幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

風に靡く赤の罠。

真っ赤なテーブルクロスを洗った。 12月のホームパーティーと言えば聞こえが良いけれど、早い話、家吞みのときに使用するイベント時専用のクロスである。 柄に凝ったこともあるのだけれど、食器や料理との相性を考えた結果、シンプルな無地のものに落ち着…

釘抜紋と時代を越えた冷奴。

クローゼットの中を片付けていたら、レトロなボタンが落ちていた。 素敵なボタンではあるのだけれど、そのボタンが付いていたであろうお洋服を思い出すことができず、とりあえずキャビネットの上に置いておくことにした。 結局、1か月ほど経ってもボタンが…

梅雨時期の香りにご用心。

そろそろ梅雨入りする頃だろうか。 天気予報サイトをのぞきこみながら、そのようなことを思った。 思い出しついでにと玄関へ向かって取り出したのはレインブーツと真新しい傘である。 それらを手に取りやすい位置に配置し直してリビングへと戻った。 ワタク…

満月の夜に思う田毎の月。

この時季の満月を見上げると、「田毎の月(たごとのつき)」という言葉が思い浮かぶ。 田植え前の水が張られた田んぼ毎に、月が映り込む様子表した風流な言葉である。 この言葉が指す風景は、長野県にある姨捨山(おばすてやま)の麓で見ることができるという。 …

外出先で針と糸が無くてもボタンは留められる。

今春は、家中の至る場所の断捨離を行ったこともあり、自分にとって本当に必要なものや、変わらず好きなものが何なのか、昨年よりもクリアになったように思う。 先日は、若干スッキリしたように見えるクローゼット内を見渡しながら、昨年辺りから新調したいと…

手放しかけているものの中にあるもの。

遠目からでも美しさがハッキリと分かるそれは、白いツツジの花だった。 どことなく青色を含んだような澄んだ白は、触れることを躊躇うくらいの瑞々しさを放っていた。 この時季に咲く花は、苗代花(なわしろばな)と言って、山の神様に田んぼに来ていただく…

足首も自粛疲れも一緒にほぐしてしまいましょ。

先日、遠方に住んでいる友人と話をしていると不意に「踵を床に付けた状態でしゃがめる?」と言うのである。 しゃがめると思うと答えながら、スマホ片手にその場にしゃがみこみ、「しゃがめる、しゃがめる、しゃがめた」と早口で答え直した。 美容や健康を兼…

春を長く感じられる長春花とはどんな花?

4月にいただいたバラの花が1か月経った頃、花瓶の中で色褪せぬままドライフラワーになった。 果てた姿までも美しいと感じられるのは、バラの気品がそうさせるのだろうか。 想像以上に長い時間、楽しませていただいたバラを花瓶から取り出した。 花瓶に対し…

梅雨の訪れを感じながら、好きも嫌いも同じように楽しんで。

6月の楽しみは、大好きな紫陽花の切り花を買うことだ。 ブルーや淡いグリーンのものを手に取ることが多いけれど、ピンクやパープルの紫陽花に目移りすることも。 どの色も素敵すぎて決めることができないときには、純白の紫陽花にグリーンの葉を合わせるこ…

ニョッキリ伸びた新芽も捨てずに召し上がれ。

手付かずのまま放置してしまったニンニクと目があった。 ニンニクは、予めすりおろされているタイプとフレッシュタイプの両方を常備しているのだけれど、その週は、すりおろしタイプの出番が多かったのだろう。 フレッシュタイプのニンニクは放置期間を告げ…