幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

世の中にはタイミングというものが存在します。|お饅頭の起源もそっと覗きます。

世の中にはタイミングと言うものが存在します。 良いタイミングもあれば、 よりによって、どうしてこのタイミングで?というようなことも時に起こります。 先日、後者のような出来事が私の身にふりかかりました。 差し入れにと、とても美味しそうなお饅頭が…

海苔を消化できるのは日本人の特権だってご存知かしら?

炊き立てのご飯を眺めていたら、 子どもの頃に読んだ本に登場したあるシーンを思い出した。 お婆さんが炊き立てのご飯を塩おむすびにする。 そして、今日は特別だよと言っておむすびに海苔を貼りつけてくれるシーンだ。 どこにでもあるようなワンシーンなの…

シーザー・サラダと関係があるシーザーさんの正体とは!?

数年前に友人と食事をしていたときのこと。 とてもゴージャスな器に盛られたサラダが出てきたのです。 新鮮なロメインレタスに、 ニンニク、オリーブオイル、レモン果汁をお塩とコショウで整えたドレッシングがかけられ、 割ればとろーりとした黄身が顔を出…

不器用な男の子からの赤いバラ。

ボランティアでイギリスの小学校へ書道を教えに行っていたことがある。 好奇心旺盛な子どもたちに週に1度、1時間だけ 本物を本来の形で伝えて欲しいという趣旨で依頼を受けた。 だけれども、子どもという存在のやんちゃさは世界共通。 30人ほどのやんち…

歯科医院で出っ歯を架け橋にして出た話題って?

歯科医院の待合室で少し緊張気味に順番待ちをしていたときのこと。 治療を終えて安堵の笑みを浮かべた小学生くらいの男の子が 私の近くに座っていた母親の横に滑り込むようにして座ったのです。 治療中の緊張が解れたのか男の子は急におしゃべりになり、 学…

お好きな卵焼きはどのような卵焼きかしら?

ある日、友人に妙なお願いごとを言い渡されたのです。 そのお願いごととは、「今度、私の父に甘い卵焼きを作ってあげて」というもの。 友人が家族でお寿司屋へ行ったとき、 そこで出された卵焼きが甘く、友人家族はひと口食べた後、手を付けられなかったのだ…

“SU☆SHI”と歌舞伎と助六と。

素朴だけれども手間暇かけて作られる海苔巻きといなり寿司。 時々口にすると、ほっと和むのは日本人だからだろうか。 スペインを旅していた時、何だか妙な時間に小腹が空いてしまい ホテル近くにあった深夜営業中のスーパーへ買い出しに出かけた。 日本食も…

“右脳”使っていますか?

窓を開け放った時に外から流れ込む風の匂いに春の匂いが混ざりはじめた。 春の匂いなんて曖昧な表現だけれども 昨日までとは違う柔らかさを含んだ空気を 私の本能は春の匂いだと察知するのだろう。 その日は、寒さも和らいでいたため温かい飲み物と厚手のひ…

大人が手にした壮大な冒険と探検の旅。

「冒険いこ」 「うん、探険いこ」 「違う!ぼ、う、け、ん!」 「・・・・・・。」 「どっちでもいいから早くいこ」 私の横をランドセルの中身をカタカタ鳴らしながら走り過ぎて行った子どもたちの会話だ。 性格診断ができてしまいそうな程の三者三様のリア…

Happyの連鎖を生むHappyのお福分けの形は自由自在。 

あのお店のスコーンを食べたい。 久しぶりに食べたいぞ、あのスコーン……。 胸の奥底から湧いた想いは、そう簡単には消えるものではないらしく 私はカフェの一角で手帳を開くとスケジュールを確認し始めた。 傍から見れば仕事の確認でもしているように見える…

ナンは幸せの味。

数週間ぶりに、ある友人と話す機会があった。 電話が繋がるか否かのタイミングで挨拶も前置きもすっ飛ばして、 「どう?」と最初に切り出すのはその友人の特徴だ。 何となく無くしたくない個性のひとつ、友人らしさに感じられるものだから、 突っ込むことを…

言葉遊びのセンスに長けていた夏目漱石のこと、ちらっと覗いてみませんか?

学生の頃、マニアックな趣味をもった友人に囲まれていたのだけれど、その中に無類の漱石好きがいた。 文豪、夏目漱石好きだと聞けば本好きなのだろうというイメージを抱いてしまうけれど 彼女は頑なに「違う」と言っていた。 そして、漱石好きになったきっか…

春先の揺らぎ肌は、アンチエイジングから災害時の非常食まで幅広く活躍するナッツにおまかせ。

ヘアサロンでカウンセリングを受けながらお茶をいただいていた時のこと。 普段は飲みものにチョコレートや、やや甘めのクッキーが添えられていたのだけれど その日は、チョコレート、クッキー、ナッツ&ドライフルーツの3種類から選べるようになっていた。 …

女性の皆さん、あなたは口紅を何本召し上がっていますか?

新色の春色リップも出揃ってきた気がいたしますので 本日のお話コードは先日に続き「唇」ということで、お話さえていただこうと思っております。 お好きなお飲み物をふーふーしつつ、覗いていってくださいませ。 先日、自分好みの春色リップを新調することが…

【お知らせ】2/18~2/21まで更新を休ませていただきます。

幸せのレシピ集へ足を運んで下さっている皆様へ こんにちは。 こちらで執筆させていただいております柊希です。 いつも貴重なお時間を割いて遊びに来てくださったり、 温かいメッセージを贈ってくださったりと、ありがとうございます。 本日2/18~2/21…

神話からご利益を知ることができるってご存知ですか?

