幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ベリー色の思い出。

凍らせておいたブドウとブルーベリーを冷凍庫から取り出し、調理の合間に摘まんだ。 カチカチに凍っているそれも、摘まみ上げて口の中に放り込むと、いい塩梅に溶け、シャリシャリとした夏らしい食感と、フルーツの美味しさが凝縮された果汁がジュワッと口の…

揚げパンの記憶が行方不明。

年に1、2回ほど足を運んでいたコッペパンの専門店が、いつの間にか閉店していた。 最後に購入したのは昨年末だったように思う。 食べきれないと思わせるほど大きなコッペパンだったけれど、そのふかふかの柔らかさと軽やかな食感が後を引き、あっという間…

水やりは保冷剤を相棒に。

増えすぎた保冷剤の全てを、律義に冷凍庫にしまい込んでいたことがある。 その結果、必要以上に冷えすぎた冷凍庫内が霜で塞がれ、使うことができないという事態に発展したことがあった。 電源を切ったり、熱湯を流し込んだりして窮地を脱したけれど、もう二…

残すべきもの、進化させるべきもの、風習も様々である。

今年はお招きいただいていた結婚披露宴が、幾度かの予定変更の末、無期限延期となった。 直接お祝いしたい気持ちいっぱいで、とても楽しみにしていた場だったのだけれど、この状況では致し方ない。 一堂に会する場を設けることができれば良いのだけれど、そ…

エコバッグのお手入れ。

お気に入りのエコバッグを洗濯し、除菌した。 キッカケは、先日耳にした話である。 話の中身は、現在、サイズやデザイン性に富んだエコバッグが多数登場しているけれど、抗菌コートしてあるものや、除菌のお手入れができるものという条件を挙げる方も増えて…

蝉の声とおはらい箱。

どこで鳴いているのだろう。 開け放った窓の外から蝉の大合唱が耳に届く。 一匹、二匹が同時に鳴いたところで、ここまで複雑な音色には仕上がらないことを思うと、びっくりするような数の蝉がいて、あちらこちらで鳴いているのだろう。 つい、その数をイメー…

ハジマリとゴール。

高架下にできた空間を利用した小さな公園の前を通ると、マスク姿のご年配の方がベンチに腰掛け囲碁のようなものを楽しんでいた。 それぞれの手には団扇が握られ、ベンチの端には給水用のペットボトルと水筒が置いてあった。 熱中症ケアは大丈夫なのだろうか…

いつも通りを飛び越えて、お家カフェを満喫する。

茶葉の買い置きを切らすことは無いと思っていたのだけれど、今年は外出範囲や回数を抑えているからか、気付けば紅茶、ルイボス、ハーブティーの茶葉がキッチンから姿を消していた。 全てを使い切ったという妙な達成感の中、この日はレモンジャムを使ったレモ…

神出鬼没な七色の光。

友人からカラフルなわらび餅の画像が届いた。 自宅にあったかき氷シロップに付けて着色したというそれは、ブルーハワイのシロップに漬けたものはキレイなブルーに、レモンシロップに漬けたものは目が覚めるようなイエローに染まっていた。 ガラスの器に盛ら…

ツユクサも進化中。

私が住んでいるマンションには、私が知る得る限りでは数組の外国人の方がいらっしゃる。 エレベーターや駐車場などで顔を合わせる程度の間柄なのだけれど、それぞれのお国の風習がちらりと垣間見えることもあり、面白い。 そうかと思えば、日本人よりも日本…

エッグスラットをカスタマイズ。

夏土用入してから1週間程が経過した。 土用とは、立春、立夏、立秋、立冬前の約18日間のことを指している。 土用と聞くと夏のそれが思い浮かぶけれど、年に4回あり、今は「夏土用」と言われる期間である。 ようやく梅雨明けを感じられるようになり、これ…

ホチキスタイマーを発動させるナツ。

ローズゼラニウムとユーカリの精油が残りわずかとなった。 どちらも虫除けスプレーに使用している精油なのだけれど、ひと夏持ちそうにない程度の残量である。 虫除けスプレーのレシピは過去記事内で詳しく触れているのだけれど、水道水50mlに無水エタノー…

和製バスローブは夏の風物詩。

某日、呉服屋の前を通るとショウウィンドウに新作の浴衣と浴衣用の反物が飾られていた。 あの反物で浴衣を仕立てたら素敵だろうなと楽しい想像がムクムクと立ち上がってきたけれど、自宅に戻れば私のとっておきたちが待っていることを思い出し、この日は素通…

私のお散歩、彼らのお散歩、お散歩もイロイロである。

この日の外出目的は散歩である。 気付けば家に缶詰状態の日が続いていたため、人間らしい生活を取り戻そうと外の空気を吸いに家を出た。 人の往来も車の往来も、すっかり元通りといった自宅付近の風景を眺めながら、一番近くにある公園を目指した。 手っ取り…

刺繍の奥にある景色。

長年愛用している革製のコースターがある。 母の友人に革細工を趣味にしている方がいるのだけれど、その方が、ようやく人様に贈れるくらいの腕になったからと言ってプレゼントしてくれたものだ。 そのコースターを母と半分ずつにしてから随分と年月が経った…

