それほど気にはならないのだけれど群生するドクダミが一か所に集中して咲くと、少々厄介なのである。

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しかし、このクセのある悪臭の成分が、炎症や菌の繁殖を抑え、

体内に溜まってしまった毒を体外へ排出したり、

高血圧予防、動脈硬化、脳梗塞や心筋梗塞といった生活習慣病の予防や、

血液をさらさらにして、浮腫みを取り除いてくれたりということなどに力をかしてくれるのだ。

ドクダミは、このように多種多様な薬効があると言われているため、

漢方では十薬(じゅうやく)と呼ばれ、薬効高い植物として知られている。

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様々な茶葉がブレンドされた健康茶を召し上がる機会がある方中には、

その中にドクダミが入っていて馴染みがあるという方や、

他にも、化粧水にドクダミエキスが含まれているものを使っていらっしゃる方、

入浴剤の成分として知らぬ間にお世話になっていたという方もいらっしゃるかと。

かく言う私も、常備している訳ではないのだけれど、

アレルギーやアトピーの症状が引ききらない時などに、お茶や入浴剤で取り入れて、

体の内側と外側の両方から毒を出し、コンディションを整えています。

ドクダミ成分を含んだ入浴剤が気持ち多めに店頭に並ぶこの時季。

ドクダミ成分は、“あせも”や“しっしん”などの吹き出物に効果的ですし、

新陳代謝も活発になり、お肌の表面も滑らかになりますので、

お肌や体質に問題が無ければ、この季節を健やかに過ごすためのアイテムとして

楽しんでみてはいかがでしょうか。

もちろん、薬効だけでなく、機会がありましたら可憐なお花も目で楽しんで下さいませ。

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旬とイチジク数珠繋ぎ。

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以前、食育に携わっている知人から、このような嘘のような本当の話を聞いた。

それは、小さな子どもたちの中には、水族館やテレビ、絵本などの中で目にする魚と、

食事として出る魚が同じものだと認識していない子がいるのだとか。

自分が口にしている魚が海を泳ぐ、あの魚だとは何となく理解はしているようなのだけれど、

切り身の状態で泳いでいると本気で思っているケースもあり、

便利な世の中だからこそ丁寧な食育が必要で、それはとても地道な作業なのだと言っていた。

切り身の状態で泳いでいれば、調理の手間を随分と省くことができるなと、

頭の中で子どもの想像に乗ってはみたものの、

環境や教育が人に与える影響は、思う以上に大きいように思った。

口にしているものが、どのような最終形態で目の前に現れるのかによって、印象も変わるのだろうけれど、

今、何が旬のものなのか。

良くも悪くも、その境目が分かりにくい今は、

目の前にあるものの真の姿を知ることは簡単ではないのかもしれない。

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そのようなことを思いながら、フルーツショップで手に取ったのは、この時季から夏に旬を迎えるイチジクだ。

無花果と書いてイチジクと読む。

これは、イチジクが花を咲かせることなく実をつけるからである。

正確には花を咲かせないのではなく、

私たちがイチジクの実を割った時に目にする、種だと思っているブツブツとしたあれが花なのだ。

私たちは、果実を食べている気分なのだけれど、実際は花を食べているという、風変わりなフルーツである。

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ここでは、分かりやすいように、敢えてイチジクの実と呼ぶことにするけれど、

