幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

梅酢のヒミツ。

行きつ戻りつを繰り返しながら春本番へと向かっているけれど、暖かい日が着々と増えている。 風が強い日には、軽めの防寒対策を装いに仕込んだりもするのだけれど、吹く風が止まると上着が邪魔になるほどの暖かさだと気が付いた。 「春はすぐそこまで」では…

小さな変化を前に思うことの中にあるもの。

先日、ジャズオーケストラのステージを鑑賞した。 日常から非日常の世界へ足を踏み入れ、素敵な音色のシャワーを全身に浴びると、細胞たちがザワザワし始め、プルンッと潤う感覚は何度経験しても心地良い。 先日のオーケストラは、幅広い年齢層のプレイヤー…

自分のカラダ本来の体型を知ってみる。

友人からメールが届いていた。 最近、再び飲み始めたゴボウ茶を飲みながらメールに目を通すと、「自分がどのような太り方をし易い体質なのか遺伝子検査を受けた」という内容が記されていた。 私も、10数年前に肥満関連の遺伝子検査に興味があり受けたこと…

名探偵気分で時代の流れをのぞき見。

テレビを点けてザッピング。 テレビから微かに聞こえるような気がするのは、チャンネルが切り替わる瞬間のパチッという音。 チャンネルが一向に定まらず、見たいものがないのだと諦めた私の指先が最後に切り替えたチャンネル画面に映ったのは、古い時代劇だ…

うそうそ時とカーネーションからのメッセージ。

西の空の奥が淡いピンク色に染まっていた。 太陽と月が同時に存在するこの時間帯の空は、その時季ならではの表情をしているように思う。 窓を開け放つと、昼間の気温が高かったからなのか、昼間のそれが辺りに漂っているような気がした。 少し目を離していた…

好きのカタチも変化も在り方もイロイロ。

待ち合わせまでの時間潰しに雑貨店をのぞいた。 窓際に設置してあったアンティーク調の白い円卓の上には可愛らしい雑貨が並べられていた。 その雑貨を見守るかのような段差がある位置には小瓶にガラスビーズと一緒に入れられた毬藻が並べられていた。 ワタク…

サクラハジメテヒラク。

早咲きの品種は既に開花している桜だけれど、先日七十二候(しちじゅうにこう)である「春分」の期間が終わり、次候である「桜始開 (さくらはじめてひらく)」に入った。 七十二候(しちじゅうにこう)は、春夏秋冬を24の季節に区切り、その24に区切った…

ハッピーサプライズ用の鯉のぼり探しに苦戦中。

外国で暮らしている友人から、手頃な値段で購入できる鯉のぼりをモチーフにしたものはあるだろうかと尋ねられた。 日本の鯉は一部の外国の方々にも人気だと聞いていたけれど、端午の節句の話をしたところ、鯉のぼりに興味を持った方が大勢いたという。 そし…

微笑ましい律義さの背景をちらりとのぞいた日。 

大人たちが発する「オーエス、オーエス」という掛け声が聞こえてきた。 視線を、次第に大きくなる声がする方へ向けて歩いていると、イベント会場と化したグラウンドで行われていた綱引きの掛け声だと分かった。 お天気が良く、寒さも和らいでいたその日の景…

今更だなんて言わないで、塩麹のお話。

ふらりと立ち寄った味噌屋には、味噌をはじめとする発酵食品がずらりと並べられていた。 この日のお目当ては、甘酒と塩麹である。 甘酒は、アルコールを含んだものも美味しいけれど、私は体内時計の調整も兼ねて朝食時に口にすることが多いため、 専らノンア…

簡単に見ることができるらしいそれを知っている気がしない。

いつのことだったかは覚えていないのだけれど、随分と前のことだ。 ドライブをしていたときに偶然立ち寄った自然公園のような敷地内の片隅に、蝶を展示している建物があった。 博物館と言うにはアットホームすぎる雰囲気の古い建物で、誰でも好き勝手に入っ…

虹の橋を渡って宇宙旅行した石。

仕事の関係で久しぶりに天然石を扱う機会があった。 それらは、とてもカラフルなトルマリンだった。 トルマリンという石は、様々な成分が混ざり合ってできている石で、鉱物の中では最も多いカラーバリエーションを持っている。 透き通るように透明なもの、大…

春バテ、していませんか?

数年前から、この時季になると耳にする「春バテ」というものがある。 初めてこの言葉を聞いたときには、一瞬、夏バテの誤りでは?と思ったけれど、春には春の春バテというものがあるという。 その症状は人によって様々だけれども、眠くなったり、体がだるか…

お作法|お餞別のこと、おさらいしてみませんか。

静かな年もあるのだけれど、今年は友人や知人の転勤や転職の知らせが重なった。 転職組は、これまでとは全く異なる世界へと旅立つのだけれど、とても希望に満ちた空気を纏っていた。 大人になると、自分の日々を自分自身で創っていくことを求められるけれど…

ハチミツ、何で掬っていますか?

