幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

食べる前から期待値が上がる不思議な文言。

無性に焼き鳥を欲した。 冷蔵庫をのぞいてみたところ、ひと通りの食材が揃っていたため、せっせと串打ちをはじめた。 以前は、竹串を使っていたのだけれど焦がしてしまうことがあるため、最近はBBQ用のステンレス串を使うようになった。 これが思いの外使…

丸刈りにされた街路樹から思うこと。

自宅近くには街路樹が植えられている道路がある。 春は若葉が茂り、夏になればその若葉の色に深みが増していき天然の日除けアーケードとなる。 秋になれば、深緑色をした葉は黄色く色づき木枯らしに舞い、冬は落ちずに茶色く枯れ果ててしまった葉を少し残し…

福茶でホッとひと息、こころぽっかぽかに。

昨年末にお正月用にと準備した祝い花が、未だ元気に咲いてくれているのだけれど、自己最長記録とも言える咲きっぷりに思わず、 まだ生きていますか?と真顔で問いかけながら切り花に顔を近づけた。 年に数回、1か月半ほど咲いていてくれる切り花があるのだ…

“開くは左”の呪文で一件落着。

悪気は全くないのに、意地悪なことをしてしまったような出来事に仕上がってしまうことが稀にある。 その日はいくつかの用事を済ませた後、ビルを出ようとエレベーターに乗り込んだ。 一気に一階まで運んでもらおうと目論んでいたのだけれど、私の当てが外れ…

出すことも出さぬことも個性。

冬のおしゃれは楽しい。 そう感じていたはずなのだけれども、1月も終わりに近づく頃には何だか冬の装いにも飽きてきて、春色を取り入れたい気持ちが沸々と湧いてくる。 「春の装いを」ではなく「春色を」というところが、もどかしくもあるのだけれど、この…

口紅を新調するのにも良い時季です。

至る所で目にする恵方巻の広告。 日本各地に再び広まった風習のひとつだけれども、その一方で廃棄処分される恵方巻の数が問題視され始めている。 大切に受け継がれてきた風習に様々な思惑が加わると、加わり方によっては、このような事態に陥るのかと、廃棄…

あなたの呼吸、時短モードになっていませんか。

年に幾度か、自己メンテナンスと称して経絡アロマトリートメントや鍼灸施術を受けている。 その道のプロと生活を共にしているわけではないのに、顔を合わせて2、3分で、生活習慣から食生活、日頃の姿勢の癖までも言い当てられ、様々なことを考えさせられる…

世界を繋ぐサインの愛称色々。

先日、口頭でメールアドレスを伝える機会があった。 ユーザー名とホスト名を繋ぐ記号を「@(アットマーク)」と呼び伝えながら、これをエスカルゴと呼ぶ知人がいたことを思い出した。 4、5年ほど前、世界中に散らばってしまっている知人たちとやり取りをし…

この時季に表れる目の下のクマ。

この時季に表れる目の下のクマ、なかなか厄介です。 ひと口に目の下のクマと言いましても、そのタイプはひとつではありません。 タイプチェックは、過去にも触れておりますので、ご自分がどのタイプに当てはまるのか、 クマができるとしたらどのクマタイプの…

冬真っ只中で感じる乙なもの。

何処からともなく甘い香りが漂ってきた。 一瞬、香水のような力強さを感じたような気がして辺りを見回したのだけれど、 それは、冷たく澄んだ空気の中にすーっと溶けるようにして私の鼻先から消えていった。 後ろ髪を引かれる思いで歩いていると、ふわりと再…

防災リュックの“いろは”の“い”。

幸せのレシピ集内では、時々ではありますが防災対策のお話にも触れております。 地震や津波、竜巻など、日本全国のどの地域で起きても不思議ではない時代になりました。 非常時に、最低限の対処くらいはできるような知識と備えは必要だと思いつつも、 私自身…

おみくじを粋に嗜む。

今年引いたおみくじは、私にとってグッとくるメッセージが記されていたこともあり、大切に持ち帰った。 本来は、お財布などに忍ばせておくと良いと聞くのだけれど、私は手帳に挟んだ。 しばらくすれば、手帳に忍ばせていることを忘れてしまいそうな気もして…

見た目とは異なる、美味しい偶然の産物。

パン屋内を、トレー片手に回っていると、チャパタのサンドウィッチがあった。 そのサンドウィッチとアイスティーを買い、お店近くの公園へと向かった。 お天気が良かったこともあり、芝生が敷き詰められた公園には、お弁当を広げる人たちが点在していた。 そ…

「ヘタウマ」という括りで世に広まることになるとは。

私は絵心が無くて……というフレーズを耳にすることがある。 絵心。主に使われている意味としては、絵についての知識や技術、センスといったところだろうか。 それらの有無を、絵心がある、絵心がないと表現されている。 ただ、絵心という言葉は、絵を描きたい…

忘れていたモヤモヤが、思わぬ形で再来した日。

私が暮らしているマンション内には、日本の方と結婚し日本暮らしをしている方もいらっしゃる。 お互いの名前も暮らしているフロアも知らず、交流と言えるような関りは無いのだけれど、 ここの住人だろうという共通認識のもと、エレベーターホールで顔を合わ…