イチジクの実には、様々な栄養素が含まれており、期待できる効果として挙げられているのは、

便秘や浮腫みを予防し、腸内環境を整えたり、

血糖値が急激に上がるのを抑えて、生活習慣病を予防したり、

様々なアンチエイジング効果に、肌トラブルを防いで健やかな肌に整えたり、

ホルモンバランスを整えるなど様々。

他にも、胃もたれを緩和したり、二日酔いの予防にもなると言われているため、

暑くなり、冷えたビールなどのアルコール類が美味しい季節には、食後のデザートにイチジクを食べるのもおすすめ。

秋であれば、柿が二日酔い予防にひと役買ってくれるけれど、この時季は、イチジクだ。

イチジクはドライフルーツでも食べることができるけれど、ドライフルーツでいただく場合、

食物繊維がフレッシュな状態のときよりも10倍ほど増す代わりに、

旨味や栄養が凝縮される分、カロリーが高くなるので要注意。

便秘解消の効果を期待する場合は、ドライフルーツを少量。

その他の効果を期待する場合には、フレッシュなものを。と食べ分けるのもひとつの手だ。

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そうそう、本日は話が二転三転しているけれど、イチジクと言えば葉っぱにもご注目あれ。

イチジクの葉は、漢方薬や薬効が期待できる入浴剤として重宝されているけれど、

アダムとイヴが体を隠すために使っている葉っぱ。

あれもイチジクの葉なのだ。

旧約聖書が書かれたときには既にイチジクがあったということで、

葉だけでなく、実も随分と古くから不老不死の果実、神聖な果実として大切にされてきたと言われている。

イチジクは、初夏から初秋にかけて、ゆっくりと味に深みが出るため、

その、味が変化していく過程を楽しむことができるフルーツでもある。

しっかりと熟したフレッシュなものを、そのままサッパリといただくも良し、

ハチミツを垂らして甘さを足すもよし、

シーズンをかけて味の変化を楽しむもよし。

お嫌いでなければ、旬の美味しさを、

多くの嬉しい効果効能と共に丸ごと召し上がってっみてはいかがでしょうか。

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懐かしさが運んできた驚きと切なさと。

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公園の前を通ると小学生くらいの女の子たちが楽しそうにブランコを漕いでいた。

年々、公園から姿を消していると聞くブランコだけれども、この公園にはあるのだなと思った。

ブランコを最後に漕いだのはいつだろうとふと思う。

思い出せないほど遠い日なのだと悟り、思い出すことを途中で止めた。

時々、緊張から同じ側の両手両足が同時に出てしまったという話を聞くことがあるけれど、

私も、いつの間にかブランコの漕ぎ方を忘れているような気がして、

妙な漕ぎ方にならないだろうかと、これまで気にも留めなかったような心配が頭をかすめた。

いやいやいや、たかだがブランコだ。大丈夫に決まっている。

不要な心配事は、その場で軽やかに一掃するに限る。

その日は、そのようなことを思った。

それからしばらくして、ひょんなことから「ブランコ」が春の季語だと知った。

季節に因んだものであれば季語と言われても頷くことができるのだけれども、

時々、思いもよらないものが季語として定められていたりする。

随分と久しぶりだった「そうなの?でも、どうして?」という気持ち。

気持ちが冷め切る前に、ブランコの世界を覘いてみることにした。

今回のお話コードは「ブランコ」でございます。

お時間ありましたら、のんびりとお付き合いいただけましたら幸いです。

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私にとってブランコと言えば、子どもの為の遊具という印象が強かったのだけれども、

本来は、五穀豊穣や子孫繁栄を祈る儀式に儀礼に使われる乗り物であり、

この乗り物には必ず女性が乗るという決まりごとがあったのだそう。

未だ、発祥地は特定できていないようなのだけれども、

古代ギリシャには五穀豊穣を祈って女性がブランコに乗る祭りが行われており、

インドでも、農耕儀式として女性がブランコに乗っていたというのだ。

このような儀式が中国にも伝わり、後に日本にも伝わってきたのだろうと推測されている。

平安初期の頃のことが書かれている書物には、ブランコに似たものに乗る姿が残されていることから、

この頃の日本には既に、ブランコがあったようだ。

そして、五穀豊穣を願い、祈る春の儀式に使われていたことから、

春が連想されるということで、季語として定着しているとのこと。

このブランコの背景を知っていれば、ブランコが春の季語だと、すんなりと記憶に留めておくことができるけれど、

知らなければ、なかなか覚えられない季語のようにも思う。

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世界各地で神聖な、大切なものとして扱われていたブランコが、

