幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ひと呼吸ほどの時間で、あなたは何をしますか。

まだ昼間は暑いけれど、優しい秋の匂いが心地よくて、思わずスーッと息を吸い込んだ。 すると、何処からともなく金木犀の香りがフワリ、鼻を擽った。 もう金木犀?今年もまた同じことを思った。 きっと来年の今頃も、移り行く季節の中で、同じようなことを思…

艶やかに酔う酔芙蓉(すいふよう)。

酔芙蓉(すいふよう)という名の花を知ったのは4、5年ほど前だったように思う。 確か、ミステリー小説の中に登場した花だった。 妖艶で上品でとても不思議な酔芙蓉(すいふよう)の姿がリアルに描写してあったため、 実在する植物なのだろうか、とネットや花図…

あなたが出会う月の表情は、あなただけのもの。

まだ、暑さまっしぐらだったころ。 駐車場に停めてあった車のドアに手をかけた。 「あっつ!」思わず発した声と引っ込めた手、どちらが早かっただろうか。 既に姿が見えなくなった太陽の置き土産は、なんて情熱的なのだろう。 そんなことを思いながら、目に…

帰ってきた赤とんぼが知らせる秋。

作業を終え、飲み物を手にベランダのガーデンテーブルへ移動した。 椅子に腰かけて、ガチガチに凝り固まった体を少しずつ伸ばした。 吸い込んだ秋の匂いは、少しだけ乾いた草木の香りがした。 あ、日焼け止め……。 うっかり塗り忘れている箇所に気が付いてし…

「足組み」から人の心理をちらり、覗き見。

初めて入ったカフェでお茶をしながら店内をぐるりと見渡して、ふと思う。 私が想像している以上に足を組んで座る方の割合は高いものなのだなと。 幸せのレシピ集内では、お腹周りの引き締めや, 体のバランスを整えることへの妨げ行為のひとつとして 「足を組…

進化しているお守り、ポップでキュートなOMAMOとは。

可愛いでしょ。 そう言って送られてきた画像に写っていたのは、 ポップでキュートな色合いの古典柄が組み合わされた可愛らしいお守り。 初めは匂い袋かなにかかと思った。 だけれども、それがお守りだと知り、お守りも進化していることを知った。 進化は、お…

ドローンと、イチゴと、てんとう虫と。

天日干しをしていたお布団を取り込もうとベランダへ出た。 ここで以前、「天日干し後のお布団の香り」への複雑な思いを解き放ってから、 もう、お日様の匂いに簡単に浮かれることはないのかもしれない、と思っていた。 だけれども、あのふっくらとしたお布団…

パスポートは誰のものかしら?

2週間程前に、しばらく紙の処分はしなくて済むと思ったはずなのに、 ちょっと気を抜いた隙に溜まる紙類。 その日は、不要になった紙類を集めるため、 大きなビニール袋を引きずりながら、ひと部屋ずつ巡回していた。 ひと通り集め終わり、何の気まぐれだっ…

自分の少し先の未来をクリエイトするきっかけに「バレットジャーナル」いかがでしょうか。

気が早いのだけれども、私は9月末辺りから翌年の手帳の準備に入る。 友人たちに話すと、まだ手帳が出揃っていないでしょと笑われるけれど、 私が愛用しているのはシステム手帳なので、出揃うタイミングを待つ必要がない。 愛用している数種類のレフィルを買…

人生のお手本は、自分の身近なところにも沢山転がっている。

そこは、園芸風の色が強く、カフェの横に並んでいるような、 おしゃれな店構えではないのだけれど、お花や植木の鮮度が抜群の人気店だ。 ご年配の方が、お散歩がてら花を買いにくることもあり、 いつでも自由に休憩できるようにと、 店内の中央には、誰でも…

ちいさな、ちいさな、キッチン気がかり|急須の中の網カバー、茶こしの汚れは燃やしてみては?編

時々、お茶を普段よりも丁寧に淹れたくなることがあるのです。 簡単なことではあるのだけれど、ちょっとしたひと手間を加えている時間だけは、 頭の中の思考がすーっと消えて、目の前の動作のみに集中できるように思います。 そして、お茶の香りに誘われて、…

ありがとうの気持ちから始まった想いが笑顔と共に広がる日。|日比谷松本楼の10円カレーチャリティ

9月25日は10円カレーの日。 これは、東京の日比谷公園内にあるレストラン「松本楼」の再建を記念して制定されたもの。 日比谷松本楼は、明治36年に日本で初めての洋式公園として誕生した日比谷公園と 時を同じくしてオープンした、今年で創業114周…

花札が繋ぐ秋の景色。

引き出しの中を片付けていたら花札が出てきた。 確か安土桃山時代辺りにポルトガルから伝わったカードゲームが 時代を経る中でアレンジされ、日本のカードゲームのカード、花札として定着したものだ。 十二種の季節の花を書いた札が4枚ずつあり、48枚でワ…

自分と異なる感性に出会う瞬間は、自分を深く知ることが出来る瞬間。

食パンを厚めにスライスし、オーブントースターにセットした。 トーストの好みやこだわりは、卵かけごはんのそれにも通じるものがあり、 厚みや焼き加減、何を塗るか、乗せるか、合わせるか、 その好みや仕上がりは無限にあるように思う。 私はパンを厚めに…

楽しいお出かけの際中に乗り物酔い、あなたならどう対処しますか。

コンビニの駐車場で車にもたれかかり、気持ち悪いと半泣きになっている子どもがおりました。 私も、子どもの頃は必ずと言っていい程、車酔いしていたため、 ドライブや旅行、遠足などの移動で長時間、乗り物に揺られなくてはいけない時は、 できるだけ早く眠…

乾燥が始まる季節には、旬の味覚で身体に美味しい潤いを。

皆さんの今年の夏は、どのような夏だったでしょう。 仕事に育児に、家事に遊びに、時には浮世の義理にと、 身体を丸ごと使って過ごされたことと思います。 各々にとっての夏を過ごしてきたからこそ辿りつけた景色が広がっており、 今度は、ゆっくりと落ち着…

ローズマリーの香りに好き嫌いが生まれるカラクリを覗いてみませんか?

