幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

読書気分で要点だけをつまみ食い

黄金の光を放つススキと坊主頭。

海外に居る友人、知人へ送るグリーティングカードをテーブルの上に広げた。 送ろうと思ったときに探していたのでは、思うようなものに出会えないことが多いため、 グリーティングカードは見つけたときに購入するようにしている。 その、カードコレクションを…

店主の貼り紙の真意や如何に!?

ひとりで道を歩いていたら、ある飲食店の貼り紙が目に飛び込んできたのです。 思わず「ふふっ」と噴き出してしまったのですが、そのタイミングですれ違った女性の顔には、「この人、怪しい!?」と書いてありました。 そのことに運悪く気付き、恥ずかしさで…

ミニマリズムの在り方も様々である。

ここ数日、断捨離に関して書かれたものに触れる機会が多かった。 そこで目にしたのは、良寛(りょうかん)の名。 良寛(りょうかん)とは、お坊さんであり、書家であり、歌人でもあった人物なのだけれど、 教えを説いたわけではなく、何か特別なことをしたわけ…

時短のセンス。

友人の子どもが私に『ヘンゼルとグレーテル』の絵本を持ってきた。 読んで欲しいということではなく、その中に描かれていたお菓子の家を見せたかったようだった。 ここはクッキーで、ここはチョコレートでと嬉しそうに話すようすを眺めながら、 この話、農作…

身に付ければ身に着けるほど美しさが増す、色が育つ石。

時々、仕事を通して天然石を扱うことがあるのだけれど、国によって特別な思いを抱く石があるように思う。 元を辿れば、古から、その場所で採掘されており親しみやすい石であったことや、 様々な偶然が重って国境を越えてやってきた珍しさ、 石を通して何かし…

宵を待ち侘びて。

月見草と蝶々をあしらった、とても素敵な浴衣を見つけた。 横に並べられていた浴衣と比べると、一見、地味にも見えるのだけれども、 身に纏えば、その潔さと言いうべきか、引き算によって演出される粋な華やかさが目を惹く1枚のように思えた。 「素敵でしょ…

ご縁と赤い糸。

随分と夜明け時刻が早くなったと感じるこの頃。 暦の上では夏至を過ぎ、本来ならば夜明け時刻が遅くなっているはずなのだけれども、 私の体感センサーは、あっという間に過ぎ去る夜にフォーカスしてしまうようだ。 毎度、平安の時代に意識が飛んでしまうけれ…

虹が、水を飲みに空から降りてくる。

ジリジリと照り付ける太陽が、夏の厚手な雲に覆われた。 それでも、ジリジリと肌を射す感じは弱まる気配がなく、お手柔らかに頼みますよという思いを込めた眼差しを空に放った。 いつの間にか耳に馴染んでいる蝉の鳴き声も、太陽に加勢しているように思えて…

『麒麟』数珠繋ぎ。

収納庫の中に、置き場所が決まっていないものを入れておく仮保存ボックスがある。 先日の、夏越の大祓ついでに久しぶりに、その箱の中を覘いてみた。 プチプチに包まれた小さなそれを手にとり、中身を確認した。 それは繊細な木彫りで作られた一対の麒麟の置…

梅雨の蝶。

開け放っていた窓から心地良い風が部屋の中へ入ってきた。 キーボードを叩く指先を止め、キッチンへと向かう。 久しぶりに入手できた、オーガニックレモンのスライスで作っておいたレモンウォーターを、 大きめのグラスに並々と注ぎ、皮付きのレモンスライス…

夢の解釈と恋心。

夢には、脳内の情報を整理している夢や潜在意識を表す夢など、いくつかの種類があるという見方があるけれど、 その日の私の夢は、あまりにも淡くて、はっきりとは覚えていられなかったけれど、 心に、ほんのりと甘くて懐かしい感覚が残っていた。 我が海馬よ…

ザクロの花と与えられた王冠と。

年に片手で数えられるほどしか通る機会がない道を歩いていると、 視界の端で、赤い何かが大きく揺れた気がした。 立ち止まって視界の端の方へ顔を向けると、赤というよりは、南国で目にするような、 鮮やかなオレンジ色に近い赤をした大ぶりの花が目に入った…

読書気分で要点だけをつまみ食い|ダイエット、人の振り見て我が振り直せ。

暑い日が増えてきたからだろう、友人とダイエットの話をした。 ただ単に体重を落とすだけでは、美しさや健やかさまでもがそぎ落とされていく大人のダイエット。 大人の階段を上れば上るほど、難易度が上がる悩ましいもののひとつである。 そして、この“ダイ…

言葉と雨と仇討と。|梅雨には性別がある!?今年の梅雨はどちらかしら。

数日前のこと。 少し肌寒いかもしれないからと選んで着た洋服が、一歩外に出てみると既に「暑いっ」と感じた。 その翌日、もうすっかり日も暮れたというのに家の中が蒸し暑く、家中の窓を豪快に開け放った。 また一歩、夏が近づいてきたと思うや否や「梅雨」…

キューピッドよ、弓矢の技術を磨きたまえ!?|ギリシャ神話から見るアネモネ編

電車内の座席に座っていた。 途中、ドアが開き、大勢の乗客が降りていった。 すぐに、外の新鮮な空気を車内に連れ込むようにして、新たな乗客が乗り込んできた。 そのような普段通りの光景を眺めていると、どこからともなく、花の香りが漂ってきた。 それは…