今も尚、私たちの生活のそばにあるのか……と感慨深い気持ちになったのだけれども、その想像は違っていた。

私たちが慣れ親しんできたブランコは、富国強兵の目的から、

子どもたちの体を強く鍛え、体力も付けさせるために、改めて西洋のブランコを取り入れたのだとか。

平安時代の雅なお遊びの現代版かと想像していた私は、

しばらく、得も言われぬ切なさに包まれてしまった。

まぁ、実状としては雅なお遊びの現代版に似たり寄ったりだと思うのだけれども。

ブランコを目にする機会がありましたら、今回のお話をちらりと思い出していただき、

驚きと切なさを共有していただけましたら幸いです。

本日もお付き合いいただき、ありがとうございます。

季節の変わり目ですので、皆さんご自愛くださいね。

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梅雨の蝶。

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開け放っていた窓から心地良い風が部屋の中へ入ってきた。

キーボードを叩く指先を止め、キッチンへと向かう。

久しぶりに入手できた、オーガニックレモンのスライスで作っておいたレモンウォーターを、

大きめのグラスに並々と注ぎ、皮付きのレモンスライスを浮かべたものを手にベランダへ出た。

少し前まで雨が降っていたからだろう。

風が普段よりも冷たく感じられたけれど、夏を苦手とする私にとっては、これくらいが丁度良い。

少々お行儀がよろしくないのだけれど、浮かべたばかりのスライスレモンを指先で摘まみ上げて口に運んだ。

果肉は酸っぱく、皮はほろ苦いけれど、舌が痺れるような酸味や苦味ではないのは、無農薬だからだろうと思う。

酸っぱさと、大人好みのほろ苦さが体中に行き渡るよう、しっかりとレモンを噛み締めながら

一緒に持ちだしていたスケッチブックを広げ、脳内に散らばっている欠片を書き出した。

二枚目のレモンに手を伸ばしかけたときだった。

ペンケースに蝶が降り立った。

こんな所まで飛んでこられるものなのだなと、蝶の秘めたる力に感心していたのだけれど、

一向に飛び立つ気配は無かった。

小さくて、控えめで、どちらかと言うと可愛らしい輪郭をした蝶で、

着物や風呂敷のワンポイント柄に良さそうな姿をしており、羽をゆっくりと上げ下げしていた。

この時季の蝶は「梅雨の蝶」と呼ばれている。

初めて知った時には、そのままではないかと心の中で突っ込んだけれど、

梅雨の晴れ間を飛ぶ姿を指しており、夏の季語だ。

近頃は、大人の事情で歳時を随分と前倒しする風潮があるけれど、

季節をほんの少しだけ先取りする日本人の粋な感性、絶妙な間の取り方に惚れ込んでいる私は、根っからの日本贔屓なのだと思う。

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私の日本贔屓はさておき、蝶は吉兆モチーフである。

蝶は、様々なことを知らせてくれるとされており、含まれているメッセージも多々あるのだけれど、

割と知名度が高いのは、明るい色の蝶を見かけたなら、良きご縁が近づいていること知らせてくれているといったものや、

落ち着いた黒めの色をした蝶であれば、仕事に関する良い知らせや、チャンスが近づいていることを知らせてくれるというものだろうか。

他にも、新しい道を開いてチャンスを運んできてくれるといったものや、

ご先祖様や故人が気にかけてくれていることを知らせてくれているとも。

今は、このように解釈することが多いのだけれど、

その昔、蝶は、人の魂を運ぶものとして扱われていたという。

いつ頃から吉兆モチーフとして親しまれるようになったのか、

私は、現時点では、はっきりとした知識を得てはいないのだけれども、

万葉集などに蝶が一度も登場していないところを見ると、吉兆モチーフではあるけれど、その扱いには注意が払われていたようにも思う。

 