ローズマリーと聞けば眉間に深いシワを寄せる友人がいる。 一緒に食事をしていて、運ばれてきた私のお料理にローズマリーを見つけると、店員の存在そっちのけで険しい表情をするものだから、私は内心ハラハラしつつも、いつもと変わらぬ友人の、愛らしい自由…

季節の変わり目にスポンジの除菌を見直しておきませんか。

食中毒=梅雨の時期という構図は、 もう成り立たないのではないかしら、と思うことがある。 梅雨の時期は誰もが食中毒に注意しているため、食中毒も起こりにくいように思う。 気を付けなくてはいけないのは、 暑さが和らぎ皆の気持ちもふっと緩まるこの季節…

外れた音と風の声。

その日は、窓から入る風が気持ちよくて、家中の窓を豪快に開け放っていた。 すると、アナウンスの開始を知らせる「ピンポンパンポーン」という お馴染みの上りチャイム音が聞こえてきた。 我が家の近くには小学校があるのだけれど、 その小学校から聞こえる…

大人も子ども楽しみながらお作法を学ぶことが出来るマナーフィッシュってなあに?

幸せのレシピ集では「お作法」のお話をさせていただくこともありますが、 今回はマナーフィッシュのお話を少し、と思っております。 「人前で骨付きのお魚を食べるのは少しばかり緊張する」、 という声を耳にすることがありますが、 お魚の食べ方に限ったこ…

技術と温かい想いの化学変化。|「とらや」のやわらか羊羹『ゆるるか』のお話も。

最近目にしたトピックスの中に老舗和菓子店、「とらや」の新商品の話題があった。 一消費者の勝手な発言ではあるけれど、私から見る「とらや」は、 変わらない勇気と変わる勇気の両方を持っていて、その塩梅が妙に心地良い。 季節も変わったことだから秋冬向…

スープジャーと、2度目の出会いを。

気分転換にキッチンの大掃除を始めた。 黙々とシンクを磨き上げていると頭の中が自然と空っぽになって気持ちが良い。 しかし、この日はシンクを磨き上げたい気分ではなく、 キッチンに眠る不要なものを潔く断捨離する日にした。 私の選別の基準は、今の自分…

やぶ医者はダメなお医者さん?それとも名医?

おっと、少年よ。それを言ってはお母さんが大変なのでは……。 ある日の皮膚科と小児内科を受診できる近所の病院でのひとこまだ。 温かみのある木目調の院内は、 よくある病院の白が解き放つ緊張感が程よく緩和されており、 小児科を受診する為に待っている子…

侮るなかれ、名前のチカラ。

近所にあるオーガニックショップへ、ジャバラ果汁を求め向かっていたときのこと。 私の目の前には、3人程の女性が一列に並んでいるようにも見える様な状態で歩いていた。 何を考えるでもなく、その様子を眺めながら歩いていると、 細い路地から背筋がやけに…

コシャリとは、何?誰?どこ?

久しぶりにコンタクトをとった友人と、 各々が最近夢中になっていることや、気になっていることなどを話した。 ライフスタイルや趣味嗜好が同じ場合はベースを共有できている上で、 互いの感性の違いから、その世界を更に多面的かつ深く知ることができること…

未来を前向きなものにするのは些細なこと。

何度か足を運んでいる水族館があるのだけれど、 私のタイミングが悪いのか、ご縁がないのか、どういう訳だかサメにだけ会えない。 時々、テレビや雑誌でも見かける水族館で、 取り上げられる際には必ずと言っていいほど、サメも紹介されている。 サメに会え…

キノコ類は洗う?洗わない?あなたはどちら?

ハウス栽培や室内での栽培技術が進み年中味わうことができるキノコ類だけれども、 天然ものや露地栽培もののキノコ類の多くは秋に旬を迎える。 年中味わっているにも関わらず、 「秋といえばキノコ」というような気分になってしまうのは、 松茸の存在による…

雨戸の開け閉め、どうしていますか。

窓を開けるとビルの狭間から太陽が昇り始めているところだった。 グレーがかった雲に薄っすらと覆われつつも、その隙間から漏れる光は、 どこか甘やかで優しい朝を運んできてくれたかのようにも見えた。 ガラガラガラッ、と近隣のお宅から勢いよく雨戸を開け…

世に飛び出したフレンチトーストよ、胸張っていこ。

自宅から少し離れた所に、時々、足を運ぶパン屋がある。 入り口の重いドア-を引き開けると、美味しそうなパンの香りと、 真っ直ぐな眼差しでパンを選んでいる先客たちの空気が出迎えてくれる。 シンプルな食パンやバゲットを筆頭に各種フランスパン、 季節…

ニュッと飛び出すニンニクの芯。

観光地にある、土産物屋通りのような場所を歩いていたときのこと。 あるお店の軒先に、ゴツゴツと貫禄のあるニンニクがザルに入れられて並んでいた。 八百屋で見かけるようなサイズのザルにぎゅっと詰め込まれたニンニクたちは、 その身を少しずつザルから溢…