我が家の甘味調味料のメインはハチミツ。 ハチミツは酸性のため、金属製のスプーンを使うハチミツの酸と金属が化学変化を起こし、ハチミツに含まれている体に良い成分が弱まったり、変化することがあると言われている。 だから、できれば金属製のスプーンで…

鍵モチーフで健康祈願。

売場から発せられる華やかで軽やかな色彩に引き寄せられてしまうのだろうか。 はっきりとした理由は分からないのだけれど、春になるとハンカチを新調したくなる。 正直なことを言えば、とびっきりのお気に入りばかりでなくても、好みを大きく外れていなけれ…

先送りにしてしまいがちなモノゴトを片付けてみる。|使い捨てライターを処分編

ついつい先送りにしてしまいがちなモノゴトがある。 急ぐようなことではないし、それをしてもしなくても困るようなこともない。 ただ、いつかは片付けなければならないということだけはハッキリしているモノゴトである。 私にも先送りにしてしまっているモノ…

険しき道のりと猫背の大仏様。

これまで、引っ越しをする機会が多い生活を送ってきたのだけれど、その度に持ち物の全てを把握し直してきたように思う。 自主的にそうしてきたわけではなく、強制的にそうなっただけのことなのだけれど、意識しておかなければ、物はあっという間に増えてしま…

甘い棒付きキャンディーで美術鑑賞!?

久しぶりにレジ脇の誘惑に負けた。 いつもであれば、レジ脇の小さなお菓子が目に留まっても余裕の笑みでスルーできるのに、その日に限って、 お会計の最中に奥から別の店員が現れ、カラフルなキャンディ、チュッパチャップスが刺さっている台をレジ横に置い…

お家にあるものを無駄なく使い切るヒントに。|カイロ編

「さて、どうしようかしら」 余らせたカイロをテーブルの上に広げ、しばらくの間カイロを眺めていた。 私は冬の間、靴の中に敷く小さなカイロを常備するのだけれど、昨年は靴の中に敷くカイロを使う機会が思っていたよりも少なく、カイロを大量に余らせてし…

“うとうとカクンッ”は何のサイン?

目を通さなくてはいけない資料が山積みになっていた。 その日は意を決しそれらに片っ端から目を通していたのだけれど、気合いが空回りしてしまったのか、余分にエネルギーを消費してしまったようで、おでこをデスクに豪快に打ち付けてしまった。 こんなこと…

一番刈りのニラとの遭遇を狙って。

陳列棚からニラを取り上げて思わず二度見。 手にとった感触が普段よりも柔らかかったことから、ニラが旬を迎えたことを知る。 珍しさゼロと言っても過言ではないくらい年中手にするとこができるニラの旬は、3月から5月辺りである。 春キャベツや新玉ねぎの…

カタバミが持つ一長一短。

通りを歩いていると、とある敷地のエントランス付近に、引き抜かれたばかりであろう雑草が積み上げられていた。 その一番上には黄色いカタバミの姿もあった。 開花時期が少し早いような気がしたのだけれど、日当たりが良い敷地内で一斉に開花したのだろう。 …

窪みと世代間のズレ。

駅のホームには、既に次の電車待ちをしている人の列がいくつも出来ていた。 座ることは諦めて短めの列を選び、最後尾に並んだ。 それから数分も経たぬうちに電車が到着し、開いたドアからは大勢の人が降りてきた。 降りる人が先。 当たり前のようなことだけ…

キレイとツライは紙一重。

先日、それはそれは久しぶりに花粉光環(かふんこうかん)を目にした。 美しい花粉光環(かふんこうかん)を見つけてテンションが上がることに変わりはないのだけれど、数年前と変わってしまったのは、少しだけ身構えてしまうようになったことだ。 花粉光環(かふ…

七里香と春に三日の晴れ無しと。

雨がしとしとと降っていたその日、窓を開け放っていると、春を告げる花のひとつ、沈丁花の香りがふわり室内へ舞い込んだ。 目を閉じて、その香りをスーッと吸い込んでいたのだけれど、あっという間に春の香りは姿を消してしまった。 「もう少しだけ」と香り…

芥子の実から法話まで。

旅先で立ち寄ったお寺で素敵な法話を耳にすることがある。 法話とは、仏教に携わっている僧侶の方々が、仏教の教えに基づいた話を分かりやすく説き聞かせること。 このような説明をしてしまうと堅苦しさを感じてしまうのだけれども、 聞くところによると、予…

寝相と寝返りから心身の状態を再チェックしてみませんか。

顔見知りの店員さんの様子が普段と違っていた。 そう感じはしたものの、違和感の正体を掴めぬままお会計をしていると、店員さんが右手を首に当てて数回摩った。 そして、普段は絶対にしないうつ伏せ寝をしてしまい首を寝違えたのだと切り出した。 首をどのよ…

この時季に頼りたい、こんにゃくのお話。

吹き抜ける風は、まだまだ冷たさを含んでいるときもあるけれど、日差しはすっかり春である。 先日足を運んだ美術館の前には、紫色をしたパンジーとスミレ、アクセントに黄色いチューリップが並べられており、凛とした大人の春といった印象を受けた。 桃や桜…

レンゲソウにもスポットライトを。

赤みがかった紫色と爽やかな白で彩られたレンゲソウ(レンゲ/ゲンゲとも)で紙面が満たされているポストカードをいただいた。 こんなにも沢山のレンゲソウが咲いている景色を最後に見たのはいつだろう。 もう随分と長い間、レンゲソウそのものを見ていないよう…