幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

生活

マーガレットからの衣替えのお知らせを受け取る季節。

マーガレットがびっしりと植えられているプランターが街路に並べられていた。 様々な色合いのマーガレットがあるけれど、私の中でマーガレットと聞いて想像するのは、純白の花びらが中央の黄色い芯を囲んでいるタイプのものである。 その白と黄色のコントラ…

消毒を必要とする機会そのものを減らす視点。

ここ最近、自宅に来た配達員の方から、手袋をして荷物を受け取る方が少しずつ増えているという話を幾度か耳にした。 荷物の受け取りにしても、タッチパネル上に指先で受け取りサインを書くタイプの受け取り方は、旧式の押印スタイルに戻されているし、各々が…

先生は子どもたち!?

外出先で利用するお化粧室は不思議な空間だな、と思う。 外から入ってきた見ず知らずの者同士が、淡々と目的を果たして出ていくのだけれど、無防備で居られる場所でもあるのか利用する者の素が垣間見えることがある。 先日、外出先でお化粧室を利用したのだ…

器の中に見て感じる春も、なかなか風流です。

イキイキと咲いている向日葵の前を通り過ぎた先で揺れていたのは、淡いピンク色をしたコスモスだった。 この時季にコスモスなど咲くはずがないという先入観が、そのピンク色を私に二度見させたように思う。 暖冬の影響によって冬を越してしまったのか、咲く…

ワット数違いもドンとこい。

気になっていたレシピを試してみることにした。 私の場合はズボラ癖が出てしまうのか、ざっくりとレシピを把握した後は、食材や調味料、それらの分量を自分好みにアレンジしまうことが多いように思う。 そして、そのようなとき。 いつだったか、タモリさんが…

停電と冷蔵庫と保冷剤と。

冷蔵庫の中身が少なくなったタイミングを見計らって庫内を拭きあげた。 仕上げに使用するのは、食品にかかっても害がない類の除菌スプレーだ。 この日私が使用したものは、パストリーゼ77という商品名で販売されているもので、酒造会社によって作られたアル…

剥き方に個性あり。

食べ時を逃してしまったポンカンが4つ、ダイニングテーブルの上で瑞々しさを失いかけていた。 どうしたものかと眺めた末、使い切りのポンカンジャムを作ることにした。 作ると言っても、4つしかないポンカンで作るのだから作業時間は10分弱ほどである。 …

菜の花も春を待つ。

サラダに春を添えたくて、冷蔵庫から菜の花を取り出した。 ここで言うところの菜の花は菜種油をとるアブラナのことである。 いつだったか、野菜ソムリエの方に「菜の花」という呼び方は、アブラナ科の植物の総称なので、細かく言えばキャベツやブロッコリー…

【2】この機会に、消毒に使えるものを確認してみませんか|無水エタノール編

毎日、新型コロナウイルスのニュースが至る所で飛び交っている。 情報収集も大切だけれど、過度に不安を煽られて、出来ることに対してまで気もそぞろになってしまうのは本末転倒。 だから、このような時にこそ、出来ることを丁寧にと思う。 そのような中、使…

ほうれん草がレモンに出会ったら。

子どもの頃の記憶というものは不思議なもので、何気ない出来事であるにも関わらず鮮明に記憶している。 自分でも、どうしてこの記憶が残っているのだろうかと思うことが度々あるけれど、その答えに辿り着くことができたのは数えるほどしかない。 いや、その…

【1】この機会に、消毒に使えるものを確認してみませんか|台所用漂白剤編

ドラッグストアの前を通ると、マスクや除菌スプレーなどの入荷未定を知らせる貼り紙があった。 新型コロナウイルスの影響である。 我が家は、普段使っているものを使い切ったときには非常時用に手を付けるつもりでいたため、特別に何かを買い足すことはして…

浴室内での縄張り争いは、熱湯を味方に。

浴室内にカビを発見した。 昨日までは無かったはずの場所にポツ、ポツ、ポツリだ。 これは、人とカビ菌との縄張り争いにも似た闘いである。 そのような内容のナレーションを脳内に流しながら、信頼を寄せているカビ取りジェルを、その一帯に塗り広げ半日放置…

薬は心強いアイテムではあるけれど、魔法アイテムではない。

年に1度、多くて2度ほどだろうか、薬箱の中を整理する。 作業そのものは簡単なもので時間もかからないのだけれど、頻繁に覗き込む薬箱ではないことが原因なのか、何となく面倒だと感じる作業である。 この日は、滅多に開ける機会がない絆創膏や包帯、湿布…

寒い朝の悪魔の囁きには拍手を。

寒い……寒い……と呟きながらベッドの中で足をバタつかせてみた。 可能な限り自前の体温を上げて心地良く眠りにつこう、という至極アナログな算段である。 しかし、自分の体温が思うように上がらず、この夜はカシミヤの大判ストールを掛け布団の上にふわりと重…

裏路地で、冬の向日葵と濡れタオル。

隠れ家へ向かうような気分にさせられる裏路地を通って目的地へ向かっていると、冬の景色には不釣り合いな向日葵が咲いていた。 きっと、向日葵に似た花だろうと思いながら近づいてみたのだけれど、どこからどう見てもそれは向日葵だった。 夏に咲いていた向…

