歳時記
お盆を過ぎた辺りから見聞きする「晩夏」、「晩夏の候」という言葉。 読んで字のごとく夏の終わりの頃を表しているのですが、 いつからいつまで使うことが出来る言葉なのか、 大人のたしなみとして、この機会にサラリとおさらいしておきませんか。 今回、ど…
冬の済んだ空気の中、クリスマスイルミネーションが夜の街を彩っている。 放たれている灯りには、若干の、自分の心模様が反映されるようにも思うけれど、冬ならではの華やかさは、やはり今年もキレイだと思った。 この時季の日本では、光のページェントとい…
今年、満月を見られるチャンスも残り僅かとなりました。 皆さんはたくさんお月見されましたか? 日本にある「お月見」の習慣ですが、平安時代の貴族たちにとっては優雅で風流な遊びのひとつでした。 当時は、空を見上げて直接月を見ることはナンセンス。 水…
我が家も少しだけクリスマスの装いになりました。 今年は少し早めに取り掛かることができたので、 例年よりもクリスマス期間をゆったりと味わえております。 十数年以上も前に両親からの贈り物として 私の元にやってきたサンタクロースのオルゴールは、 今年…
突然ですが、皆さんは瞬間接着剤を使うことはありますか? 私、数日前に瞬間接着剤を使っておりました。 細心の注意を払って作業をしていたのです。 瞬間接着剤を洋服に付けてしまわないように、 テーブルに付けてしまわないように、 何より指に付けてしまわ…
そろそろ、中秋の名月がやってきます。 皆さんのご自宅ではお月見を楽しまれますでしょうか? 年々、日本古来から受け継がれてきた季節折々の行事が、海外にある伝統行事の華やかさに押され、隅に追いやられつつあるような気がして少々残念に感じております…
今年も残すところ今日を入れて2日となりました。 お休みに入られた方、お仕事をされている方、様々だと思います。 年の瀬も押し詰まってまいりましたが、我が家には連日、宅配便の配達員の方が度々足を運んでくださっています。 私がお世話になってるクリー…
Happy Halloween! 既にハロウィンパーティーを終えた方々も多いかと思うのですが、 今年もやってきましたね、ハロウィン。 今年の我が家は少々慌ただしくしていることもあり、 小さなハロウィンインテリアをお手入れも兼ねて引っ張り出して、 カボチャを味…
スタイリッシュな墨色をした鉢から伸びた細い茎の先には、顔を覆ってしまえるくらい大きな葉と、濃い桃色をした蓮(ハス)の花があった。 蓮(ハス)は、夏の訪れと共に咲き始める花である。 その多くは、池の中から茎を伸ばして花を咲かせることで知られている…
毎年この時季になると、七夕飾りの竹が設置されるショッピングモールがあるのだけれど、今年は竹の代わりに、感染症を防ぐため竹や短冊を設置しないことが書かれた貼り紙があった。 この短冊を利用したことは無かったけれど、竹に飾られる短冊が日に日に増え…
あ、気付けば6月16日が過ぎてしまっている。 開いた手帳に細々と書き込みながら気が付いた。 さすがに「和菓子の日」までは記されていない私の手帳を眺めながら、来年の手帳レフィルを購入したら6月16日のスペースに「和菓子の日」であることを書き込…
今年も和菓子店の店頭に「水無月(みなづき)」が並ぶ頃となった。 水無月(みなづき)とは、いつの時代から食べられるようになったのかは分かっていないようなのだけれど、栄養がある「葛」や「ういろう」と、穢れや邪気を祓うことで知られる小豆を合わせた和菓…
お天気が良かったその日、自分を丸ごと太陽光で殺菌してしまおう。 そのようなことを思い立ち、ベランダへ出た。 流れる風は、ほんの少しの冷たさを含んでいたけれど、太陽光の温かさと相まって心地良いものに感じられた。 いつだったか、知人が「人間は自然…
明日は友人、知人、複数人の誕生日である。 年に数日、複数人の誕生日が重なる日があるのだけれど、4月8日はお釈迦様が生まれた日だと言われていることもあり、忘れることなくお祝いメッセージを届けることができているように思う。 聞くところによると、…
ひな祭りのお飾りとして準備した生け花を片付けた。 暖冬の影響か、私が部屋を暖めすぎていたからなのか、今年の春告げ花たちは駆け足で咲き散っていった。 あっという間だったけれど、春色や各々の甘い香りなど十分に楽しませてもらったように思う。 うさぎ…
