節句 の検索結果:
…こみたいところだけれど、この熱帯夜では、あっという間に溶けてしまうため、重陽の節句やお月見の頃のお楽しみにとっておこうと思い止まり、冷蔵庫の扉を閉めた。 アルコールあり、なしの違いはありますけれど、双方ともお米の国ならではの味であるように思います。 お嫌いでなければ、お好みや気温に合った楽しみ方で召し上がってみてはいかがでしょうか。 その際に、今回のお話の何かしらを思い出していただけましたら幸いです。 画像をお借りしています:https://jp.pinterest.com/
…しょうぶ」は、端午の節句のときに湯船に浮かべる、あの「しょうぶ」である。 この2つの植物は同科の植物なので非常に良く似ているのだけれど、更にカキツバタも同科に分類される上に咲き姿までもが似ており、私は、この3種類の花の見分けが苦手である。 何とか覚えられないだろうかと、ひっそり奮闘したこともあったけれど、今は見分けることを潔く諦めて、端午の節句のときに目にしたら菖蒲(しょうぶ)、それ以外の時季に目にするものの中で水辺に咲いていればカキツバタ、水が無い場所に咲いていれば菖蒲(あ…
…う。 そろそろ端午の節句でもありますし、菖蒲湯に「よもぎ」をプラスしてリラックスしてみるも良し、お手軽入浴剤で「よもぎ」を堪能するも良し、草餅や草団子で晩春を感じてみるのも良いのではないでしょうか。 このような時ですので、思うように思うものが手に入らないこともあります。 そのような時には、ハッピーは自分で作っちゃってOK。 グリーンのものを「よもぎ」に見立てて楽しむくらいの柔軟な思考で過ごすのもアリだと思うのですがいかがでしょうか。 本日も、ここまでお付き合いいただきまして、…
… 9月に入り、重陽の節句(菊の節句)も過ぎ、十五夜の日もすぐそこまで来ている。 いつまでも暑いだ残暑だと言っているのは私の方で、自然は暑かろうが寒かろうが関係なく、着々と自分が刻むべきペースを刻んでいるように思えた。 そうそう十五夜は、旧暦の8月15日に行うお月見のことなのだけれど、「芋名月」や「中秋の名月」という異名を持っております。 芋名月は旧暦の8月15日のお話ですので、これを現代に当てはめると毎年芋名月の日は変わります。 今年は9月13日が芋名月です。 この日は、スス…
…重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)がやってくる。 1月1日の元日や、3月3日のひな祭り、5月5日の子どもの日、7月7日の七夕ほどの知名度や分かり易い華やかさのようなものはないのかもしれないけれど、 五節句の中で一番、大人ならではの楽しみを好きにチョイスし、自分のペースで楽しむことができるのが重陽(ちょうよう)の節句であるように思う。 私は、可愛らしいピンポンマムという品種の菊の花と日本酒を楽しむのが定番である。 菊湯も捨てがたいのだけれど、美しく咲いている菊を一瞬にして茹で…
…祈願として「田の実の節句(たのみのせっく)」と呼ばれる行事が行われていたといいます。 そして、農家では八朔の日に、実りはじめた農作物をひと足先に収穫し、日頃お世話になっている方々や大切な方々へ贈る風習があったのだとか。 これは、「田の実の節句(たのみのせっく)」の「田の実」が「頼み」に転じ、日頃の感謝の気持ちを贈り物と一緒に贈ることで、何かあったときにはお互いに気持ちよく助け合うことができる関係を築く意味もあったのだそう。 この農家で始まった風習は、少しずつ武家社会や各地でも…
…りで5月5日は端午の節句で男性のお祭りです。 その間に位置する4月4日は、女性と男性が歩み寄る日という考え方から「幸せの日」と呼ばれているのだそう。 そして、この日を選んで挙式するカップルも増えているとのこと。 モノゴトには必ず両方の面が備わっているものだけれども、今日は4月4日だから何だか不吉だ、といって過ごすのか、 幸せの「4」が2つも並んでいるなんて何だか良いことが起こりそうだ、と思って過ごすのかでは同じ1日も異なる日になるように思う。 特別なことが起こるかもしれないし…