こちらでは時々、国内外の神話の世界を柊希目線でご紹介させていただいております。 神話の世界を覗くことも楽しいのですが、 今回は神話の世界を通して私たちの身近にある神社仏閣や、 旅行で足を運んだ神社仏閣に祀られている神様の得意技が どのような類…

春色リップをチェック中のあなた、お食事中の口紅のお作法もチェックしてみませんか?

その日はお食事会の予定があり行き先は決まっていたのだけれど、 せっかくなのでアペロでもしようかという流れでオイスターバーのエントランスを潜った。 陽が落ちてからそう経ってはいない時間帯だったということもあり、 テーブル席には小学生くらいのお子…

花粉症と静電気と体内環境を繋げて考えるとは?

そろそろ花粉が飛び始めているようですね。 私の周りでは瞼が重くなってきたと漏らす方が出てきておりますが、 皆さんがいかがでしょうか? 私は長年、花粉症ではないと答えてきていたのですが、 どうも昨年辺りに発症したようでございます。 しかも、少々マ…

本音と本心は別、ということもあるようだ。

あ、駄菓子屋さんだ。 子どもの頃に利用した経験は少ないのだけれども、 ワクワクするあの雰囲気に吸い寄せられるようにして、つい足を踏み入れてしまうのだ。 大人になって、そこそこ美味しいものも知っているけれど、あの未完成の味に手を伸ばす瞬間。 大…

日本のランドセルと風物詩がパリに降り立つ!?

少しだけ気が早いのだけれども、 私が春の風物詩のひとつだと思っているものに、“ぴかぴかのランドセルを背負った小学1年生たちの姿”というものがある。 体よりも大きく見えるランドセルに背負わされている感漂うあの光景は、 何度目にしても微笑ましいと思…

皆さんの体は冷えていませんか?食べ物には体を温めるもの、冷やすものがあるんです。|お魚編

先日、目的地へ向かっていたところ1本の電話が入りました。 機種変更したばかりの艶ぴかスマートフォンも随分と手に馴染んでまいりまして、 スッと軽やかに電話に出たのでございます。 電話の相手に「はっ?ご冗談を」と申し上げましたところ、 返ってきた…

チョコレートの奥に広がる世界。

バレンタインデーの在り方も、楽しみ方も多種多様になってきましたね。 昨年もちらりと触れたのですが、 チョコレートのオリンピックかしら?と言っても過言ではないくらい この時季、世界中のショコラティエやパティシエが 自慢のチョコレート(ショコラ)を…

炎の揺らぎとともに自然が奏でるアンビエント音楽を楽しんでみるのはいかがでしょう。

ゆったりとした夜を過ごしたくて、久しぶりにお気に入りのキャンドルに火を灯した。 リビングの照明を少しだけ落としてアンビエント音楽を流す。 アンビエント音楽というのは、音楽のジャンルのひとつで環境音楽とも表現されます。 シンプルなメロディーが空…

あなたも“ベイカーベイカーパラドックス”の経験があるのではないかしら?

食事会の帰りにタクシー待ちをしながら漆黒の空を見上げると、大きな綿の様な雪がビルの隙間から見える空を白く染める勢いで降っていた。 こんな夜空を楽しめるのも期間限定。 気持ちにそのような余裕があったのは、美味しい時間を過ごすことができた後だっ…

“メール”と“メールアドレス”は和製英語なので行き違いが起こることがある。

最近の出来事なのだけれど、 ミスをやらかしてしまったことに気が付いた。 確認したいことがあり、外国に住む友人にメールを送信していた。 この友人は普段から、2日経っても返事が届かない場合は 返信を催促して欲しいと言っているため、 3日めの夜にメー…

バジルは王様気分で召し上がれ。

明け方まで作業をしていたせか、せっかくの休日だというのに、お日様が程よく昇った頃、もぞもぞとベッドの中から抜け出した。 上がりきらない血圧が整うのを待つ間、リビングのソファーでお気に入りのブランケットに包まりながら白湯をひと口、またひと口と…

人との出会いには未来が詰まっている。

ある本を久しぶりに手に取った。 紙は薄っすらと黄ばんでいて過ぎた年月を感じさせた。 ページを捲った時にほのかに鼻をかすめた紙の香りは、 一瞬だけ、今の私を切ない気持ちにさせたような気がした。 本の中に新しい空気を送り込むような気持ちでパラパラ…

お作法|和食を召し上がるとき、お茶も一緒に飲むのはマナー違反です。

時々、様々なお作法話をさせていただいております。 お作法を大きな枠で捉えてみるとき、 私自身は、お作法は“おもいやり”だと思っております。 例えば、お作法に反したことであったとしても、 その時、その場所において、 その場に居る誰かにとって本当に必…

フランダースの犬から何を感じますか?

書店内を散策しているとママとレジへ向かう小さな男の子とすれ違った。 小さな男の子が手にしていたのは「フランダースの犬」。 やはり今でもフランダースの犬は子どもが通る道のひとつなのだな、と思った。 皆さんも一度は聞いたことがあると思うのです。 …

ひと足お先に春を運んできたラナンキュラスの切ないエピソードとは?

春の香りに吸い寄せられるかのようにフラワーショップへと足を踏み入れた。 自宅から徒歩圏内にあるそこは、みずみずしい元気なお花の宝庫で、 私のフラワーライフを支えてくれている存在だ。 フラワーショップと言えば、店員に声をかけてお花を取ってもらう…