興味深いのは、ヨーロッパにも日本に似た認識があることだ。

ヨーロッパでは蝶や蛾を総称してプシュケーと呼ぶことがある。

このプシュケーという言葉は、魂を意味しているのだけれど、

蝶や蛾は、サナギという一見、死んでしまったような状態から蝶として飛び出すため、

人間の体から抜け出る(と考えられている)魂と重ねられて、そう呼ばれているのだ。

この、蝶や蛾の一連の変化に神秘性を感じる人々がいた古の日本には、

この神秘性をもとに生まれたのではないかと考えられている虫神信仰が存在した時期があったとも言われている。

その虫神様に心酔してしまう人が大勢出たそうで、当時の国を治める側としては、その集団を脅威を感じたのだろう。

今で言うところの“取締り”の対象になってしまったのだとか。

蝶はいつの時代も人の心を刺激する存在なのかもしれない。

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私は十数年ほど前だっただろうか。

ある神社で蝶の群れに遭遇したことがある。

あれほどの数の蝶に取り囲まれた経験は、後にも先にも、あれ一度きりだと思う。

深い青色をした蝶が、自分を取り囲むようにして舞う景色は、今思い返してみても、

鳥肌が立つほど美しくて幻想的で、異世界に足を踏み入れたかのような気分にさせるのだ。

その経験からしばらく経ってからだった。

蝶に秘密の願い事を囁くと、神様に伝えてくれると聞いたのは。

あれだけの蝶の群れに囁いたなら、どんな秘密の願いも叶っただろうにと考えることもあるけれど、

願いや欲を軽々と飲み込んで、圧倒させるほどの美しさを見ることができただけで、十分だと思う。

いや、その言い伝えを知っていたとしても言えなかったような気もしている。

蝶を見かけたら、あなたの秘密の願いを、そっと打ち明けてみてはいかがでしょうか。

私も次こそは!

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本当にヨーグルトで歯磨きをしてもいいのかしら?

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歯科医院が苦手だ。

できる限りお世話になることなく過ごしたいと思っているのだけれど、

治療することなく健やかに過ごすためには、

時々、プロにチェックしていただくことも健やかでいるための予防のような気がしている。

そう思ってはいるのだけれど、引越が多い私は、かかり付けを見つけるまでに非常に時間がかかってしまうのだ。

だから、時間をかけて安心できる歯科医院を見つけたときの安心感といったらない。

歯科医院と言う場所や治療に対する苦手意識も程よく薄れ、

医院の方々とのやり取りにも軽やかさが生まれてきた頃だったと思う。

ここ数年、見聞きする機会が増え、専用のペーストもあるという、ヨーグルト歯磨きの話題が飛び出した。

 

ヨーグルト歯磨きというのは、その名の通り、ヨーグルトで歯を磨くというものだ。

手順は簡単だ。

普段通りの歯磨きを済ませたあとに、無糖ヨーグルトを歯ブラシに乗せ、

それで歯や歯周ポケットを丁寧に磨き口の中は濯がずに放置するのだそう。

これは、ヨーグルトに含まれているロイテリ菌という乳酸菌が持っている

歯周病の原因となる菌と虫歯菌の繁殖を抑制する効果が期待できるということが、

日本にある大学の研究で分かったというのだ。

 

歯周病は知っていても、詳細を問われればピンとこない方もいらっしゃると思うので、

軽くおさらいをしておくと、

歯周病を引き起こす原因となっているものは、

歯と歯茎の間にある歯周ポケットなどに付着した、

汚れや細菌が増殖してできたプラークに含まれる細菌だ。

これらは、毒素を発生させて歯茎を炎症させるのだそう。

この毒素にも種類があるそうなのだけれども、とても強い毒素を持った菌が繁殖してしまうと、

歯周病だけではなく、体中の何処かしらに、何かしらの病を引き起こすこともあるというのだ。

よく、災害時や非常時に健康を保つために歯磨きが大切だという話や、

歯の健康は体の健康という話を耳にすることがあると思うのだけれども、それは、このようなことが関係しているのだ。

この歯周病を防ぐための善玉乳酸菌は、私たちの唾液にも含まれているけれど微量であるため、

善玉乳酸菌が豊富に含まれている無糖ヨーグルトを口内に行き渡らせて、

善玉乳酸菌にしっかりと働いてもらおうという狙いがあるようだ。

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このようなことを数年前から見聞きしていたのだけれど、これは本当なのだろうか。