時間や曜日の感覚が定まらないライフスタイルで過ごしていると、祝祭日に疎くなってしまうのだけれど、今月は建国記念日や天皇誕生日の振替休日があることに、数日前に気が付いた。 私は、カレンダーを見て、今日は建国記念日かと思うだけのことがほとんどだ…
先日の節分の日。 こんな声では鬼も福も無いのではないだろうかと思うような小声で、「鬼は外、福は内」と呟きながら豆を撒いた。 自分の中の鬼退治と福の呼び込みの意味での、自分目掛けて「鬼は外、福は内」も忘れずに。 そのような話を知人にしたところ、…
本日は節分、季節の分かれ目となる日である。 節分とは本来、立春、立夏、立秋、立冬の前日のことを指しており、年に4回あるものだ。 これが、一年は立春から始まるという考えのもと、室町時代辺りから立春の前日を節分と呼ぶようになったといわれている。 …
寒の入りをした日、今年は丑紅(うしべに)でも新調しようかと思っていたのだけれど、気が付けば、そう思ったことがすっぽりと頭から抜け落ちたまま、寒の明けまであと数日というところまで来てしまっていた。 以前、この時季は、口紅を新調するのにも良い時季…
昨日、寒の入り(かんのいり)の話題に触れたのですが、今回は、この時季ならではの「寒九の水」のお話を少し、と思っております。 温かいお飲み物片手に、ひと息のおともにお付き合いいただけましたら幸いです。 今年(2020年)、1月6日から始まった寒の…
時折、口にする和菓子の美味しいこと。 その中でも桜餅やお月見団子など、季節の行事と結びついているものとなると、美味しさが数割ほど増すように感じられるものだから、気が付けば、ひと口を普段よりもじっくりと味わっているように思う。 冬の寒さが深ま…
普段よりも随分と早起きをしたその日、遠くの東の空が濃いオレンジ色に色づき始めていた。 目の前の空に浮かぶ雲には、昇ってくる太陽のオレンジ色が反射して辺りを照らしており、淡いピンク色とオレンジ色を混ぜ合わせたような美しい朝焼けが広がっていた。…
もうすぐ冬至がやってくる。 冬至は、太陽の位置が北半球において一年で一番低くなる日。 このため日照時間も一番短くなる日なのだけれど、このような条件を満たしていなければいけないこともあり、日付が変わる点が少しばかり厄介である。 今年(2019年)…
残暑に気を取られているうちに空気はすっかり秋の匂いだ。 初夏に香るフレッシュな草木の匂いも良いけれど、秋に鼻先を擽る、少し乾いた草木の匂いも風情があっていい。 そのようなことを思いながらガーデンチェアで乾いた喉を潤わせていると、ふわりと甘い…
今年も重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)がやってくる。 1月1日の元日や、3月3日のひな祭り、5月5日の子どもの日、7月7日の七夕ほどの知名度や分かり易い華やかさのようなものはないのかもしれないけれど、 五節句の中で一番、大人ならではの楽しみ…
考えごとをしながら歩いていたからか、駅構内でうっかり受け取ってしまった団扇の収め場所に困ってしまった。 手にしていたバッグにそれが入る余地などなく、どうしたものだろうかと持ち手部分を無駄にクルリクルリと回しながら歩いた。 団扇の片面にはどこ…
そろそろ七夕の準備をと思い立ち、笹の予約をフラワーショップに入れた。 長すぎたり、大きすぎたりすると地味に扱いにくく、後片付けも少々面倒。 あれやこれやと楽しみたいけれど、そのようなことも脳裏を過ってしまうものだから、事前に希望を伝え、ベス…
日本には、災厄除けとされてきた小豆の赤色を取り入れるため、月初めの1日と15日にお赤飯を食す風習がある。 これは月の満ち欠けに合わせて決められていたと言い、15日は満ちた状態を表している満月を祝う意味もあったという。 日本で受け継がれている…
今年もいつの間にか、夏越の大祓(なごしのおおはらえ)の日であり、ハーフタイムデーでもある6月30日がやってきた。 1年をふたつに分ける古からの考え方でこの日を見ると、12月の末日(大晦日)と同じ、前半の末日(大晦日)である。 年末の大晦日が新年…
早咲きの品種は既に開花している桜だけれど、先日七十二候(しちじゅうにこう)である「春分」の期間が終わり、次候である「桜始開 (さくらはじめてひらく)」に入った。 七十二候(しちじゅうにこう)は、春夏秋冬を24の季節に区切り、その24に区切った…