幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

日本のこころ

今月の和風月名「皐月」から薫風を感じてみませんか。

お洋服の裾上げをしたくて、デパート内にあるお直し店へ足を運んだ。 呼び鈴を鳴らすと奥にあるアトリエから、 上品な雰囲気の、首にメジャーをかけた白髪女性が笑顔で出迎えてくれる。 ひと通り、私が思うお直しの要望を伝えると、 その内容を手際よく伝票…

ナイフを贈り物にするときは、おまじないも忘れずに。

気心知れた間柄の友人への、ちょっとしたお礼の品を探していた。 いつの間にか、お付き合いの期間も長くなっており、 このようなシチュエーションで困ることも増えてきたように思う。 時間だけが過ぎる中、お礼のタイミングを完全に逃してしまいそうな気がし…

今月の和風月名「卯月」から見る「人」の根っこの部分。

デスクで使用している大きな書き込み型のカレンダーの月が変わると、 見慣れた風景にほんの少し、新しい風が吹いたような気が致します。 月が変わる度に、「日本くらいだろう。カレンダーに、4月、卯月、Aprilと並べられるのは」と、 飽きもせず思っており…

知っているはずの「お彼岸」。お彼岸ってなあに?と尋ねられたら答えられますか?

先日、街中を歩いていると幾度も“こしあん”の“ぼたもち”が目に飛び込んできたのです。 何度目かの“ぼたもち”を見かけた時に、「あ、そろそろお彼岸か」と気付きまして、 なかなかお墓参りへ行くことができない遠方のご先祖様たちへ思いを馳せたところでござ…

無礼講にご用心。

エスカレーターを駆け上がりホームに到着したての電車に飛び乗った。 帰宅ラッシュには少しだけ早い時間帯だと思ったのだけれども、 その電車内はラッシュと言えるくらいには混雑していた。 1日歩き回った程よい疲労感をまとい電車に揺られていると 背後か…

今月の和風月名「弥生」から繋がり広がる様々な世界に触れてみませんか。

風が冷たい日もありますが、春ならではの話題も増え、季節につられて気持ちも弾みますね。 3月のことを和風月名では「弥生(やよい)」、英語では「マーチ(March)」と申しますね。 今回も和風月名をきっかけに、普段はあまり覗くことない世界をちらりと旅して…

神話からご利益を知ることができるってご存知ですか?

こちらでは時々、国内外の神話の世界を柊希目線でご紹介させていただいております。 神話の世界を覗くことも楽しいのですが、 今回は神話の世界を通して私たちの身近にある神社仏閣や、 旅行で足を運んだ神社仏閣に祀られている神様の得意技が どのような類…

お作法|和食を召し上がるとき、お茶も一緒に飲むのはマナー違反です。

時々、様々なお作法話をさせていただいております。 お作法を大きな枠で捉えてみるとき、 私自身は、お作法は“おもいやり”だと思っております。 例えば、お作法に反したことであったとしても、 その時、その場所において、 その場に居る誰かにとって本当に必…

お事汁(おことじる)を召し上がってみませんか。

もうすぐ「事八日(ことようか)」がやってきます。 12月に2人の神様の引継ぎの様な日なのだとお話をさせていただいたのですが、12月8日と2月8日を「事八日(ことようか)」と言います。 「事(こと)」という文字には祭りごとを表す意味があり、「事八…

今月の和風月名「如月」の世界に触れてみませんか。あなたはどちらの説がお好きかしら?

2017年もひと月が過ぎましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 同じ時間を過ごしているようでいて、 まだひと月?もうひと月?と、 時間の感じ方というのは人それぞれでございます。 自分の時間を大切に扱うことが出来る人は、 自分以外の人の時間も…

「雪」を表す様々な言葉から移り行く冬の景色を眺めてみよう。

「寒いというより……、冷たいっ、冷たいっ、冷たいっ」 そう言ってリビングで朝からぴょんぴょんと数回ほど飛び跳ねてみたのですけれど、 それくらいではビクともしませんね、この冷たい空気は。 これほどにも冷え込んでいるのだから雪でも降るのではないかし…

女性の皆さん、今日は「小正月」ですよ。ホッとひと息つきませんか?

「鏡開き」や「どんど焼き」という行事が終わると、さすがにお正月の名残も辺りから姿を消しますね。 時季を知らせてくれる言葉に「小正月(こしょうがつ)」というものがあります。 この小正月(こしょうがつ)の日や期間はいくつかのパターンが存在しますが、 …

今日はあなたの中にある愛と希望と勇気を覗いてみませんか?

毎年1月14日は「愛と希望と勇気」という言葉と「タロとジロ」という名が目に、耳に届きます。 これは1959年の今日、 南極大陸でタロとジロの生存が確認されたことが由来となっています。 タロとジロには『南極物語』や『南極大陸』などの映画やテレビ…

今更聞けないオトナのために|「どんど焼き(どんと祭り)」、お正月飾りを燃やすためのものだと思っていませんか?

少しずつ街中の空気からお正月の空気が薄れている今日この頃。 皆さんの新年のスイッチはカチリと入りましたでしょうか。 我が家は、年が明けてもしばらくの間は 前年の干支飾りと新年の干支飾りが仲良く並んでおります。 前年の干支飾りへの労いと干支間で…

本日は七草粥の日だけではありません。「七草爪」をご存知ですか?