ここぞとばかりに、疑問を投げかけてみた。

すると、仕組みとしては確かに興味深いものであるようなのだけれども、

口内に残っているヨーグルトに含まれている善玉乳酸菌の酸が、

寝ている間に歯のエナメルを溶かしたり、虫歯の原因になることが考えられるため、

現段階では、歯を磨くために考えられた歯磨きペーストを使って、

丁寧に歯磨きを重ねる方が確実だと思うという話であった。

テレビで言っていたから、雑誌で紹介されていたから、ということが安心や正しさの証明とは限らないのだ。

その場では、「美味しく食べるためのヨーグルトは、美味しく食べてあげようよ」という答えに着地した。

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ただ、これは現時点でのお話。

もっと研究が進み、技術が進み、紆余曲折があって。

特定成分の良さだけを、安心して安全に生かすことができるような歯磨きペーストなどが商品化となれば、

それは素晴らしいことだと思うのだ。

どのような物事も、様々な段階を経て成長する。

いつの日か、ヨーグルトに含まれている、善玉菌乳酸菌が含まれた歯磨きペーストが大々的に発売された時には、

記憶の隅から、今回のお話をチラリと思い出していただけましたら幸いです。

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鮎に魅了されるわけ。

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時間を持て余し、パラパラと情報誌を捲っていると鮎の塩焼きの画像が目に入った。

梅雨明けはいつ頃かしらと思っていると、こうして初夏の訪れを告げる鮎が目に入る。

日本には、四季があるだけではなく、

その四季が移り行く過程までも、丁寧に感じられるきっかけが至る所に在るのだ。

楽しみも多種多様化している今日だけれども、

古くから在るそれに手を伸ばす人はどれ程いるのだろうか、とふと思ったりもする。

 

日本各地の清流に生息している鮎は、初夏の風物詩のひとつ。

若鮎は、春先から初夏にかけて川の流れに逆らいながら上り始める。

中流辺りまでくると、しばらくはその場に居座り石の底についた藻を食べて成長する。

この「藻」のことを石垢(いしあか)と呼ぶそうなのだけれども、

あの珪藻土商品でお馴染みの珪藻も彼らの食料なのだそう。

清流で育った数種類の藻を食べて育つため、

鮎の内臓や身には藻のフレッシュな香りがほのかに移っており、

これが川魚特有の臭みを消し、鮎の味を良くしている理由だと言われている。

先日、お魚の消化器官に関するお話に触れたのだけれども、

藻を食料とし、消化器官に大きな負担をかけていない状態で私たちの口に入るのだから、

鮎の内臓も臭みがないのだろうと推測できる。

こうして、成長した鮎は夏から初秋に頃になると群れで産卵場所を探して川を下るという。

この間、約1年。

誰にも命を奪われずに生き残った鮎は、産卵後に一生を終えるのだ。

稀に、1年以上の月日を生きるものもいると言うけれど、大方、鮎の寿命は1年だ。

 

確か、中国の古い書物に記されていると、どこかで読んだ記憶があるのだけれど、

鮎のことを「鮎は春生じ、夏長じ、秋衰え、冬死す。故に年魚と名づく」と表現していたように思う。

四季の移り変わりと人の一生を重ね合わせることもあった先人たちは、

このような儚さに美学を感じ、惹かれ、鮎は大切に味わうべき特別な魚として扱っていたのかもしれない。

「あゆ」と言えば、その香りの良さから香魚と記されたり、寿命を全うする、その様子から年魚、

その他にも数多くの記し方があるのだけれど、知名度が高いのはやはり「鮎」ではないだろうか。

これは、この魚が占いとも関係があった名残である。

ある時には、戦の勝ち負けを占って釣りをしたところ鮎が釣れ、そこから占いの結果を導き出し、

またある時には、川を上る鮎の量によって、米の豊作や凶作を占ったこともあったそうで、

「魚」に「占」と書いて「鮎(あゆ)」と記すようになったという説が残されている。

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鮎が、食し方だけでなく、その背景にある話にも事欠かないのは、