…ていたけれど、端午の節句の話をしたところ、鯉のぼりに興味を持った方が大勢いたという。 そして、その話はとんとん拍子に進み広がり、異文化交流会の場で日本の端午の節句の催しを開くことになったのだそう。 そこで友人は、当日参加する子ども達へのサプライズプレゼントに、日本のスーパーなどで節句の時期が近づくと見かける、簡易的なお菓子付き鯉のぼりを準備したいと探すも、 海外発送を引き受けてくれるネットショップが見つからないのだと言った。 日本の100円ショップのようなものがあればアイデア…
春をお迎えする桃の節句用に準備した桃の花。 外で目にした時には小ぶりに感じることが多いけれど、室内で目にすると外でのそれとは異なり、花のひとつひとつが大きく感じられるように思う。 そのような異なりを感じるたびに、花が持っている生命力の強さにハッとする。 生けたときは小さく硬い蕾だらけで、本当に全部咲いてくれるのだろうかという不安を勝手に感じていたのだけれど、 2月が終わりに近づく頃になると、蕾は紅く色づきながら膨らんでいき、3月に入るや否や次から次に艶やかさと可愛らしさを混ぜ…
今年は少し出遅れてしまったのだけれど、2月も半ばを過ぎた頃、うさぎ雛を出した。 今年もこうして、取り出して飾ることができる状況に感謝しつつ、リビングの一角に並べた。 桜木や菜の花は手配済なので、到着を待って飾ることにした。 一時期は、全ての準備が整った段階で一斉に飾り付けをしていたこともあったのだけれど、 自分が自分に対して発する「準備をしなければならない」という妙なプレッシャーを感じることが面倒になり、 早々に、準備ができた順に飾ることにし、準備から完成形までの形を楽しむス…
重陽の節句のために生けていた菊やリンドウも、何度目かの活け替えを経て、そろそろ終わりに近づいてきている。 リンドウの深い青、ここではロイヤルブルーと言った方がイメージしやすいだろうか。 このロイヤルブルーに、小さな向日葵のようにも見えるスプレー菊やピンポンマムの黄色を合わせるのが、この時季の私の定番なのだけれど、 この色の組み合わせを眺めていると、心身が、深まりゆく秋へとリンクしていくように思う。 しかし、日中の日差しは、まだまだ強く、秋の装いを全身で楽しむことができるのは、…
今年もまた重陽の節句(菊の節句)が近づいてきた。 私は、五節句の中で重陽(ちょうよう)の節句が一番好きだ。 分かり易い楽しさや派手さ、可愛らしさのようなものは無いのだけれど、 大人ならではの楽しみを好きにチョイスし、自分のペースで楽しむことができる点が気に入っている。 私は今年も、可愛らしいピンポンマムとススキ、菊花酒を準備し、 あとは、重陽の節句に因んだお料理やデザート、菊湯の中から、無理のない範囲内で楽しむことができればと思っている。 準備万端にしなくてはと意気込みすぎて…
…な”を乗せた。 桃の節句に桃の花ではなく、桜の花を生けているのはいつからだろうと、ふと思う。 花屋に桃の花が無かったわけではないのだ。 単純に好みだと言えばそれまでなのだけれど、気付けば毎年、桜を選んでいるようだ。 こうして改めて見てみると、私のひな祭りスタイルは自分が思っていた以上に自由奔放。 誰かに見せるためのものはないのだから、まぁいいかと思うがままに準備をすすめた。 着物や和小物が好きなのに、ひな人形には興味がないなんて、と言われたことがあったけれど、 着物や和小物が…
…始まり、お宮参り、初節句に七五三や入学、卒業、就職などがありますが、 大人になってからも転勤や退職、長寿、その他、新しいステージへ進むための節目があります。 「婚」「葬」「祭」に属さない、これらの節目のお祝いごとの全てが「冠」であり、 「通過儀礼」とも呼ばれます。 冠婚葬祭の「冠」を簡単におさらいしてみたのですが、 これからのシーズンは「冠」の行事、お祝いが多いことも確認できたかと思います。 そこで使用頻度も多くなる「袱紗」のお作法も、この機会に簡単に確認しておきませんか。 …
