2017-01-01から1年間の記事一覧
自宅ポストの中身を取り出し、エレベーターに乗った。 郵便物以外のチラシも多く、簡単に要、不要を分けながら自宅階へ向かった。 向かったはずなのに、なかなか開かない扉に、あれ?そう思って各階ボタンを見た。 あー、またやってしまった。 エレベーター…
今年は酉年だったからだろうか。 「鳥」に関する話を耳にし、「鳥」の色々に触れる機会が多かったように思う。 先日、鳥好きだという知人が何本かの可愛い動画を送ってきた。 知人は特にオウム好きということもあり、送られてきた動画は全てオウムのものだっ…
今にも溶け落ちてしまいそうな満月を眺めていたらハチミツが恋しくなったものだから、 部屋へ戻るとすぐに、ハチミツだけで作られたキャンディーを口の中へ放り込んだ。 スプーンで同じ量のハチミツを口の中へ運んだなら、あっという間に溶けてなくなってし…
ずっと昔から私たちのそばにあったはずの身近な食材が、 近年、次々にスポットライトを浴びスーパーフードと呼ばれている。 本来は、どのような食材も私たちにとって貴重なスーパーフードなのだけれど、 スポットライトを浴びている姿を目にすると、 その輝…
先日、郵便局へ行ったときのこと。 私の前には封筒を手にした小学生の女の子が2人並んでいた。 私は順番を待ちながら郵便局が扱っている商品に目を泳がせていた。 すると、「最近肩がこってパンパン」「あー、私も」そんな会話が耳に届き、 私は一瞬、んっ…
風が冷たい。 日に日にその冷たさが増しているように思い、 靴専用のカイロをシューズボックスに常備しておくべく、 出かけついでにドラッグストアへ向かった。 シューズアイテムを各種常備しているのだけれど、 靴専用のカイロはこの時期に追加するお決まり…
今日もまた、飽きもせずに日が落ちる前の昼と夜のあわいの景色を楽しみながら、 冬の空の凛とした空気を全身で感じる。 すぐに脳内劇場の幕が開く私にとってそれは、 自分の気持ちを、すーっと、あるべき場所へ誘ってくれるようなものでもある。 時々、お茶…
ヒートテックを筆頭に防寒インナーが充実しだした昨今、 その類のインナーを着ると肌が痒くなるという声を時々耳にするようになった気がします。 私は子どもの肌が弱いため、 化粧品だけでなく肌に合わない繊維があることを実体験として知っているので この…
お洋服にも天使の輪ができるのをご存知でしょうか。 ワタクシ、お洋服の生地を見て触り、 適したお手入れ方法を探ることが趣味のひとつでございます。 きっと豪快な母のおかげなのでしょうけれど、 お気に入りのお洋服を母に洗わせたらダメになる、 クリーニ…
サンタクロースと聞いてイメージする姿形は人それぞれなのだろうか。 ここで言うサンタクロースは、真っ赤な衣装を身にまとった一般的なサンタクロースのこと。 少し前のことだ。 縁あって、我が家に親指の長さほどの背丈のサンタクロースがやってきた。 正…
友人からの電話に出ると挨拶もそこそこ、「まつ毛ダニって知ってる?」と尋ねられた。 「顔ダニなら知ってるけれど、それとは別?」 「別」 そう言って話を続けた友人は、ここ数か月間ほど、目の痒みが治まらなかったのだそう。 そして、長引く痒みに耐え切…
年末が近づくと友人たちから、今どこに居るの?と連絡が入る。 声を揃えるようにして年賀状の宛名の確認だという。 「今年も送ってくれるのね、ありがとう。」という気持ちと、 「あぁ、私はまだ何も手を付けていない」という焦りと、 引っ越しをしても住所…
時々お世話になる経絡アロマのセラピストの方と雑談を交わしていたときのこと。 “体内臓器の時間割り”の認知度がもう少し上がってもいいような気がしていると仰った。 私も東洋医学の知識を持った経絡アロマや鍼灸医の方々と話をする機会がなければ、 知らず…
あっという間に12月。 「今年こそは早々に」と思っていた年賀状だけれども、まだ手を付ける気配がない。 このままでは、今年も例年通り、駆け込むようにしてポストに投函することになりそうだ。 そして、デスク端に置いてある、年内に済ませなくてはいけな…
食後の飲み物を尋ねられて久しぶりにミントティーをいただいてみることにした。 ティーポットの中で揺れる柔らかいグリーン色をしたミントの葉を眺めていたら、 実家の父が、庭で栽培していたミントを摘んで淹れてくれていたペパーミントティーを思い出した…