それだけ多くの人の心を鷲掴みにしてきたということでもあるのだろう。

今年初めていただく鮎は、もちろん塩焼きでと思うこの頃だ。

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クチナシの香りと過ぎ去りし日。

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胸の奥をぎゅっと掴まれるような強くて艶やかな香りがした。

確かに知っている花の香りなのだけれど、すぐに名前が出てこない。

頭の中では、その香りをめぐって一人連想ゲームのようなことが始まっていた。

金木犀ではなくて……沈丁花でもなくて……、ほら、この時季の花。

などと思っていると、花の方がしびれを切らしたのか、再び顔を、その香りに撫で上げられたような気がした。

香りの正体は、少しばかり早咲きのようにも思える日本の三大香木と言われているクチナシの花だった。

春の沈丁花、夏のクチナシ、秋に香る金木犀が、日本の三大香木だ。

日本では、いや、私にとってはと言うべきだろうか。

過ぎ去りし夏の想い出へと誘われる香りのひとつでもある。

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クチナシの花は、この時季に吹く爽やかな風にのって香りが運ばれてくるため、

欧米では、「(クチナシの香りと共に)喜びを運んでくる」、「とても幸せです」といった花言葉が広く知られており、クチナシの花を使ったウエディングブーケやブートニアも人気だ。

と同時に、ジャスミンにも似たクチナシの華やかな香りは、幸せの象徴でもあるようだ。

英国で暮らしていた時にお世話になっていた老夫婦の家には、立派なクチナシの木があった。

テラスにも鉢植えのクチナシがあったため、今思えばご夫婦にとって特別な思い出がある花木だったのかもしれない。

当時の私にとってクチナシの香りは、日本の風景を思い出す懐かしい香りだったため、

お邪魔する度に胸いっぱいに香りを吸い込んでいた記憶がある。

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そのクチナシの花が咲き始めた頃だったと思う。

ご婦人が、クチナシを育てるのは大変なのよと漏らしたことがあった。

なんでも、柔らかくて瑞々しい若葉が出てくると、その葉を好物とする蛾の幼虫が、どこからともなく集まり、若葉を完食すると言う。

そして、彼女は、このような話を続けた。

集まってくる幼虫を殺虫剤で退治した年もあったそうなのだけれども、

幼虫たちも生きていくために一生懸命だと思ったら、殺虫剤を使うことを躊躇ってしまう。

しかし、殺虫剤を使わなければ、クチナシの葉はあっという間にカクテルスティック(爪楊枝)のような姿になり美しさが半減する。

彼らは生きるために、私は美しいクチナシを見るために、そう思うと、罪悪感に似た気持ちが湧くことがあるのだと話していた。

そうか、そうか……という気持ちで相槌を打ちながら話を聴いていた私に、彼女が問いかけた。

弱肉強食だと割り切るか、共存するべきか、その他に何か良いアイデアはある?と。

このときの何気ないやり取りを、毎年、クチナシが香り始めるにこの時季に思い出すのだけれど、

あの時の私が何と答えたのかは思い出せない。

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今年もまたクチナシの香りに癒されながら、あの時の景色と香りを思い出した。

そして、生きるためではない殺生を繰り返すのは人間だけか、と。

過ぎ去りし夏の想い出へと誘われるクチナシの香り、次はいつの日の想い出に辿り着くのか、密かな楽しみである。

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夢の解釈と恋心。

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夢には、脳内の情報を整理している夢や潜在意識を表す夢など、いくつかの種類があるという見方があるけれど、

その日の私の夢は、あまりにも淡くて、はっきりとは覚えていられなかったけれど、

心に、ほんのりと甘くて懐かしい感覚が残っていた。

我が海馬よ、何を脳内整理した!?