言い方ひとつ、受け取り方ひとつで、如何様にも変化する。

散歩中のゴールデン・レトリーバーと軽く目が合い、すれ違った。 すれ違ったのは、この時が初めてではない。 大型犬ということもあり、飼い主は、日に何度か散歩に出かけているだろう。 その時とは異なる時間帯にも幾度かすれ違ったことがある犬である。 ゴ…

年の差56歳の恋を見守った存在。

私の手元にやってきた数粒のガーネット。 放たれていた艶と瑞々しさは想像以上だった。 地球の恵みと人の技術が融合したそれらが、どのような経緯を辿り、最終的にどのような方の元に辿り着くのか。 小さいけれど、ある意味、大冒険の最中にある石たちである…

冬の景色から繋がるエトセトラ。

アラームが鳴る1時間ほど前だっただろうか。 スッキリと目覚めたまでは良かったのだけれど、ブラインドの隙間から外をのぞいてみるも、外はまだ真っ暗。 やけに冷たくなっている顔を、両の掌で包み込みながらリビングへ向かった。 半ばオートマティックに、…

ぼーっとお茶をする時間は、ハッピータイム。

朝の冷たい空気の中、空から、雪にも雨にもなり切れないそれが降ってきた。 天気予報を信頼していないわけではないのだけれど、昨夜の天気予報で明日の明け方は冷え込みが厳しいと言っていたことを思いだし、本当だと思った。 少し熱めのミルクティーと小さ…

美味しいものを食べる機会が続いたらモリブデンを意識してみては。

昨年末、駆け込むようにして健康診断を受けた。 小さな部屋をスタンプラリーでもしているかのように、カルテ片手に巡るあれである。 どのような検査が行われるのか、頭に入るくらいの経験値は積んできたものの、緊張感がゼロになることはない。 しかも、前日…

ポピーが内に秘めているもの。

しっかりと冬を感じられているけれど、降り注ぐ陽射しは日によって違うのだろう。 先日、不自然な場所にポツンと咲いている菜の花を目にした。 黄色い小花は、一本の茎の上にちょこんと添えられたような、僅かなものだったけれど、 草花の色味が乏しい時季に…

なしの礫といい加減。

ご年配の方とお話をしていると、実生活では触れる機会が少ない言葉と出会うことがある。 そのような時、活字として触れていた言葉が、本の中から飛び出してきたかのような現実味を帯びている気がしてドキリとする。 きっと、言葉を発した方が日頃から使って…

寄り道と膝が笑ってしまう前にできること。

お天気が良くて時間に余裕があったその日、私は遠回りをして帰宅することにした。 風の冷たさと、首にくるくると巻いたストールの温かさの温度差も心地がよく、足取りも思う以上に軽やかだったように思う。 家とは真逆の方向にある川沿いを目指して歩いてい…

多少萎んでしまっても、ハリが消えても大丈夫。本領発揮はこれからよ!

昨年の冬至に楽しんだ柚子湯。 いつもは2日間ほど楽しむことが多いのだけれど、昨年は思っていたよりも柚子の傷みが早く、1日のみとなった。 1日だけでも楽しめたのであれば御の字ではないかと、気持ちを落ち着かせていたはずなのに、 その後、足を運んだ…

1月の誕生月花でもあるシンビジウム。

お店のレジでお会計をしていると、奥の作業台に飾られていた蘭の一種、シンビジウムに目が留まった。 柔らかいトーンをしたピンクと白が混ざり合うような花びらのそれは、いちごミルクを連想させるような可愛らしさがお店の雰囲気に、とても合っていた。 可…

根っこの部分には、温かいものを忍ばせて。 

今年は、お正月感に包まれている街中に出る機会があった。 門松や注連縄、餅花や振る舞い酒など、目でも楽しむことができたのだけれど、 目の前には、子どもの頃に感じていたお正月感とは別のものが広がっていたように思う。 ただ変わらないのは、お年玉を何…

焚き火のちから、煙の力。

神社の広場に設置してある焚き火コーナーに人が集まっていた。 暗闇の中で、空へ向かって炎を伸ばしながら揺れる様には、確かに、癒し効果があるように思う。 以前、こちらでも触れたことがあるのだけれど、炎の揺らぎには人を癒す効果があると言われている…

色は、様々な扉を開くための鍵。

寒い。 ひと晩かけて自分の体に馴染んだ、何とも言えぬ温かさのベッドから抜け出すのに勇気がいる季節である。 遠くの方で微かに聞こえているかのような音量のアラーム音が、次第にボリュームを上げながら耳元へ近づいてくる朝だ。 アラームを止め、ブライン…

私の都合と体の都合から見る、体内バランスのとり方。

記憶に留めておきたい資料があり、片っ端から目を通していたのだけれど、 思いのほか早い段階で、私のキャパシティーを超えてしまったようで、何も頭に入ってこなくなってしまった。 以前、東洋医学に携わっている方にこのような話を聞いたことがある。 室温…

言葉と占術、寒九の雨。

年末年始に感じた街中の静けさも消え、すっかり日常が戻ってきている。 冬ならではの、毛穴がキュッと引き締められるような冷たい空気に触れたくて、飲み物片手にベランダのガーデンテーブルへ移動した。 空は、どんよりと沈んだ色をしていて、雨が降る前の…