お弁当はどこまで進化するのだろうか。

偶然目にした外国の記事で、日本のあれやこれやが称賛されていた。 話題の入り口は、日本人のマスク着用の習慣だった。 確かに、日本ではマスクの着用に関して抵抗を感じる人は外国の方々と比べると少なく、問題となることがあるとすれば、蒸れて息苦しい、…

コロポックルの居場所。

時間を見つけては持ち物を見直しているのだけれど、時折、この作業はいつまで続くのだろうかと思う。 半年前には必要だと思っていたものが半年後には役目を終えていることもあり、持ち物を通して自分の変化を感じたりもしている。 年々身軽になっており、物…

穴の中のヒキガエル。

栞代わりに使っているポストカードに描かれているのは、とてもキュートなカエルだ。 一丁前に、頭にはゴールドの王冠を、右手(右前足)には美味しそうなパイが乗った皿を乗せてポーズを決めている。 表情を作る個々のパーツのみを見ていけば不愛想にも思える…

ミントテロとミントとの素敵な関係。

時折、手を伸ばしたくなる北見のハッカ飴。 ミントの葉を模した見た目の可愛さも惹かれる理由のひとつだけれど、ひと粒の満足度が高いような気がして、私の中でミントキャンディーと言えば北見のそれ、という印象がある。 近所で購入できるという安心感から…

ひと目惚れと切腹最中を思い出した朝。

いつだったか。 数年前に訪れた旅先で目にした南部鉄器製の急須を、時折思い出すことがある。 フォルムも発色もとても素敵でひと目惚れに近い衝撃を受けた。 すぐに購入すれば良かったのだけれど、今や南部鉄器製の急須は様々なところで購入することができる…

そのホットケーキミックスは大丈夫!?

掃除したばかりの網戸から入ってくる風の心地良いこと。 それほど汚れているようには感じていなかったのだけれど、いつもの風とは違うと感じるのだから、それなりに汚れていたのだろうと思う。 更には、網戸越しの景色も心なしかクリアに見えるものだから、…

程よく美味しいとこどりの日々を。

「最近は、何でもネットでって言われて困るわね」 そう話していたのは、郵便局の順番待ちで私の前にいらしたご年配女性である。 郵便局の新商品なのか、新サービスなのかは分からなかったけれど、局員の方に紹介された何かに対してのリアクションだったよう…

夏の訪れを知らせる蓮と心豊かな暮らし。

スタイリッシュな墨色をした鉢から伸びた細い茎の先には、顔を覆ってしまえるくらい大きな葉と、濃い桃色をした蓮(ハス)の花があった。 蓮(ハス)は、夏の訪れと共に咲き始める花である。 その多くは、池の中から茎を伸ばして花を咲かせることで知られている…

やかんや水筒で食中毒が起こるワケ。

先日、レジ前で現金を取り出した。 慣れていたはずの動作に妙な違和感を覚え、いつの間にか、お財布からお金を取り出す機会が減っていることを自覚した。 久しぶりに受け取った小銭をお財布に戻しいれたとき、ピッカピカに光る10円玉が目に留まった。 新し…

夏の知らせが届いた日。

梅雨真っ只中だと思っていたその日、雨が止んでいる僅かな時を狙ってのことか、我が家にも今年の蝉、第一号がやってきた。 目覚めの悪い体をグイッと起こしてベッドの上でぼーっとしていると、すぐ近くで鳴く蝉の声がダイレクトに脳に届いた。 わっ、ついに…

紫陽花のトンボ玉と昼下がり。

友人が贈ってくれたお香が最後の1本になった。 気分や場所を選ばない素敵な香りが気に入っていたので、最後の1本をここで使ってしまうか否か迷ったけれど、大事にしすぎて本来の香りを楽しめなくなってしまったのでは本末転倒。 そう思って、最後の1本に…

4つの力を手に宝探しのゲームにトライする夏。

そろそろ青の景色も見納めだ。 そう感じながら眺めたそこには、色褪せた青い紫陽花があった。 どの季節に何色の花が咲いたって構わないのだけれど、初夏辺りから梅雨が明ける頃までの間は青い色をした花が多く咲くように思う。 そして、青の季節の終わりを告…

欲望に忠実になった夜と魔法のスプーン。

しっかりと夕食を食べたばかりだというのに、お腹の虫が「デザートはまだかい?」と騒ぎ始めた。 私の身体は、この時間のデザートを口にしない方が通常の数割増しで整うのだけれど……と、遅い時間を指している時計を見て思ったけれど、その日は、普段よりも歩…

回さなかったターンテーブル。

バランスボールと戯れながら、どこでも好きなお店で自由に食事をしていいと言われたら、今の私は何処へ行くだろうかと思った。 行きたいところは多々あるけれど、店内環境を選別理由に加えている自分に少し驚いた。 体勢を変えて想像を仕切り直すと、今度は…

自分の存在感の薄さと彼らの日常を案じた日。

我が家のベランダには大小様々な鳥が遊びに来る。 特段、鳥に好かれるようなベランダではないと思うのだけれど、彼らは、お喋りの場として、追いかけっこの場、かくれんぼの場、止まり木代わりの休憩場として利用していくのだ。 何処へ引越をしても同じこと…