ベッドの中でそのようなことを思いながら、ブラインドの端から見える夜が明けた白っぽい空と、

時計の針を確認し、もう一度、ブランケットの下へと潜り込んだ。

しかし、時刻と噛み合っていないように感じられる外の明るさに、

私は、二度寝をすることも、まどろむこともできずに時間を持て余していた。

白っぽい空に朝陽が溶け出しはじめたのだろう。

窓がキラキラと光を反射し始めた。

しばらく、その光を眺めていたのだけれど、ふと小町ちゃんのことを思い出した。

※幸せのレシピ集内では、正式名称・小野小町ちゃんのことを、親しみを込めて小町ちゃんと呼んでいる。

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小町ちゃんは、平安時代の前期頃に名を馳せた天才歌人と言われており、

日本限定ではあるのだけれど、世界三大美人の一人としても知られている。

以前、彼女に恋をしてしまった男性の話に触れたことがあるけれど、

それとは別に、彼女が恋心を楽しんでいることを垣間見ることができる和歌がある。

当時は、夢の中に異性が出てくるときというのは、自分の思いが強いから夢に出てくるのではなく、

夢の中に出てきた異性の思いが強すぎるが故に、意中の異性である人の夢の中に現れる。と考えられていた。

しかし、小町ちゃんは、この考え方に対してそんなことって本当にあるのかしら?と半信半疑だったのだ。

だから、想い人が夢の中に出てきても素直に喜ぶことはせず、

「想い人のことを考えながら寝たからかしら?夢の中に彼が出てきてくれたの。

もし、夢の中でこれは夢だと分かっていたら、目覚めずに夢の中にいたのにな。」という和歌を残している。

想い人のことを考えながら寝たからかしら?と冷静さを保ちつつも、

世の中の人々が言っていることを完全に無視することもできず、

私の想い人も私のことを好いてくれているから夢に出てきてくれたのかしら?

もしかしたら、世の中で言われているあの噂は本当なのかしら?と気持ちが揺さぶられたようなのだ。

そしてその後、彼女はもうひとつ和歌を残している。

それを意訳すると、「先日、うたた寝をした時に見た夢の中に私の想い人が出てきたの。

あの日から、以前は信じていなかった

『夢の中に異性が出てくるときというのは、自分の思いが強いから夢に出てくるのではなく、

夢の中に出てきた異性の思いが強すぎるが故に、意中の異性である人の夢の中に現れる。』

という巷の話を信じてしまうようになってしまったわ。」というものだ。

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当時の小町ちゃんの想い人がどのような人なのかは知らないのだけれど、

小町ちゃんも和歌に書き留めてしまうくらいの恋を味わっていた、ということなのだろうと勝手に思う。

そして、分かっていないことが多いミステリアスな女性なのだけれど、

和歌の隙間からほんの少しだけ、彼女の一面を見ることができるようにも思う。

朝から平安の世にトリップしてしまったけれど、

ゆっくりと眠ることができる朝に限って目が覚めてしまう不思議。

そろそろ惰眠を貪りたいという願いを叶えたいこの頃である。

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鉄分だけを摂っても、鉄分の効果は発揮され難い!?