三つ指はカジュアルバージョンでございます。

日常が随分と戻ってきたように思うけれど、それでも時折、新年のご挨拶を交わし合うご婦人方を見かける度に、新しい1年は始まったばかりだと初心にかえるこの頃である。 と同時に、ご婦人たちの話の中身までは存じ上げないけれど、お辞儀をする様子を遠目に…

寒九の水で健やかな冬の日を。

昨日、寒の入り(かんのいり)の話題に触れたのですが、今回は、この時季ならではの「寒九の水」のお話を少し、と思っております。 温かいお飲み物片手に、ひと息のおともにお付き合いいただけましたら幸いです。 今年(2020年)、1月6日から始まった寒の…

固まるハチミツと固まらないハチミツの違いをのぞく。

手に取ったハニーボトル内に結晶ができていた。 常備している全てのハチミツに目を通すと、他にも結晶ができているボトルがああったため、昨晩は普段よりも冷え込んだのだろうと思った。 私は白砂糖やグラニュー糖を一切使っておらず、数年前からは、それま…

今更ながら……デニールって何ぞや!?

ワタクシ、何となく知ったつもりでいる事柄が多々あるのですが、今回のお話コードである「デニール」もその中のひとつでした。 先日、この「デニール」について少しだけ深く知る機会がありましたのでシェアさせていただこうかと思っております。 そう言えば…

文明の利器と洗い屋とスティックのりと。

ズボラなりに少しずつ年末の大掃除を始めた。 月末にまとめて一気に仕上げるスタイルを止めてから、既に何年も経っているのだけれど、未だに、師走に突入すると目に見えぬプレッシャーに急かされるように思う。 現実は、私のことを誰も急かしていないという…

道具はストレスフリーで使いましょ。

キッチンバサミの切れ味が鈍くなったように感じたのだけれど、過去に切れ味が良すぎるキッチンバサミで大失態をおかしてしまった記憶がチラつき、切れ味が良すぎるよりは、可もなく不可もなくという状態を選び使っていた。 すると今度は、作業用バサミの切れ…

お天気を道標に進める秋冬支度。

ダイニングテーブルにPCと相棒である道具の諸々を豪快に広げ、作業を始めた。 時がどれくらい経ったのか見当すらつかなかったけれど、空腹感から、ふっと集中力が切れたところで顔を上げて窓の外へ視線を向けた。 清しい秋晴れのその日、空は優しいブルー…

断水後のエアーハンマーにご注意あれ。

その日は、いざという時のために準備している水や簡易トイレなどの賞味期限や消費期限等を確認した。 持ち出すものは、まだ自分に合ったスタイルが見つかっておらず、間に合わせ的なものしか準備していないのだけれど、自宅内に置いている備蓄品は随分と安定…

便利と、支配すること、されること。

気温が下がってきているからだろう。 煮込み料理を作る機会が増えてきたように思う。 キッチン内にパソコンと本を持ち込んで、好きな飲み物と音楽を用意する。 そして、お鍋の中でグツグツと音を立てながら小刻みに揺れている食材の様子を時折、耳で確認しな…

極早生みかんの酸っぱさと体の正直さ。

少し前に極早生みかん(ごくわせみかん)をいただいた。 気候の影響なのか品種の違いなのか、降臨したみかんシーズンのトップバッターのルックスは、フレッシュな緑色を残した檸檬色をしていた。 皮を剥いたときにパチンと弾けるように広がるあの瑞々しい香り…

ベンチある場所に日常の欠片あり。

商用施設内に設置してあるベンチ。 ここでは、様々な方々の、ちょっとした日常を垣間見る機会が多い。 メインから少し距離をとった場所に設置してあるからなのか、休憩場所という雰囲気がそうさせるのかは分からないけれど、素の姿ややり取りが出やすい場所…

季節の変わり目にはマットレスのお掃除を。

1時間ほどの時間ができた。 大の字で寝転がるか気になっていたことを一つ片づけるか迷い、その日口にした少々カロリー多めのランチメニューを消費すべく後者を取ることにした。 気になっていたことの中から選んだのは、マットレスのお掃除である。 普段から…

油は油で落として、それでもダメならコレで!

魚料理をとキッチンでお魚に下処理を施していたのだけれど、この時に手に付着する魚の脂によっては、においが取れにくくて困ることがある。 この日の魚は、ぷりっと程よい弾力と引き締まった身をしており脂の乗りも申し分なし。 しかし、指先に付着した脂は…

全力で生きるものの眼。

またである。 我が家のベランダには、野鳥のお客様が度々遊びにやってくる。 引っ越す先々で、新しい出会いがあり、それはそれで楽しいのだけれど厄介なのは番いの鳩である。 彼らは、一旦、目を付けた場所は何としてでも手に入れようとするガッツを持ち合わ…

シナモンにも第二のお役目がある!?

昨年の今頃は、自分の命を守るための水分補給をといった内容の文言を幾度となく見聞きしたけれど、今年の夏は昨年のそれとは少し違うようである。 例年通りとはいかない夏を前に、訪れる季節にも気分や表情、性格のようなものがあるのだろうかと季節を擬人化…