グルテンフリーという言葉、すっかり世の中に定着しているように思います。 「何となく体に良い、美容に良いと言われていることは知っているけれど、 何がどういいのかまでは……。」 という方も多いかと思います。 ざっくりとではありますが、この機会にグルテンフリーのことを知ってみませんか。 そもそもグルテンとは?というところから。 グルテンは麦類に含まれているタンパク質の一種で、 麦類を使ったメニューの美味しさに関わっているものです。 そして、このグルテンを含む食材である麦類を できる…
…また9月9日の重陽の節句(菊の節句)が近づいてきましたね。 五節句のトリを務める重陽(ちょうよう)の節句は、 古の頃のような盛り上がりはありませんが、 大人が粋に楽しむことができる節句のように感じます。 重陽の節句を含む5つの節句のお話は、これまでにも触れておりますので、 今回は、重陽の節句にちなんだ「菊湯」にフォーカスしてみたいと思います。 季節の変わり目に崩しがちな体調を整える手助けをしてくれる「菊湯」、 ご興味ありましたら、お好きなお飲み物を片手に、お付き合いくださいま…
…様と一緒に3月3日の節句の時に飾るようになります。 もちろん、意味があってのこと。 お雛様の「お出迎え人形」として、ひな壇の左右に、 男の子と女の子の市松人形を一対飾って、 3月3日の節句を華やかで賑やかに、お祝いするようになったのだと言います。 もちろん、子どもの無病息災や災厄除けの願いを込めて。 ただ、日本ではお菊人形のエピソードがあり、 私の様に過去に目にしたメディアのホラー企画のイメージが 記憶に刻まれている方も少なくないのだそう。 そこで、現在の市松人形のお顔立ちや…
端午の節句、こどもの日には菖蒲湯に入る風習がありますが、皆さんのご自宅では菖蒲の準備はお済みでしょうか。 今回のお話コードは「菖蒲」でございます。 お時間ありましたら、そっと覗いていって下さいませ。 端午の節句は別名、菖蒲の節句と言われることがあるのですが、もともとは、菖蒲を使って厄を祓うことが目的でした。 先人たちは香りの強い草木を邪気祓いの道具として使っていたようですが、菖蒲もまた、葉から強い香りを出すため、邪気を祓い、厄を除ける道具として扱われてきました。 しかし、邪気…
今年もあっという間にひな祭りが過ぎてしまいましたが、 皆さんのお宅では春の訪れを、どのようにお祝いされたのでしょうか。 ひな祭りは女の子だけのものというわけではなく、 春をお迎えできることを喜んで、皆が笑顔で過ごせるように願う機会でもあります。 うっかりお祝いしそびれた方は今夜辺り、 お好きなお飲み物を飲みつつ、お好きなものを食べつつ、 今年の春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。 もちろん、意味があっての3月3日であったり、行事食であったりもするのですが、 あぁ・・・・・…
…が、江戸幕府が数ある節句の中から5つを選び公式な式日としました。 この5つを「五節句(ごせっく)」と呼びます。 1月7日の七草、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕祭り、 9月9日の重陽(ちょうよう)の節句がこれにあたります。 節句の度に同じお料理を作るのではなく、時代の流れと共に口にするものにも変改が起き、それぞれの節句の特徴が活かされる式日となったようです。 そして、このような変化の中で、お節のもとになっているお料理は、1年間にある節句の中から最も重要…
本日、9月9日は五節句(ごせっく)のひとつ、重陽(ちょうよう)の節句の日ですね。 皆さんのご自宅では重陽の節句を楽しまれますか? かつて江戸幕府が数ある節句の中から5つを選び公式な式日としました。 この5つを「五節句(ごせっく)」と呼びます。 幸せのレシピ集でも様々な視点で各節句をご紹介させていただきましたが、 他の4つ、ピンッと浮かびますか? 1月7日の七草、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕祭りです。 五節句(ごせっく)などと耳慣れない単語が飛び出す…