本日は七草粥を食べて胃腸を労わりながら無病息災を願う日ですね。 とは言え、年末年始のご馳走に続いて新年会に大忙しという方も多いかもしれません。 胃腸の調子はいかがですか? 年末年始のお食事は、私たちの体に不可欠な酵素が不足していますので、七草…

もしかしたら、あなたのすぐ傍にも。

近くの非日常を探しに散歩に出かけた。 と言えば余裕のある日常のひとコマのように聞こえるけれど、 私の場合、その多くは全く逆のことが多い。 パソコンのキーボードを叩く指がうんともすんとも言わなくなったときの荒療治のひとつだ。 その日はお気に入り…

だるまの目は、どうして自分で入れるようになったのか。当時の職人事情を覗き見してみませんか。

気にしていなければ見過ごしてしまうことも多いのですが、 年末から春先まで、だるまを目にする機会が増えていることにお気づきでしょうか。 だるまと言えば群馬県高崎市にある達磨寺(正式名称:少林山達磨寺)が有名で、 年が明けて1週間ほどしますと高崎だ…

君に恋ふ、君を恋ふ。あなたはどちらのタイプ?

雑誌をパラパラと捲るような感覚で詩本をパラパラと捲る。 傍から見れば、また読んでるの?飽きないね、古文好きだね、 などという印象を与えるらしいのだけれども、 そのような事を聞く度にほんの少しだけ、期待を裏切るようで申し訳ない気持ちになり、 真…

現在の初詣は新しいスタイル!?初詣のもとは何?

新しい年が始まったばかりというのは、 辺りの空気がとても澄んでいて気持ちがいいものですね。 多くの人が新しいスタートをきったのであろうことも肌で感じられるような気がして 私の背筋もピンッと伸びるようです。 新年を迎えると初詣へ行かれるかと思い…

今月の和風月名「睦月」の世界でほっこりしてみてくださいませ。

新年を迎えた訳ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。 既に初夢を見たという方もいらっしゃるでしょうか。 いつ見た夢を初夢とみるのか時代と共に移り変わっておりますが、 私が見た初夢の話はまた機会がありましたらお話させていただくとして、 本日は…

オトナの知識|年の瀬という言葉を粋に使い分けてみませんか?

今年も残すところ今日を入れて2日となりました。 お休みに入られた方、お仕事をされている方、様々だと思います。 年の瀬も押し詰まってまいりましたが、我が家には連日、宅配便の配達員の方が度々足を運んでくださっています。 私がお世話になってるクリー…

季節のご挨拶|お年賀の由来と共に、お作法やちょっぴり聞きにくいことなどを確認しておきませんか?

新しい年を迎えますと、お年賀を贈ったり贈っていただいたりという事がありますが、 お年賀の由来やお作法をご存知でしょうか。 そう言えば、習慣として贈ったり、贈っていただいたりしているけれど、 その辺りのセルフチェックをしばらくしていないわ、とい…

お正月飾りの羽子板に込められていることってなあに?

毎年大晦日の午前中に、お正月を迎えるためのお花を生けているのですが、大晦日ギリギリまで奔走している私は、お花を買いに行く時間が惜しい、と思っておりました。 様々なことを余裕を持って済ませていれば、このような事にはならない。 そう分かってはい…

意外と知らない「お屠蘇」ってどんなお酒かしら?お作法はご存知かしら?

日本の風習なのだけれども簡素化が当たり前になり、 本来の形を知る機会が失われがちの世の中です。 例えば、今回のお話コードの「お屠蘇」ですが、 皆さんお屠蘇はどのようなお酒だと思いますか? ひょっとして、清酒を飲むものだと思っていませんか? え?…

お節料理のルーツを辿ってみませんか?

お正月商品も随分と店頭に並んできましたね。 皆さんのご自宅ではお正月の準備を始められていますか? 私は、普段のお掃除を少し念入りにするようになってはいるものの、その他の本格的な準備の部分は手付かずのままで、姿なき「焦り」ににじり寄られている…

お作法|年末年始は、ご挨拶のシーンが増えますね。丁寧なお辞儀をしてみませんか? 

年末年始は、何かとご挨拶をするシーンが増えますね。 そのような時に欠かせない「お辞儀」ですが、 皆さんは上手にお辞儀をすることができますでしょうか? 尊敬の気持ちや感謝の気持ちが込められているお辞儀ですが、 なかなか自分のお辞儀をチェックする…

大掃除のもとになっている「御煤納め」から現代の師走を覗いてみませんか。

今日は、先日お話させていただいた事始め、事納めの日ですね。 もともとは12月の中旬頃からお正月の準備をしていたようなのですが、地域によっては本日からお正月準備を少しずつ始めるところもありました。 現代ではお正月の前にクリスマスイベントや忘年…

あなたのお膝には、まだ小僧がいらっしゃるのかしら?|観光気分で膝小僧という呼び名の由来などの紹介も。

女性の年齢が出やすい場所のひとつとして「膝」が取り上げられることあるけれど、 膝ケアは、なかなか難しいものですよね。 このような滑り出しで始めると膝ケアのお話かしら? と思われるかもしれないのですが、今回は呼び名のお話を少し、と思っております…

本日は「お赤飯の日」です。あなたのお宅のお赤飯は甘いかしら?しょっぱいかしら?

本日は勤労感謝の日ですね。 先人たちから引き継いて勤労感謝に日に関しては先日お話させていただきましたので、今回は「お赤飯の日」を覗いてみるのはいかがでしょうか? お赤飯の日?と首をかしげられた方もいらっしゃるでしょうか。 実は本日、「お赤飯の…

伝統色を通して見る色の楽しみ方とは。

様々な国の特徴によって区別された色の資料に目を通していた時のこと。 日本の伝統色というのは、とても繊細な色合いなのだと改めて感じさせられました。 落ち着いた色合い、鮮やかな色合いとありますが、グラデーションを細かく切り取ったような細やかさが…