パン屋さんのレジで私の前に並んでいたご年配の女性がお会計を済ませ、 その場を立ち去る前に「お先でした。さようなら。」とおっしゃった。 私も会釈と共に「さようなら」と返したけれど、 最近「さようなら」という言葉を使う機会が少ないからだろうか、 …
玄関ドアを開けた。 ギリギリセーフかしら。 そう思ったものだから、肌寒さを感じたような気がしたのだけれど、 セーフだ!と自分で自分の背中を押して家を出た。 “大丈夫!”ではなく“セーフか否か”というレベルで判断しようとしている時点でアウトじゃない…
飲み物が運ばれてくるのを待っていると、 「「カンパーイ」」とあちらこちらのテーブルから聞こえてきた。 どのテーブルからも、肩の力がふっと抜けたような穏やかな空気が感じられ、 その空気は、こちらまで伝染してくるようだった。 世界各国に乾杯は存在…
学生の集団とすれ違った。 輪の中から漏れ聞こえてきた「冬休み」という言葉に釣られて、 今の私にとっての素敵な冬時間を妄想した。 少々壮大が過ぎた妄想世界から私を現実世界に引き戻したのは、 歩行者信号機から流れる青のメロディー。 大切な、大好きな…
突然ですが、皆さんはタイツを穿きますか? 防寒しつつ、冬のおしゃれを陰でさせてくれているアイテムのひとつではないでしょうか。 男性からみれば、どちらも似たような色じゃないか、 あまり変わらないじゃないか、と言われてしまうかもしれないけれど、 …
幸せのレシピ集では毎月、 その月にお誕生日を迎えるレディの皆さんをお祝いする気持ちを込めまして 誕生石や誕生色に因んだ様々なお話しをさせていただきました。 3回目のお祝いとなる今月からは、縛りを解いて、フリースタイルでお祝いを、と思っておりま…
真夜中にガバッと跳ね起きた。 久しぶりに、それはそれは恐ろしい夢を見たのだけれど、 夢の中で、「これは、夢だ!」そう気が付いたと同時に目が覚めたのだ。 そのまま眠ったのでは夢の続きを見てしまえる気がしたものだから、 ベッドから抜け出してキッチ…
あ、もう夕方。 射し込む陽射しの色に誘われるようにして時計を見た。 時計の針は午後3時を回ったばかりで、夕方と呼ぶにはまだ早い時間だった。 「どう見たって夕方の陽射しだと思ったのに。」 季節に、してやられたような……、そのような気分を紛らわすか…
ある方と「感情」に関するお話をしていたとき、 日本で生まれた「指つかみ/指にぎり」と呼ばれる ストレスや感情をケアする方法があることを知りました。 正式には「仁神術(じんしんじゅつ)」といい、大正時代に日本で生まれた手技療法の一つで、 東日本大…
温かいミルクティーとバインダーを手にベランダへ出た。 全身の毛穴をキュッと引き締める冷たい空気が妙に心地良い。 口の中に流し込んだミルクティーは、熱をじんわりと放ちながら体の芯を降りていった。 夏は、薄着にも限度があるため、塩を振りかけられた…
焼き鳥の“つくね”が好きだ。 初めてのお店で頼んだつくねに卵黄が添えてあったなら、 涼しい顔して、心の中に居るミニチュア柊希が両の腕を上げて飛び跳ねていたりする。 卵黄添えの“つくね”の登場が、人生の先輩方のありがたいお話の最中だったなら、 その…
待ち合わせまでの時間潰しに書店へ足を踏み入れた。 予想以上の暖房の効きに、 本格的な冬がすぐそこまで来ていることを、 半ば強引に実感させられたような気がした。 何となく、カラフルな何かを眺めたくてレシピ本の棚へと向かった。 手に取ったのは果実酒…
出かけた先で目に留まった紅茶のパッケージは、異国の地でよく手にとっていたものだった。 今の自分が好んで口にしているものとは少し異なる味だと知りつつも、 懐かしい気持ちに背中を押されるようにして、そのパッケージを手にレジへ並んだ。 そして、帰宅…
そろそろ「大・掃・除」の3文字も脳内をチラつき始める頃でしょうか。 今回は、家の至る所にある金属部分のお手入れのお話を少し、と思っております。 「金属部分」は日常生活を送る中で少しずつ蓄積された汚れや経年劣化により、 くすみ、錆付き、水あか、…
2か月ほど前だっただろうか。 友人から、会話の相手が間違った言葉を使っていると気づいたとき、どんな風に指摘するの? 指摘したら、その場の空気が悪くならない?と尋ねられた。 正しい言葉というものは確かにあるのだけれど、“言葉は生きもの”で、 間違…