…に数多くある節供。 節句の時期に旬を迎えた食材を食べて、 厄除けをしたり邪気を祓ったり、無病息災を願いますが「素麺」もその一つです。 調理が簡単で、喉越しが良く、様々な薬味で楽しむことができますし、 冷たくしても、温かくしても美味しいため、 食欲が無くなりやすい暑い時期のお役立ち食品ですよね。 この素麺、古くから日本で食されているのですが、 元々は、中国から伝わってきた索餅(さくべい)という小麦粉と米粉を使ったお菓子です。 「索」という文字には縄を編むという意味があるそうで、…
…こどもの日」「端午の節句」というものを サックリとおさらいしてみませんか? 現在、国民の休日とされている「こどもの日」は、 「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」 という意味で作られた国民の休日です。 ですから、5月5日は「こども」の成長を祝うだけではなく、 世のお母様へ、感謝の気持ちを届ける日でもあるのです。 もう少し、世のお母様方への感謝の気持ちに スポットライトが当たってもいいような気もするのですが、 相手が子どもともなれば、 ここは大人の…
…染んでいる、 端午の節句の時に食べる粽(ちまき)の由来についてお話しさせていただきました。 この粽(ちまき)と並んでこの時期に食べられるもののひとつに「柏餅」がありますよね。 この柏餅は、江戸時代に江戸でうまれた日本オリジナルのもの。 今回は、日本独自の柏餅について、一緒に覗いていただければと思います。 お好きなお飲みものや柏餅などをお召し上がりつつ、のんびりとお楽しみくださいませ。 柏餅を包んでいるのは、名前にもなっているとおり柏の葉。 もとは、お皿の代わりに使っていた葉っ…
…粽(ちまき)や端午の節句は、中国から伝わったものなのですが 既に、こんなにも私たちの生活に馴染んでいる粽(ちまき)ですので、 この機会に少しだけ由来を覗いてみませんか。 粽(ちまき)の由来は中国の故事です。 もとは、楚国の詩人である屈原(くつげん)さんの死を供養するためのものだったのだそう。 王の側近だった屈原さんは、 陰謀によって国を追われてた後、川に身投げしてしまいます。 屈原さんの死を嘆いた多くの人々が、彼の命日の5月5日に、 お米を詰めた竹筒を供物として川に投げて捧げ…
…す。 確かに女の子の節句ではあるのですが、それだけではなくて、 春の訪れをお祝いして春を無事に迎えることができた事を喜んで、これからも皆が元気で過ごせるように願う機会でもあります。 とても素敵な機会だと思いますし、ひな祭りの時に食べるお菓子やメニューにも願いが込められているので お好きなメニューをひとつでも召し上がって春を感じてみてはいかがでしょう? 【ひなあられ】 昔は、女の子たちがひな人形を持って海や山へ出かけていました。 これは、お雛様に春の景色を見せてあげる「ひなの国…
そろそろ、ひな人形を出す季節ですね。 私はどういうわけか、子どもの頃から一般的なひな人形に興味がありませんでした。 興味がないというよりは私好みのお顔立ちのひな人形に出会えなかったのです。 母は一緒に選ぶことを楽しみにしていたのか、 ひな人形を見に行かない?とよく言っていました。 しかし、その度に要らない、行かないと答える娘を どんな風に見ていたのだろうと、ふと思うことがあります。 実家では母の趣味で選んだシンプルなものが飾られていたけれど、 このやり取りは大人になってからも…
…月一月七日の「人日の節句」の日に七草粥が食べられおり、これが日本に伝わってきたと言われております。 「人日の節句」というのは、一年に五回ある季節の節目のひとつです。 このような言い方をすると、少し難しく聞こえてしまいますが他の四つは、 ・三月三日のお雛祭り、 ・五月五日の端午の節句、 ・七月七日の七夕、 ・九月九日の重陽の節句 ですので、既に私たちの日常に根付いているものです。 そして、人日とは「人の日」という意味なのですが、古の中国では元旦から八日間様々な事を占う行事があり…