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立ち寄ったコンビニでお目当てのものを探していると、

夏を先取りした爽やかな装いの女性が、

スッと私の視界の隅にあった鉄分のサプリメントを取り、レジへと向かった。

女性にとっての鉄分は、健康や美容、疲労度など様々なことに繋がっているため、

鉄分不足にならぬよう意識している方も多いのだと思う。

女性の共通認識としてあると言っても過言ではないように思う、

“鉄分不足にならないように”という視点なのだけれど、これだけでは、心許ないのである。

共通認識として在るものだからこそ、この機会に、もう一歩だけ踏み込んだところを覘いてみませんか。

今回は、鉄分補給を効率よく行うためのコツのお話を、と思っております。

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最初に結論に触れておきたいと思います。

鉄分だけを摂取しても鉄分の効果を十分に得ることはできないのだそう。

それはどうしてか。

摂取した鉄分から作られる赤血球には、

私たちの体内を巡りながら酸素を運ぶという重要な役割があります。

赤血球にその役割を果たしてもらうことで、私たちの臓器や機能が正常に働き、私たちの健康や美容が保たれるという仕組みです。

私たちが意識して摂取している鉄分は、

健康と美容の土台のひとつでもある赤血球の中にある、ヘモグロビンを作るための材料です。

ですから、大勢の方が鉄分を不足させないように意識しているのだと思います。

しかし、体内に摂り込まれた鉄分それだけでは、ヘモグロビンを作ることはできないと言われています。

頑張って摂取しているのに活かすことができないなんて、勿体ないと思いませんか。

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鉄分の効果や働きをしっかりと発揮させ、ヘモグロビンを作るためには、

鉄分と一緒に銅を摂らなくてはいけないのだそう。

銅は、私たちの体内でタンパク質とくっつく性質があり、

この銅とタンパク質がくっついた状態のものが、鉄分から赤血球を作る際に鉄分をサポートするといいます。

銅には、鉄分が持っている力を発揮させるための力があるようです。

ですから、鉄分を十分に摂っていたとしても、銅が不足していれば鉄分の吸収率は下がり、

結果として鉄分を無駄にしてしまうのです。

銅の役割はこのようなものですが、その他を具体的にお話しますと、

貧血を予防したり、活性酸素(体内のサビ)を取り除き、動脈硬化を予防したり、

お肌や髪の毛を健やかに保ったり、丈夫な骨や健やかな血管を作るために働くなど、

鉄分が持っている効果と似ており、

鉄分と銅は二人三脚で体内を整備してくれているということが分かるのではないでしょうか。

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ですから、鉄分を摂る際には銅を一緒に、

銅を摂る際には鉄分を一緒にということがコツです。

鉄分と銅は体内での吸収率が低い栄養素なので、意識して摂るようにという話も見聞きします。

食品を通して意識的に摂取している方は、過剰摂取になることは無いかと思うのですが、

サプリメント等で鉄分を摂取している方は、過剰摂取による副作用などが起きないように、

食事で十分に鉄分を摂ることができた日は、サプリメントを控えるなど、

バランスを見ながら、上手に取り入れることも大切かと思います。

一方、銅は過剰摂取した分は、体外へ自然と排出されるため、

様々な食材をバランスよく召し上がって、小まめに摂取すると良いと思います。

 

しっかり食べて、しっかりと寝ているのに、疲れが取れなかったり、お肌の調子がいまひとつという場合、

鉄分もしくは銅が不足しており、体内で十分にヘモグロビンが作られず、

その結果、酸素が十分に巡っていないことが原因であることも。

食生活を振り返って、バランスを取り直してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、銅は多くの食材に含まれていますが、

特に多く含む食材には、豚レバー、牛レバー、アーモンド、カシューナッツ、ゴマ、きな粉などがあります。

不足やバランスが取れていないと感じたら、これらの食材で体内をレスキューしてみて下さいませ。

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2種類の鉄分があることや、男性と女性によって鉄分補給の収容度が異なることは、

下記の過去記事にてお話させていただいていますので、

ご興味ありましたら、併せてお役立てくださいませ。

巷には便利な栄養補助食品が多数あります。

これらを上手に使うことも、ひとつの有効な手段だと思うのですが、

ちょっとしたコツを知っていれば、普段のナチュラルな食材や食事からも、

必要な栄養素を十分に摂取することができます。

そして、この“コツ”は、栄養補助食品を利用する際にも、十分役立てることができると思います。

何かしらのキッカケや閃きの種にしていただけましたら幸いです。

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