お作法
新しい年を迎えますと、お年賀を贈ったり贈っていただいたりという事がありますが、 お年賀の由来やお作法をご存知でしょうか。 そう言えば、習慣として贈ったり、贈っていただいたりしているけれど、 その辺りのセルフチェックをしばらくしていないわ、とい…
日本の風習なのだけれども簡素化が当たり前になり、 本来の形を知る機会が失われがちの世の中です。 例えば、今回のお話コードの「お屠蘇」ですが、 皆さんお屠蘇はどのようなお酒だと思いますか? ひょっとして、清酒を飲むものだと思っていませんか? え?…
小さな子どもたちにロックオンされてしまった。 こうなると、なかなか抜け出すことができない。 体は一つしかないというのに、右へ左へと腕を引っ張られる。 これは、ちょっとしたモテ期か!?と自分を盛り上げてみるもテンションが上がらない。 お子さま諸…
年末年始は、何かとご挨拶をするシーンが増えますね。 そのような時に欠かせない「お辞儀」ですが、 皆さんは上手にお辞儀をすることができますでしょうか? 尊敬の気持ちや感謝の気持ちが込められているお辞儀ですが、 なかなか自分のお辞儀をチェックする…
毎年、早めに年賀状の準備に取り掛かろうと思っているのですが、 夏休みが明ける直前の子どものようにバタバタと慌ててしまいます。 今年も、至るところで目にする年賀状の文字にドキドキしなががらも、 「そろそろ、そろそろ、ね」と焦る気持ちをなだめつつ…
季節柄ですね。 温かい飲み物が欲しくなり、 お抹茶を点てるときに使う茶道具の茶筅を出し、お抹茶ミルクを点ててみたのです。 平安、室町時代に茶の湯に触れていた先人たちは、 まさか未来ではミルクやココアなるものを茶筅でシャカシャカするとは思いもし…
来年の手帳ライフを充実させるためのアイテムを探していた時のこと。 近くの陳列棚に並ぶ多種多様なご祝儀袋が目に留まったのです。 スタイリッシュなものから遊び心のあるもの、 ご祝儀袋としての用途を終えた後は、ミニ風呂敷やハンカチとして使用できるも…
先日、お砂糖やバターを一切使わずに焼かれたスコーンをいただいたのですが、 これがとても素朴で味わい深かったのです。 スコーンに使われている素材がしっかりと感じられたのですが、 それだけではなく、添えられたジャムやクロテッドクリームの味も普段以…
夏になる少し前だっただろうか。 ある女性が「ご自愛ください」という言葉を使う時に、使い方が合っているかどうか不安になって少し緊張するのだと漏らしました。 その場に居合わせた数名が、うん、うん、と頷きながら、体に気を付けてね、体を大切にしてね…
先日、点けっぱなしにしていたテレビから興味深いニュースが聞こえてきました。 少し前までパソコンと言えば若者が使いこなすものだったけれど、 今はスマートフォンで何でも事足りてしまうため パソコンを扱えない若者が増えてきているのだと言うのです。 …
浴衣の女性を見かける機会が徐々に増えてきました。 皆さんも浴衣をお召しになるご予定はありますか? 私はまだはっきりとした予定はないのですが、 数日間かけて全ての浴衣の虫干を終えたところです。 友人がデザインを施してくれたお気に入りの浴衣は、 い…
大人になると予測できない突然の出来事にも冷静に対応しなくてはならないシーンというものがあります。 今回は、そのようなシーンのひとつ、ブラックフォーマルシーン(弔事)の装いを確認しておきませんか? 弔事では、おしゃれの感度を着こなしの基準にでき…
一年ほど前だったでしょうか。 時々、気分転換で足を運んでいたネイルサロンの 新人ネイリストの方とおしゃべりをしていた時の事。 どのくらいの人がノックの回数を使い分けているのだろうか、という話になりました。 私は現在のお仕事をする前は、 そのよう…
突然ですが、皆さんは正座はお得意でしょうか? 日常の中で正座をする機会はありますでしょうか? 和室の在るお宅も年々減少傾向にあり、 自宅で正座をする機会や時間が減ってきてはいるものの、ここは日本。 冠婚葬祭や法事、ご挨拶、少しかしこまった方々…
随分と前のことなのだけれど、友人とお酒を飲みながらこのような会話を交わしたことがある。 なかなか旅行へ行く計画は立てられないけれど、ちょっぴり非日常を味わいたい気分だよね、と。 うん、うん、と頷きあった私たちは、叶えられそうな計画から、無謀…
先日、お客様を自宅へお迎えする時の大きなポイントを 私と一緒に幾つかおさらいしていただきました。 お迎えする側だけではなく、 相手側のご自宅へお邪魔する側になることだってありますよね。 このようなお作法は、片方だけではなく両方に触れておくと 例…
春は寿ぐ機会が多く、気持ちがふんわりと優しく、まあるくなる。 誰かをお祝いする気持ちは、お祝いごとがあった本人だけではなく、自分のことまで温めてくれる。 長い人生の中では、祝っていただくことも、お祝いすることもあるのだけれど、そのような時に…
お客様を自宅へお迎えする時、 気心知れた家族や友人であれば 多少の甘えもご愛敬ですむけれど たまに会う親戚だったり、 お子さんの新学期が始まって 家庭訪問で先生がいらしたりする場面では少し背筋が伸びるものだ。 男性であれば当日は、ドシッと構えて…
家のすぐ近くにある桜並木。 今はまだ裸木で若葉の「わ」の字も目にすることはできない状態だけれども、蕾らしき膨らみが日に日にふくよかになっている。 彼らの、そして春の息吹に触れられるのも、そう遠くはないのだと知らせてくれているかのようだ。 春は…
皆さんあまり口には出さないけれど、 人前で骨のあるお魚を食べる事を躊躇うことは結構あるようですね。 最近は一回で完結する単発のマナー講座を受けられる 大人の女性が増えているらしいのですが 意外にもお魚の食べ方を気にされている方が多いのだとか。 …
お茶をする場所や、その時の状況によって違いはあるのだけれど、時々、薄いセロファンが付いたケーキが出されることがありますよね。 このセロファン、皆さんはどのようにして剥がしますか? 「手で剥がしてたたむ」 これも悪いことではないのですが、フォー…
コーヒーや紅茶をいただく時のお作法をご存知ですか? それ程難しいことではないのだけれど、 普段の動きに少しだけ意識を向けるだけで、 ナチュラルで柔らかい大人の品や女性らしさを添える事ができます。 女優になったつもりで、楽しみながら実践してみま…
テレビを観ていて思う事がある。 スマップの草彅剛くんの食べ方がとても綺麗なのである。 ドラマにしても、その他のバラエティ番組にしても、 食事のお作法が自然と体に馴染んでいるように見える。 かといって堅苦しい様子はなく、いつも美味しそうに頬張る…
この時期、ブーツを履く機会も多いと思うのですが、訪問先でブーツを脱がなくてはいけない場合、きれいなお作法で脱ぐことができていますか? お呼ばれだと分かっていればブーツは避けるかと思うのですが、突然の出来事という物はあるものです。 何となく頭…