“真実”や“きっかけ”の全てが、「もっともだ」と思えるようなことであるとは限らない。

箱を開けた瞬間、甘い香りに包み込まれたような気分になった。 時々口にするドーナツの美味しいこと。 食材や成分には割と拘る方ではあるのだけれど、全てはバランスだと思っていることもあり、 ストイックになり過ぎず、目の前のものは思いっきり楽しむ主義…

読書気分で要点だけをつまみ食い|恋路の邪魔をするニンニク臭。

書棚を整理していると、1冊だけ、随分と古くなっている源氏物語が目に入った。 源氏物語は、純粋に作品として楽しむこともできるものだけれど、 物語の中には当時の人々が触れていた香りや、感じていたにおいに関する記述も多く登場するため、 香りやにおい…

この豪快さ、嫌いじゃないわ。

近所にある、リニューアルオープン間近のお店の前を通り過ぎようとしていた時だ。 作業中の一人が、「間違ってるぞ」と大きな声を上げた。 その声につられて、声が向けられた先へ視線を向けると、 掲げた看板の文字に間違いを見つけたようだった。 道具を使…

日本古来の藤の花から見る世界。

藤棚が美しい季節になった。 紫色の花房が垂れ下がる姿が美しい、日本古来の花と言われる藤(ふじ)は、 古くから人々の心を魅了し、古典や絵画などの中にも多く登場するモチーフだ。 その見た目の印象から想像するよりも強く、はっきりとした甘い香りは、 今…

すき焼きから見る日本人の食への意識。

すき焼きの支度をしながら、すき焼きの卵は苦手だと思った。 いや、すき焼きの卵と言うよりは、生の状態で口にする卵白と言った方が正しい表現だろう。 卵料理も生卵も嫌いではなく、人並みに口にしているのだけれど、 生の状態で口にする卵白に対しては必要…

パンジーの花の上で繰り広げられている、パンジー家のお家事情をご存知かしら。

道端に並べられた花壇で風に揺れていたのは、フラワー界の甘辛MIXコーデを思わせるような、 深紅色をした花びらの縁を純白のフリンジが囲んでいるフリンジチューリップだった。 そして、そのチューリップの足元は、カラフルなパンジーに彩られていた。 パ…

トランプは意外とお喋りだ。

ドラッグストアのレジで福引の箱を差し出された。 予想外の展開に少しドキドキしながら箱の中に手を差し込んだ。 「よーく掻き混ぜて下さいね」と乗せ上手の店員に促され、箱の中を数回、グルグルとかき回し、 手折りの紙を引っ張り出して店員に差し出した。…

児童図書の世界を大人目線、大人思考で紐解いてみる。

私がよく立ち寄る書店の入り口近くには、 児童図書、児童文学と呼ばれる類のコーナーが設置してある。 昔ながらの作品がまとう装丁は、時代を反映したデザインに変化しながら書棚に並んでいる。 中身は昔から変わらないけれど、“イマドキ”をまとうその様子を…

暮らしの中に散りばめられているもの。

石に携わる仕事の依頼をいただいているときは、 不思議な出来事や石にまつわる話を見聞きする機会が増えるように思う。 事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、説明し難いようなことも度々起こるものだから、 石が持っている美しさや愛らしさに見惚れつ…

魅惑的なチョコレートドリンクから見る景色。

少し前にヨーロッパ土産としていただいていた、 チョコレートドリンク用の粉末チョコレートを取り出した。 日頃、自らチョコレートドリンクに手を伸ばすことは殆どないため、 わくわくしながらパッケージに記されている作り方を読んだ。 そこには、粉末を少…

読書気分で要点だけをつまみ食い|夢虫舞う季節。

春の暖かさを肌で感じながら歩いていると、目の前を蝶が横切った。 蝶は、吉兆モチーフでもあるのだけれど、 私にとって、少々思い入れのある存在でもあることから、見かけるとつい目で追ってしまう。 この時季の時候(じこう)の言葉に夢虫(ゆめむし)というも…

平安きっての色男の和歌より団子。

友人との雑談中、不意に、このようなことを尋ねられた。 柊希は和歌とかの本が鞄に入っていることが多いけれど、何を思いながら読んでるの?と。 何を思いながら……、始めての問いかけというものは思考が一瞬、行き場を失う。 あんなことや、こんなことや、と…

蜜月(みつげつ)という名のコインの表と裏。

もうすぐ満月がやってくる。 1月の満月はウルフムーン(狼月)と呼ばれることがあるけれど、 ここ最近の、冬が本気を出したかのような気候を思い返すと、 今年はアイスムーン(氷月)の呼び名の方がしっくりくるようにも思う。 確か先日、2018年が始まった…

雨雪から繋がるサラダ味。

用事を済ませ、建物の外へ出ると雨が雪へと変わりかけていた。 大きな雨粒に時折混ざる雪が妙に神秘的に思えて、 数十メートル先にある横断歩道まで、傘を差さずに歩くことにした。 本格的な「雪」になるまでには「冷え」が足りなかったのだろう、 神秘的な…

玉の輿の向こう側に何を見る。

先日、必要に迫られて、いくつかの文献をはしごしていたのだけれど、 その中で、「玉の輿」という言葉が江戸時代からあったということを知った。 私が必要としていた内容からは随分とかけ離れていたのだけれど、 私の思考は更に本筋から離れ、いつの間にか「…