幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

本物の一途さには、程よい軽やかさが含まれているのかもしれない。

ポツリとできた休日を利用して、少し離れた場所まで足を延ばしてみることにした。 目的を持たずに散策するのも楽しいのだけれど、この日は、以前から気になっていたお寿司屋さんを目指すという目的を設定し出かけた。 もちろん、食べてばかりでは色々と気に…

眠る前に、カラダのお休みスイッチを押してみませんか。

その日、ボディーメンテナンスを受けながら夢心地でいると、寝苦しい夜もあるけれど最近の寝付きはどう?と尋ねられたのです。 ぼんやりとした状態のまま、悪くはないけれど、眠る直前までブルーライトを浴びているからか、良いとも言い切れないといった内容…

二度見した掲示板と夏の音色。

人は予想外のものを目にしたとき、二度見、三度見をすると言うけれど、本当だと思った。 10日程前だったと思うのだけれど、道すがら、昔ながらの掲示板が目に入った。 様々な地域情報もスマートフォンひとつで手に入るようになったけれど、手書きのお知ら…

“いつもどおり”ではない時間に出会ったもの。

自宅近くで夏祭りの準備が始まっていた。 辺りには、遠足や学園祭前のような非日常的高揚感が漂っており、胸の内側が、その空気につられて弾むような気がした。 お祭りの本番には行くことができないだろうと思い、辺りを少しだけ散策し、準備風景から夏祭り…

「骨ホロリ」の心配ご無用、お酢のチカラ。

その日も窓を、何度、開け閉めしただろう。 エアコンのスイッチを、何度入れたり切ったり、冷房にしたり除湿モードに切り替えたりしただろう。 こんなことをしているから夏が苦手になるのだろうと、自分を分析してみたりもするのだけれど、もうこればかりは…

夏のサインと氷で淹れるお茶のおはなし。

今年も色香を纏ったようなクチナシの花の香りに、胸の奥をぎゅっと掴まれる季節がやってきた。 クチナシの花は、春の沈丁花、秋の金木犀と肩を並べて日本の三大香木と言われており、夏を告げる花でもある。 こうして辺りを見渡してみると、至る所に夏の知ら…

どうか、どうかお手柔らかにと思ふ小暑。

7月7日の本日は七夕であり、小暑(しょうしょ)である。 小暑(しょうしょ)とは、本格的な夏に突入する頃のことを表す言葉で、梅雨が明けるサインでもある。 梅雨明けサインと言えば、5月辺りから目にするようになった立葵(タチアオイ)と言う植物を思い浮か…

略奪を狙うツバメに目を光らせる見守り隊、ここにあり。

細道を抜けて大通りに出ようと思い、普段あまり使わない道へ入った。 すると、細道へ入ってすぐのところに数人の、ご年配女性たちの姿があった。 特段気にすることもせず、女性たちの背後を通り過ぎようとしたところ、付近一帯へ視線を向けていた1人の女性…

梅雨の残り香を、色褪せていく紫陽花と共に味わい納め。

この時季になると、学生の頃に友人が言い放った言葉を思い出すことがある。 それは、「夏ってさ、どさくさに紛れてやってくるから嫌なんだよねぇ」というもの。 本当にその通りだと思って大きく賛同し、上手いこと言うなと感心したのだ。 確か、鎌倉にある紫…

新事実を見聞きするその日まで。

学校の制服を取り扱っている制服販売店のショウウィンドウに飾られていた制服が、いつの間にか夏物に衣替えしていることに気が付いた。 制服の着用が義務付けられていた頃は私服で過ごすことに憧れ、私服で過ごすことが当たり前になると制服の以外な良さに気…

ちょっとしたハプニングとナンチャッテを楽しむ夜。

キッチンに立ち、ニンニクと生姜を効かせたお醤油ベースの調味液を作り、鶏のもも肉を取り出そうと冷蔵庫を開けた。 求めていたものは、もも肉だ。 しかし生憎、我が家の冷蔵庫内に鶏のもも肉は不在であった。 どうして調理開始前に確認しないのだろうかと毎…

不思議の国への扉の奥で出会った世界。

『不思議の国のアリス』をモチーフにして作られたボックスを持っている。 これをいただいたのは7年前、いやもっと経っているだろうか。 年に1度か2度、その箱を開けたり閉めたりしながら眺めて一息つくのが、ささやかな楽しみのひとつである。 本当は、い…

伝えたいことは先に言うべきか、それとも最後に言うべきか。

伝えたいことは先に言うべきか、それとも最後に言うべきか。 先日、そのようなことを話している方々がいた。 ビジネスシーンの多くでは、結論は先にと良く言われているように、話をよりスムースに進めるための手段のひとつではある。 他にも、集中力に乏しい…

短冊に恋文をしたためて。

そろそろ七夕の準備をと思い立ち、笹の予約をフラワーショップに入れた。 長すぎたり、大きすぎたりすると地味に扱いにくく、後片付けも少々面倒。 あれやこれやと楽しみたいけれど、そのようなことも脳裏を過ってしまうものだから、事前に希望を伝え、ベス…

その問いかけは、現実が詰まり過ぎていて反則である。

自宅近くに、新鮮な魚介類を数多く取り扱っている鮮魚店がある。 定番のものから旬を迎えたもの、時折目にする見慣れない魚などがズラリと並んでいるものだから、覘いたら最後、その日の夕食は魚メニューで決まりとなる。 何となく立ち寄ってしまうと、幸せ…

小豆にこっそり耳打ちを。

日本には、災厄除けとされてきた小豆の赤色を取り入れるため、月初めの1日と15日にお赤飯を食す風習がある。 これは月の満ち欠けに合わせて決められていたと言い、15日は満ちた状態を表している満月を祝う意味もあったという。 日本で受け継がれている…